「んじゃ、早速この後初デートって事で一緒に夜ご飯食べない?」


「食べる!ここら辺あまりお店とか詳しくないんだけど、高尾君よく来るの?」


「っあー、ごめんな、遠くまで来てもらって....ここら辺は詳しいから、高尾君に任せてください!」


「気にしないで!じゃあお任せします!」



いつもの明るい高尾君の口調で言われ、自然と口元が緩む。




高尾君は、人を笑顔にするのが得意だと思う。




そんな凄いパワーを持った高尾君の気持ちを利用してしまっている後ろめたさで胸が苦しくなるけど




それすら拭いとろうとしてくれる高尾君の優しさが心に染みた。





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