死姦+対物性愛

【2】
「素敵だね」
なんてひきつった顔で言う教師も。
「いいとおもいます」なんて平たい感想でやり過ごす生徒たちも。
『生きてる』だろうか……
いや、俺には生きてない。



 放課後、曲がり角の空き地に行くのが日課だった。
とくになにもしないが。
いつも通り今日も歩いててついた。

先客がいた。
珍しい。


土管のそばで、寝てる。
「こんにちはー」

声をかけた。
そいつは動かない。
サラリーマン風なきれいな男性。

「……あ」

そして、息がなかった。



prev next

目次リスト

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -