「ねぇ、マリン」







「どうしたの金木君」








今、可愛らしく首を傾げる君の瞳には









白髪の、僕だけが映ってる








「愛してる」








彼女の頬にそっと触れながらそう言えば、恥ずかしそうに顔を赤くする彼女








「わっ、私も金木君のこと、あ、あいしてる、、、!」








最後には微笑んでそう言ってくれた彼女の唇にそっとキスをする







「僕がグールで、君が人間でも?」








いつもいつも不安に思ってる事を聞く







「うん、、、だって金木君は金木君だし、私は私。金木君は私の事が好きで、私は金木君の事が好き。
人間もグールも関係ないよ?」







僕を安心させる優しい声








僕を癒やす優しい言葉









僕の心を乱す可愛い笑顔










もし彼女が僕を嫌になったとしても、







離さない










何を犠牲にしても、僕の為に、




そばに居て欲しいから









「愛してるよマリン、、、これからもずっと、、、」

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