「みーやーじーせーんぱいっ!」






「あ?.....またお前かよ、今日は何だよ、俺今忙しーんだけど」







アイドル雑誌を持って不機嫌な顔をする先輩も








「今日高尾君と緑間君は緑間君のラッキーアイテム探しに行くので今日のミーティングには出れないそうです!」







「はぁ?またかよ、あいつら部活を舐めやがって....つーかいつも大坪に直接言えって言ってんだろうが」

 




少し強い口調で睨んでくる先輩も








「宮地先輩と話がしたかったんです!」






「はぁ...ったくお前は毎度毎度......」






めんどくさいって感じでため息をつく先輩も、








「せんぱーい、そろそろメアド教えてくださいよー?」








「.............」









私を無視して雑誌の続きを読み始める先輩も









バスケに真剣で、誰よりも努力家でかっこよくて、口が悪くて、アイドルオタクな先輩が大好きでした








でももう、会えなくなってしまいます











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