▼ 静帝
「帝人」
「はい？」
「いや、なんでもねー」
後ろから声をかけた。嬉しそうに振り向く姿と大きな瞳に映る自分の姿になんだかくすぐったい気持ちになる。
「今日もいい天気だな」
煙草の煙りを頭上に広がる青い空へ溶かすように吐き出すと偶然見えた飛行機雲。ふいに感じた温もりに視線を下ろせば帝人の小さな手が俺のでかい手を強く強く握って耳を真っ赤にしていた。
（君が居て、俺が居て、）
あぁ、これが幸せなんだ。
▽あっという間に８月です！今月はリク消化中心に頑張ります☆
ほのぼの静帝。二人の世界はほんわか暖かい愛で溢れているといい。
2011/08/01 23:59
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