Sketch | ナノ


宮城と忍


「ただいま」
「お帰り。飯出来てる」
「どうも。じゃあ着替えていただきますかね………何?」
「な、なんでもねー」
「なんでもねーって感じじゃないけどな。忍、おい。こっち見ろ」
「嫌だ!なんでもねーって言ってんだろ、早く着替えろよ!っ!馬鹿、宮城引っ張るな!」
「目反らすなよ、こうしないとお前逃げるだろ。で、なんだ?なんかあるなら言ってみろ」
「………」
「忍」
「うっ…。…笑わないか?」
「それは内容によるな」
「じゃあ言わない」
「わかった、わかった。笑わない。ほら、言わないとこのままだぞー」
「………」
「おい、聞いてんのか?」
「聞こえてる!」
「じゃあ言えよ」
「言わない!」
「はい?なんで」

「だって言わなければこのままなんだろ。…だったら、それがいい。このままがいい」



(可愛い恋人)
腕の中から抜け出したくないだなんて、ほんと君には困ったものだ。



▽甘いのか…?
以下、忍は宮城を見て何を思ったのか!…的なもの。



「わかんねーけど、宮城が、その…ネクタイ緩めた時格好良いって思ったんだ!」
「こんなオジサンが?」
「く、首筋とか、なんか厭らしいんだよ!だから絶対他の奴に見せんな!」
「………」
「なっ!なんだよ!」
「あーもう。忍、作ってくれた飯ちゃんと明日食べるから」
「え?って、宮城!降ろせ、おい!」
「今は忍チンをいただきます」

「何言ってんだ、冷めるだろ!キャベツ炒め。おい、宮城っ!」


▽↑管理人の趣味です(笑)中途半端ですいません。



2011/07/26 23:45


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