死姦+対物性愛

1.プロローグ
 前にある黒板には好きな絵を描けという、課題がチョークで大きく書いてある。

「あぁ、迷ってて」

「そうなんだねー」

僕はお絵描き好きだよ、と彼は満面の笑みを浮かべていた。

退屈だった。

四角を書いた。
タイトルは画用紙。

退屈だった。

先生は、なぜか発想を誉めていた。つまらない。怒鳴っても誉めてもそう評価しただろう。

消えたいな。
全部がつまらない。

好きな絵。

少しして、四角の中に人を描いた。
それから、ポタポタと赤を垂らした。

好きな絵。

前の席のやつは、綺麗な風景画を描いていた。



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