SSS 随時更新。
長かったり短かったり。無法地帯。ツッタカターで吐き出したネタとかもブン投げてる。一人称私で喋ってるの多い。ヒロインは名前変換無しでえみり。


 エース/海賊
「(き、キター!突然のうんこ痛!あ、マジでやばい死ぬお腹痛い電車降りるのまだあと3駅あるよどうしよう我慢できるかな)」
「? えみりじゃねえか!久しぶりだな」
「あっ、え、あ、エース!う、うん久しぶり…!(てめええええ話しかけてくんじゃねえええ)」
「どっか行くのか?」
「う、うん、そう。これから、っ、バイトなの」
「? ふーん…お前んちフーシャだろ?どこで降りるんだ?」
「こ、ココヤシだよ(うるせえええええええ話しかけてくんじゃねえええ)」
「めっちゃ遠いじゃねえか!お前帰り何時くらいになるんだよ?」
「ん、んと、22時くらいかな」
「22時ィ?!女一人でそんな遅くまであぶねえな。迎えに行ってやろうか?」
「?!え、っ、いいよそんな!」
「俺も今日ココヤシ行くんだよ。ちょうどいいし、お前のバイト終わるまで待っててやる」
「だ、大丈夫だって…(まずいいいいいお腹マジでやばい死ぬ死ぬ死にそうやばいいい)」
「いいって、気ィ使うなよ。お前になんかあったらマキノがうるせえしさ」
「うっ、うん、そ、だよね。じゃあお言葉に甘えよう、かな」
「……つーかお前大丈夫か?すげえ汗かいてんぞ」
「だっ、いじょうぶ!だよ(異変気付いてんならそっとしておいてよおおおねえええええ空気読んでえええええ)」
お節介エース
2015/06/22

 サボ/海賊
「わ、見てサボ。二人共寄っかかったまま寝てる」
「たく、こいつらまた口開けたまま寝てる。だらしないな」
「こう見ると2人ともなんか似てるよね」

そう何気なく呟き気持ちよさそうに寝ている2人を見ているとくいっと服の裾を小さく引っ張られた。何かと思い振り返ってみるとサボがほんの少し不貞腐れたような顔をしていた。何その顔どうしたの。

「サボ?」
「………俺も、一応こいつらと兄弟なんだけど」
「? 知ってるよ」

あーもうそういうことじゃなくてさあ!と声を少し荒げながら頭をグシャグシャとかく。ああ今困ってるんだなあ。小さい頃からサボは困ったりすると頭をそうやってかくよね。
ああそんなことより今はサボが何を私に伝えたいのかを考えなくちゃ。

「なに、どうしたのサボ。私変なこと言った?」
「いや言ってない、けど。なんか、ちょっとムカッとした」
「ええ、私それ絶対なんか言ったよね。なんだろう」

ううーんと頭をひねって考えてみるけど特に変なことを言った覚えはない。ただエースとルフィを見て似てるねくらいとしか言った覚えがなくて。モンモン考えているとサボの顔がどんどんと膨れていく。もう!そんな顔するくらいならちゃんと言ってくれればいいのに。ルフィならすぐ自分の気持ち伝えてきてくれるのになあ。

「…………あ、」
「…なんだよ」
「もしかしてさ、私が2人似てるねって言ったこと気にしてるの?」

サボの肩がピクンと跳ねた。うん、当たりだ。やはりそうだったのか。私が何気なく言ったことをサボは深く捉えてしまったのか。
そりゃ2人は黒髪だし寝顔だけ見ちゃえばどことなく似てるでしょうに。2人ともイケメンに分類されるとは思うけどお世辞でも似てるとは言えないけどね。ああでもよく食べたり、笑ったりする顔は似てるかも。同じ兄弟なのにサボだけ金髪だし、2人とサボが並んでも兄弟には見えない。でも三人並んで笑うととても似ているし、兄弟のように見えるよ?ああ、サボは前から気にしてたのかもしれないなあ。私がさっき2人を見て似てるねって言ったからサボは機嫌悪くしちゃったのね、そういうことなのね。理由が分かると私はサボの頭をポンポンと撫でた。

「………なに、子供扱いするなよ」
「サボだけ髪の色は違うけどサボとエースとルフィはちゃんとした兄弟だよ。見た目なんてそんなの関係ない。ね?」
「……」
「あーもう私そんなつもりで言ったんじゃないんだけどなあ」
「……分かってる、けど」

俯いてしまうサボに参ってしまう。別に私は3人が似ていてほしいわけでもないしただ楽しそうにしてくれていればいいのに。それにサボが黒髪って、ちょっと、ね?合わないじゃない。

「俺だけ、なんか、浮いてる感じするっていうかさ」
「私は今のサボが好きだよ。だから変えないでほしいし、変わらないでほしいな」

そういうとパッと顔をあげたサボ。あ、機嫌直ったと思いチラリと顔を見るとその顔は真っ赤になってて。あり、また私変なこと言ったかな?と小首を傾げると上擦った声でサボが「当たり前だ俺は俺だ!」だなんて訳のわからないことを言ってくる。そう思ってるのなら最初から不貞腐れないでほしいんだけどなあと思いながらも私は笑いながらまたサボの頭を撫でた。
2015/06/16

 盃三兄弟/海賊
「う、え、ええ、うえええ」
「お前あれだけで酔ったのか?」
「いやだって久しぶりだったんだって」
「いやどう考えてもいい訳だよな」
「エースー!もう呑まねえのか?サボが全部呑んじまうぞー!」
「アッばかやめろ俺まだ呑むんだよ!」
「あーうるさい頭に響く…」
「ん、大丈夫?水飲む?」
「んん〜ありがとサボ…」
「えみりまだ3杯しか呑んでねえじゃねえかー!もっと呑めよー!!」
「うん待ってねルフィまた今度にしてね今しんどいからほんとやめてね大声出さないでね」
「お、おう……おう………」
「ルフィちょっとあそこにあるふきんとって」
「うわっ汚ねえなえみり水こぼしてんじゃねえよ」
「ふざけんな死ね好きでこぼしたんじゃないからマジで殺すよ」
「お前なんでそんな口悪いんだよ俺なんかしたか?」
「もう顔がうるさい腹立つこっちこないで」
「んだと!」
「えみりもエースもうるさい静かにしろよ」
「サボ〜!腹減った〜!」
「ルフィお前さっきつまみ全部食ったばっかだろ!控えろ!」
「何でだよ〜!あんなんじゃ足りるわけねえだろ!エースコンビニ行こうぜ!なあなあ!」
「すっっっげえめんどくせえからパスえみり行ってこいよ」
「お前の目マジで節穴?私今こんな状態で出歩けるわけないよね?殺すよ?」
「お前に冗談は通じねえのかよ」
「うっさい今本当に酔ってるつらたん」
「つらたん!きめえ!!!何言ってんだお前死ねよマジ一生寝てろ二度と目を覚ますな」
「おーおーおー言うねえお前そんなこと言って私が本当に目を覚まさなかったらどうすんの?え?おいどうすんだ?ん?」
「えみりそんなベラベラ喋ってる暇あるならルフィと一緒にコンビニ行ってきてやれ」
「口は回るけど体は何一つ動かないんだなあ〜〜〜」
「すげえわけわかんねえぞそれまじ仮病だろ」
「エースお前仮病の使い方間違ってるよきもい死ねよ」
盃三兄弟と呑み
2015/06/16

 エース/海賊
「(あー、寝れないなあ)」
ガラガラガラ
「(!誰か来た)」
「………なに寝たふりしてんだよ」
「…」
「おーい、ばれてんぞ。笑いこらえてるだろお前。ちょっと震えてっから」
「あーもうなに!なに!なんなの!なんか用?!」
「なんか用?じゃなくてここ俺の部屋な」
「?!あれ、待ってここ私の……」
「違います寝ぼけてんじゃねえよ」
「うわ…一番ずっとエースの布団にいたとか信じられない死にたい無理」
「お前燃やすぞ」
「でなに?今帰ってきたの?朝帰り?ご苦労様です今日は何発ヤッてきたの?」
「失礼だな!ヤッてきてねえよ今日は」
「はあ!今日は!今日はヤッてきてない!ていうことはいつもはヤッてるってことですねわかりますありがとうございます性病野郎死ねよ」
「お前まじでぶん殴るぞ本当に。いつももヤッてねえよ俺はそんな男じゃねえ。今日はマルコ達と呑みに行ってただけだ」
「ほげー、そうなんだ。あんたがいないおかげでルフィすごいうるさかったんだからね全然寝てくれなかったんだから」
「そりゃ悪かったな」
「私じゃなくてサボに謝ってよ?あのルフィ寝かしつけたのサボなんだから」
「は、まじかよサボねちっこいからしばらく根に持つじゃねえかよめんどくせえ」
「あんたそれ完璧自業自得って言うんだよ分かってんの?反省してんの?お母さんあなたを朝帰りさせるような子に育てた覚えはありません!」
「おう俺もお前みてえなクソゴリラに育てられた覚えなんてありません」
「おい誰がクソゴリラだぶん殴るぞ」
「はっ、上等だやってみろお前なんか小指で一発だっつーの」
「…」
「…なんだ、どうした」
「……なんかすごい眠くなってきた」
「は?」
「あーやばい眠い。超眠い死ぬ」
「お前今寝んのか?今寝ても時間ねえぞ」
「それなんだよなあ〜さっきまで眠くなかったのにいい迷惑だわ」
「寝るなら寝ててもいいぞ起こしてやるよ」
「は?エース寝ないの?」
「2時間くらいどうってことねえよ起きてられる」
「学校行かないの?」
「ん、行く」
「うわ朝まで飲んでオールまがいなくせに学校行くとか真面目かよ顔に合わない」
「お前寝かせねえぞ」
「うそうそごめんって冗談だよおやすみちゃんと起こしてね6時半に」
「おー分かった。起きれたらな」
「は?!ちょっと待ってエース寝ないってさっき自分で!」
「わりい俺も眠くなってきた」
「ありえないきもい死ねよ…お前マジなんなの……」
朝帰りエース
2015/06/16

TOP│→

第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -