主人公視点
私と緑間君はテスト範囲の復習をしながら、時々宮地先輩に質問をする
高尾君はまず私と緑間君のノートを写す
宮地先輩は自分の試験勉強もしてるのに、わかりやすく教えてくれてすごいなぁ
そう思いながら次は数学をの問題集をやろうとしたとき、
とうとう高尾君が騒ぎ出した
「っだぁー!もう無理!ノート写すのめちゃくちゃ疲れる!手ぇいてぇ!何文字書けばいいの!!」
「お前が真面目に授業を受けないのが悪いのだよ」
「そうだぞ高尾、普段やっとけば困らないで済んだんだよ」
「でも今日1日でこれ全部はキツい!」
「高尾君休憩する?」
「マリンちゃんっ!」
嬉しそうに目を輝かせる高尾君に、思わず笑ってしまう
「あー宮内、あんまり高尾の事甘やかさないでくれ」
「こいつはすぐに調子に乗るのだよ」
「2人ともつめてーなー、宮地さんの場合、嫉妬もあるんじゃないっすかー?」
「高尾てめぇ、そんなに死にたいのか?あ゙ぁ?」
「やべっ!真ちゃんヘルプ!」
「こっちに来るな!」
「てめぇ逃げんな高尾!」
「いや、マジげんこつは勘弁っす!」
「2人ともめんどくさいのだよ!」
ドタドタと部屋中を走り回る3人に苦笑した時、インターホンが鳴った
やばい、下の家の人かな
そう思って足早に玄関へ向かえば、
3人も我に返ったのか急に静かになった
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