赤く熱を持ってしまった頬をどうにか冷まそうと手であおいでいると宮地先輩と高尾君がやってきた






「マリンちゃんお待たせー!」




「高尾君も宮地先輩も部活お疲れ様です」




「おー。ありがとな」





いつもの流れで宮地先輩に頭を撫でられる




「あれ?マリンちゃん顔赤いけどどうしたの?」




「あ、さっき中学時代のお友達とその子の先輩さんに会ってそれで.....」




「それで?」




宮地先輩にぐいっと詰め寄られて氷室先輩のキスを思い出す




「な、ななななんでもないです!」




「そっか...もう一個気になってたんだけど、もう買い物終わらせちゃった?」




高尾君が私の肩にかかっている紙袋を指さす




「あっ、これはその....2人が来る前に下着買ってそれで......」




少し私が言いづらそうにすると、




宮地先輩だけではなく珍しく高尾君も赤面してしまって少し気まずくなる




「と、とりあえず買い物しちゃいましょ!」




「そ、そうだな!おら、行くぞ高尾!」




「うあぁっ!はいっ!」




宮地先輩が高尾君の頭を軽く叩いて歩き出す







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