根暗と根明
2018.10.07.Sunday
根明、根明という言葉がある。
生まれつき性格が暗いか明るいかという俗語だ。
自分なんかは根暗の部類に入るだろう。最近は気分がハイになることもあるが、それは明るくなったのではなく、何らかのスランプか誤作動だ。元はネガティブ思考である。
さて、根暗と根明のメリットとデメリットとは何だろう。
根明のメリットは分かりやすい。そのとっつき易さだ。周りまでも明るくするだろう。
では根明のデメリットとは? 明るく快活に振る舞い、ついて来られない者に気後れさせてしまうところだろうか。
根暗はデメリットの方が分かりやすい。とっつきにくく、やや面倒といったところか。
では、メリットとは? 自分の世界にこもり、集中できることか? それとも、常に明るく振る舞う必要はないのだと、存在するだけで示せることか。……後者を推そう。
根暗と根明はどちらも欠かすことのできない存在だ。だから長所と短所を並べて書いた。バランスの問題でしかないからだ。
無理して根明に振る舞うことも、無理して根暗に付き合うことも、必要ない。
世のバランスが取れていれば。
自分自身のバランスが取れていれば。
暗かろうと明るかろうと問題ないのだから。
黄昏時も、朝焼けも、どちらも綺麗なのだから。
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