きっと俺の傷なんざアイツには到底敵わないだろう 今はお互い復興を遂げた あの日の出来事を「人」が忘れる程に それでも確かにあの出来事は存在してるし あの日アイツは世界で一人だけあの傷の痛さを、苦しみを、威力を、深さを知った それは紛れもない事実 だからアイツは俺なんかよりも深い傷を今でも背負っているのだろう だから俺の傷はアイツから見てみれば傷にも満たないのかもしれない、勝手な俺の推測だが それでも それでも (この傷を、俺を) (慰めてほしいのです) 心の傷にどちらが深いとかないと思う 勿論広島さんもそう思っている でも向こうにも傷は存在する 戦争って難しい 2011/08/16 03:26 |