2019/06/23 00:05
mha 爆豪
「何度言わせりゃ気ぃ済むんだテメェ!」
「うっ!だって...!」
「だってもクソもねぇんだよクソが!」
「こわいぃぃ」
「んなこと言ってる暇ありゃ手ぇ動かせ!ここがこうでこうなりゃ良いだけだろうが!」
「おぉ!すごいわかりやすい!」
−−−−−−−−−−−−−−
爆豪が教えるの上手いけどすぐキレそう
2019/06/23 00:01
mha 轟
「そうじゃねぇ」
「えっ、さっきは、」
「応用だからそれじゃ解けねぇ」
「お、おうよう...?」
「?先生言ってただろ」
「天然がゆえに余計に刺さる...!」
−−−−−−−−−−−−−−
轟は教えるの下手そう
2019/06/22 13:22
mha 緑谷
「うー、わかんないー...」
「大丈夫だよ、さっきは出来てたんだから」
「出久くん、」
「ゆっくりやってみようよ」
「怒らないの?」
「え、どうして?」
「爆豪くんはすぐ怒って髪の毛少し焼かれたから」
「あー...かっちゃんっぽいね」
「びっくりした」
「教えてもらいに行けるのも凄いんじゃないかな」
「人選ミスったのか...!」
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緑谷くんは教えるのうまそう。
2019/01/17 00:24
(mha ファットガム)
「え!なんでそっちなんですか!」
「なんでってそりゃ使い果たしたからに決まっとるやん」
「気持ち作ってきてないのに急にそうなられても...!」
「なんやなんや、惚れてもうたか?」
「いや!そうじゃな、くもないんですけど...!」
「何その反応、めっちゃ可愛いやん」
2018/07/25 01:55
(mha 相澤先生)
「相澤せーんせ!」
ずしり、と重くなった背中と覆われた視界にいつものごとくため息が出た。
「こんな時間まで何やってる」
「やだ。その言葉、そのままそっくりお返ししますよ」
「俺は仕事だ」
「それも一緒。でももう疲れちゃったから帰ろうかなー、なんて」
覆われた視界の中で、やたらと耳につく笑い声。それでも手を離さないのは気遣ってなのだろう。
「あんまり目、酷使しちゃダメですよ?」
「そうだな」
「気にない返事!」
そう言ってまたけらけらと笑う声が耳に届いた。と、同時に重だるさ感じていた頭痛が引いていく。全く個性の無駄遣いだな。
「すっきりしました?」
「...まぁな」
ふふ、と今度は開けた視界に入り込むように覗き込んでくると含んだ笑いを浮かべる。
「さ、もう今日は帰りましょ。ドライアイだけじゃなくって隈までできちゃう」
横から伸びた手がパソコンの画面を閉じる。そしてそのままの流れで腕を引かれる。
なんだかんだで、これがいつもの流れだ。
立ち上がれば先ほどとは逆転して頭ひとつ分近く低いそれを眺めていると、あーでもないこーでもないと言っていた口元が止まり、不思議そうに見上げられた。
それが思った以上に間抜けな顔だったからか、疲れからか、思わず笑ってしまうと、ぼん!と面白いくらいに赤面している様子にさらに口角が上がったのだった。
(からかい、翻弄され)
2017/07/25 22:58
(最遊記 三蔵)
久しぶりに熱を出した。熱に浮かされた頭は常に思考を停止していて、夢と現実の境目がとてつもなく曖昧だ。
「さんぞ、」
数時間ぶりに出した声は、思っていた以上にかすれていた。喉の調子が悪いのも相まってか、軽く咳き込んでしまった。
「起きたか」
「ん...」
病人が寝ている部屋だというのに、サイドテーブルの上の灰皿にはこれでもかと吸い殻がある。強いて言えば、窓が開いてる所が彼なりに気を遣ってくれたのか、八戒がやったのか。
「まだ寝てろ」
「ん」
新聞を広げながら、眼鏡越しに寄越された視線に返事をする。彼はそれだけ言うとまた新聞に目を落とした。
(風邪のちほのぼの)
2017/04/11 01:04
(OP シャンクス)
ずきん。
とてつもなく痛む頭に、眠りから叩き起こされた。
「ったー...」
二日酔いプラス船の揺れでいつも以上に体調が悪いのは明らかだった。
「ん...?」
そしてもう一つ。ここは明らかに自分の部屋ではなかった。
はだけた服にくしゃっとよれたシーツ、自分が寝ていた場所のすぐ隣で寝息を立てている人物を見つけて声にならない叫びをあげた。
(お、おおおおお頭ぁああぁ!?)
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シャンクスじゃなくても良いけど朝チュンシチュが良い
2017/03/03 14:16
( 死帳 L )
いくつもの画面に流れる映像を、いつものあの独特の座り方で見つめる彼を見つめる私。
彼の深いグレーの瞳が何かを捉えたのだろう、摘むよう携帯を持ち上げるとどこかにかけ始める。
薄い唇から紡ぎ出される異国の言葉は、私の頭では何語かすらもわからないけれど、小さく動く唇と、淡々と聞こえてくる低音に真っ直ぐな瞳にぞくりとしてしまう。
普段から表情は乏しいし大声で笑ったり喋ったりする人ではないけれど、仕事中のその姿は私には格別にセクシーに映ってしまって一人勝手にどぎまぎしてしまう。
たぶん、いや絶対、あんな風に見られて声をかけられたらどきどきのし過ぎで窒息?してしまう。
「…どうかしましたか?」
すると不意にかけられた声に肩を震わせてしまった。
もしかしたら世界の切り札と呼ばれる彼は前を見ながら横も見えて、なおかつ私の邪で間抜けな考えなどお見通しなのかもしれない。
「仕事中の竜崎がたまらなくセクシーだなぁ、と思ってました」
「相変わらずアホですね」
(全くもって予想通りの反応だね)
2014/06/05 19:02
(OP ドフラミンゴ)
「いやいやいや、なんで居るんですか。そしてあなた入ってくると家壊れます。やめてください」
「フッフッフ!相変わらず素直じゃねぇな」
「いえ、私の何も隠さない素直な気持ちを述べたまでです。って入ってこないでって言ってるじゃないですか!そんなでかい図体で一般人の家に入れる訳ないでしょうがああああ!」
「こんなちっせー家に住んでる方が悪ぃんだろうが」
「なんだこの人!人ん家のドア壊しといてなんだその言い草!ジャイアンだってもう少し優しいわ!」
「だからずっと言ってるじゃねぇか。一緒に来い、ってよ」
(全身全霊の全力でお断り致します!!!)
2014/02/12 14:23
(OP クロコダイル)
「お、久しぶり、です...」
買い物の途中、目の前の影に顔を上げるとそれはもう見覚えのある強面の方。
「こんな、へんぴな所にどうしたんです、か...?」
「クハハ、そう怯えんな」
聞き覚えのある笑い声。人を食ったような笑顔。サッと血の気が失せた気がした。いや、これは絶対に失せた。
回れ右をしようとした瞬間、腕を掴まれた。
「クロさん、私、もう、カタギです、よ...」
「そう、かてェ事言うんじゃねェよ」
言うが早いか担ぎ上げられた私はそっと涙を飲んだ。
(さよなら平穏。短かったー...)
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