エムブロを使ってすぐにやめた話
2019.01.27.Sunday
エムブロなるブログサービスがあるというのは前から知っていた。
他ならぬナノの姉妹サービスだからけっこう色々なところで目にする。
ブログ一本に絞ったサービスなので、バトンや今話題の事柄など記事にできるものが多い。
そこで私は「いざエムブロを始めてみんとす」のような心持ちで空メールを送ったのだった。
ここから悪戦苦闘すること三日。
空メールへの返信が来ない、という状況を打開するために対策を検索すること三日である。
どうやら指定受信フォルダにエムブロのドメインを登録すればいいらしい。
もだもだ悪戦苦闘すること二日。
どうにか返信がきたので、登録してみることにした。
登録して、ブログ名を決める。
最初はこのブログの代用として用いるつもりだったので、そのまま「手をたたこう」というタイトルにしておいたが、私のこだわりである「手をたたこう」表記にできないことが判明した。
タイトルに色のタグが使えないのである。
いや、#ブログのタイトルを表示するタグ#という独自タグを削除して、直接書き込んでしまえばよかったのだが。
そしてこのブログサービス、他のブログユーザーを検索することができる。
話題から、ブログのジャンルから、名前から。その上記事をアップすると、エムブロのトップページに新着記事として(他のユーザーががんがん投稿するので一瞬だけに近いけれど)掲載されるのだった。
これが慣れない……。
なんというか、気恥ずかしい。
いや、ブログサービスというのはユーザーの記事を紹介するものなのだろう。うん。それを私が知らなかっただけなのだ。
だが、こう、じゃーん、と貼り付けられてしまうのはどうも恥ずかしい……。
まだまだ使い慣れない中、新着記事が堂々とエムブロのトップページに掲載され、しかも特に書くことも見つからないので、これはもう削除だ、削除するしかない、と思った私は、衝動で始めたブログを衝動で終わらせることにしたのだった。
正直に言って、こちらの技術力のなさが原因である。
更に余計なことを言うならば、ナノにログインして何かを書き、ログアウトして、エムブロにログインしてブログを書き、ログアウトして、と複数にログインしながら一つのサイトを運営していくのを想像して、めげたのだ。
これは小説もブログもメールボックスも一通り揃っているナノに住み着くしかない、と開き直った。
なんというか、ブログ専門サービスってすごいな、と呆然としていた。
このブログの代用ということで、最初は「ここの記事を全てまとめてエムブロに移動させてしまえばいいか」と考えていたのだが、めげたのでやめにする。
心が折れるのが異様に早いのが私の特徴です。
ブログのデザインを楽にカスタムできて、記事も書きやすくて、何よりトップページでじゃじゃーんと紹介されないで済む、ナノで書き続けていこうと決めた次第だった。
あ、あと、あしあと機能とか、友達機能とか、コミュ症な自分にはハードルが高いものが普通に装備されているのを見て、盛大にビビッたのも、エムブロを即行でやめてしまった理由の一つでもあった。
こ、こわぁーっ!
人見知りコミュ症なタコにコミュニケーションとれっていうのか! ひゃー!
……ブログ界隈っていうのは、こう、気軽に「私が見ましたよ」と痕跡を残してアピールするのが普通だったりするんだろうか?
タコ、地球ノ文化ワカラナイ。
このサイトとツイッターに引きこもり、毎日もそもそ何かやることで精神を保っています。
おわり。
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