8/9 近岩の日だけど
ひたすら岩近をあげていけたら良いな
(期間:8/9〜9/30)

※パロディ中心なので
苦手な方には申し訳ないです




許してよ、幸せなんだ
[出会い編‐近藤さんの場合‐]

入学式以来会うことのなかった後輩が、ノートを貸して欲しいと言って久しぶりに会いに来た。
後ろにやたら体格の良い男前を引き連れて。
(結構好みかも、星野の友達じゃなけりゃ狙うのに)

「急にすんません」
「いや、良いけど。星野この授業とってないよな?」
「いや、俺が借りるんじゃなくて、こいつなんですけど、」
「後ろの?見たことないけど」
「出席他人に任せてほとんど出てないんでわからなくて当然だと思います。というか、知らなくても大丈夫です」
「ふうん。とりあえず、はい」
「ありがとうございます」
「ッス」
「お前もっとちゃんとお礼しろよ!」

星野を無視し、ノートを受け取った男前は小さな声でどうも。と呟いた。
きっともう会うことなんてない、そう思って気にはならなかった。





スイカ

「戻りました」
「おー、おかえり」
「これ」
「なに?って、スイカ!?」
「美味しそうだったんでつい」
「うん、確かにこれは食いたくなるな」
「本当は丸いのを買いたかったんですけど、多分食いきれないんで」
「確実に冷蔵庫が墓場になるから正しい選択だな。とりあえず、食おう。これ絶対うまいよ」


「………………」
「(シャコシャコシャコ)」
「……なあ、」
「(シャコシャコ)はい、」
「それめんどくさくね?」
「まあ、でも嫌じゃないっすか?」
「口の中で分別して出せば良くね?」
「そうなんですけど、うっかり飲み込んだりしたら……」
「うん?」
「腹の中でスイカが成長するじゃないっすか」
「……うん、そっか、頑張れ」
「はい(シャコシャコシャコ)」


あえてなにも言わない近藤さん。
私は岩淵さんを何だと思っているんだろう←



生徒×先生
サッカーをするためだけに学校に来てるから勉強なんてどーでも良いと思ってる成績ガッタガタな岩淵と担任の近藤さん(古文担当)
留年の危機なのにどうしたってやる気を出さない岩淵に、近藤さんがあの手この手でやる気を出させようとするお話。
ちょっぴり岩(→)←近風味。

「お前ね、いい加減勉強しないと進級できねーの。わかってんだよな」
「……さあ」
「さあじゃねーんだよ!あのな、留年したらお前の大好きなサッカーだって出来なくなるんだぞ!」
「それは困る」
「なら勉強しろ。追試になるなとは言わねーから。最低でも進級できる点数をとれって」
「それは嫌だ。勉強する時間があんならサッカーしてえ」
「一時だけ出来なくなるのと、長期間できなくなるのどっちが良いんだよ」
「出来なくならなければ良い」
「岩淵!」
「っつか、なんで俺ばっか。星野だって大して変わらないじゃないっすか」
「大して変わるから言ってんだよ!あいつは最悪追試で拾ってんの!」
「星野だけじゃねえ、持田とかだってそうだ。なのになんで、ねえ」
「それは、お前が一番やばいからっ」
「違う。持田と俺にそんな差ないよ。ねえ、近藤先生」
「だからっ、」
「心配してるからとか、そういうの聞きあきたんだけど」
「っ岩淵!」
「ねえ、俺ずっとこのままかもよ」

近藤さんでさえわからない気持ちに気付いて詰め寄る岩淵(多分というか確実に鬼畜)







  

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