「あ、高尾君と緑間君お帰りー。長かったね、先輩からの呼び出し？ってやつ」
「ただいまマリンちゃん...」
「ただいまなのだよ....」
「あれ？２人とも何か疲れてない？大丈夫？」
「大丈夫....ところでマリンちゃん、今日放課後暇？」
「えっ？うん....まぁ暇だけど、２人は今日も部活でしょ？」
「そうなんだよ！だからさ、今日バスケ部見学して行かない？んでその後マジバ行かないっ？？」
「えっ？私は良いけど、部活って入部する気なくても見学していいものなの？」
「その点は俺に任せるのだよ」
「そっか！じゃあ２人がバスケしてる姿が見れるんだね！」
「うん！俺ら以外にも、優しい先輩とかかっこいい先輩とかいるからちゃんと見てね？？？」
「じゃないと俺達が殺されるのだよ....」
「えっ？今なんて？」
「何でもないのだよ」
緑間君が一瞬小声で何か言ったが聞き取れなかった
いつも何を話すにしても笑っている高尾君が全然笑ってないのが気になったが、
きっと部活の話になると真剣になるのかな？と考えて、
初めて見る２人の姿を想像しながら、
午後の授業を受けた
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