「ナマエ、私は他の誰よりも君を想いながら支えて奉仕してきた。何よりも君を優先して動いていた。尽くした分を返してほしいなどとは考えていない、だが。しかしだ、ナマエ。こういうのもなんだが君は父親から受け継いだ物に多大なプレッシャーを感じて今にも崩れてしまいそうだろう?もう少しばかり私を頼りにしくれて良いんだよ、ナマエ。君の仕事を肩代わりする事は残念ながら不可能だがナマエが倒れてしまわぬように寄り添う事は出来るのだから」

怒涛の言葉を浴びせられ、〆に「もしも君が倒れてしまった日にはロマニに激しく詰め寄ってしまうだろう」と最後まで耳障りの良い事を言われた。
ああ、良いなぁ……身も心も預けてしまいたいなぁ……もう何もしたくないよ……
相手がレフでさえなければな!
クソッ、あのレフでさえなければ即堕ち二コマよりも早く俺はとっととアヘ顔ダブルピースで降伏しているところだ、レフでさえなければ。

「ナマエ、私は真の意味で君を支えたい。どうすれば君の助けになれる?」

ああああああああああもうオルガマリーが堕ちたのがすごくすごくすっごく分かるわクソ〜〜〜〜泣いて縋りたいわこんなの!俺の器に似合わない責務を背負わされていっぱいいっぱいどころか泡吹いて死にそうな状態でこんな甘い台詞をよくも言ってくれたものだなぁ!?
真っ赤に燃えるカルデアスにヒアウィーゴーなんてしたくない!したくないでござる!!

「ナマエ……どうして私を見てくれないんだ、ナマエ、ナマエ、ナマエ、私の何が駄目なのか、教えてくれ!」

最後には捨てるところだよこの野郎があああああああ!!
と怒りのままに本日初めてレフに目を向けたところで、凄まじい後悔に襲われた。
……糸目キャラを装ってる癖に限界まで目を見開いて一回も瞬きせずジッと見られてた……こわ……

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