高尾視点
初めてキスをしたあの日から、
マリン先輩は俺に抱きしめられるのを気に入ったのか、
最近よく甘えてくる
「高尾ーだっこー」
「はいはい!おいでー先輩っ!」
駆け寄ってきた先輩を抱きしめると、嬉しそうな顔をして俺の胸元に頬擦りしてくるから
俺が緊張してるのがいつもばれてしまう
「高尾すっごくドキドキしてるよ?まだ慣れないの?」
「だって先輩が可愛いんだもん」
「もんじゃないでしょ、もんじゃ」
「良いじゃないっすか〜。先輩、だっこしてあげてるからご褒美ちょーだい?」
「たまには高尾からやってって言ってんじゃん。もー」
文句を言いつつキスしてくれるマリン先輩
「っんもー!先輩大好き!」
「ふふっ私もだよ」
「おいてめぇら、部活中にいちゃつくなって何度言えばわかるんだ!二人まとめて轢くぞ!!」
「マリン先輩と一緒なら宮地さんに轢かれるのも怖くないっす!」
「言ったなごらぁっ!」
宮地さんがダッシュして来たのでマリン先輩を離して走る
あの日から、以前よりどうどうとマリン先輩とイチャイチャできる
甘えてくれる君が好き
甘えさせてくれる君が好き
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