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日常とか落書きとか。

2013.0408 01:45
鹿っこ

駒を拾い上げる手首の動きや、煙を吐き出すのどのとがりを、今でもふと思い出す、日々の中に重ねる。そうして、もう彼がいないことを何度も思い知る。深く深く刻むのだ、呪印のように。
大丈夫、と笑えるようになった自分を、抱えて生きて行くこと。俺はまだ、諦めたくはない。守る手の温度を、忘れられないから。

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