荒木飛呂彦原画展

荒木飛呂彦原画展 大阪 プレビューデイ

 
ついに! 始まった荒木飛呂彦原画展 in 大阪!!

早速ですが、プレビューデイに行って来ましたァン!!!


プレビューデイの抽選に外れた…。って言ってましたが、私は外れたけどアナスイが当たっていたので、何とか行く事が出来たんです!! でかしたアナスイ!!

抽選申し込み初日に申し込んだ私が外れて、最終日にギリッギリで申し込んだアナスイが当選する意味が分からない。

どうして最終日に申し込んだのに当選出来たのよォーーーッ!!

初日に申し込みと最終日に申し込みって、ジョジョ展に対する意気込みが全然違うじゃあないか!!

それだけ公平に抽選が行われたって事なのかもしれませんけど…。


とにかく。

アナスイのおかげで運良くプレビューデイに行けたので、レポしようと思います!


私達は10時〜12時の回だったのですが、会場となる大阪文化館(旧サントリーミュージアム)に着いたのは10時丁度でした。

大阪文化会館は天保山にあって、海遊館という水族館の横にあります。








きたきたきたーーーーッ!!

天保山にDIOのサインがあるなんてテンション上がるーーーッ!!!


入口から外に列が出来ていたので並んだんですけど、風が吹きすさんでいてめちゃめちゃ寒い!!

天保山は海の端なので、風に当たるとけっこう寒いんですよ。

そしてジョジョ展の入口付近が、特に巻き込み風みたいなのが吹いていたし日影になっていたので体感温度が低い!

中はそんなことないんですけど、ジョジョ展付近は風が吹いて寒いので、期間中に行かれる方は寒さ対策をされていった方がいいと思います。

中に入ればロッカーがあるので、コートや荷物が重ければそこに預けてもいいし。





私達はほんの数分並んだだけで中に入れたので寒いのは少しの間で良かったのですが、中に入ってからは所々で人数調整で止めてから並ばされたので、結局ジョジョ展内に入れたのは1時間後の事でした。


入口横にあるキービジュアルのDIO





中に入ると、ジョジョの歴史みたいなジョジョクロニクルコーナーから始まったのですが、それがすごく狭い。

その時点でイヤな予感はしていたんですけど、やっぱり、中は思っていたよりも狭く、展示内容もカラー原画が大幅に減らされていました。

図録の大阪版が東京版よりも安くなっていたので薄々気付いてはいましたが。


ジョジョ名言の垂れ幕?も、高さがそんなに無いので、展示されてるけど誰も見てない感じでした。


一番ガッカリしたのは、大型原画パネルが無かったこと。

キービジュアルのDIOですら、無かった。

キービジュアルDIOの原画はあります。大型が無かっただけで。東京ではキービジュアルの承太郎の大型原画パネルがバアーーン!ってありました。しかも撮影可能。

大型原画パネルはすごく綺麗で迫力があって圧巻だったし、大きくなったからこそ、細かい所まできちんと描かれてるのが分かって良かったのに…。

何より撮影出来たっていうのが、すごく良かった!

大きいジョジョ絵と自分が一緒に撮れるなんてそうそうないし。

東京のジョジョ展に行った時に撮れたけど、今度大阪に来た時にゆっくり撮影すればいいか…って思ってたのにな…。


今回のジョジョ展は撮影可能な箇所が一つもなかったんですよ。

東京の大型原画パネルはもちろん、去年の仙台でも、動く猫草とか、振り返ると連れて行かれるポストとかを撮影することが出来たのに。

6年前のジョジョ展の時とかでも、露伴先生の机を再現とか、原画以外のこだわりがあったのに、今回の大阪展ではそれが全く無かったので、それがとても残念でした。


辛口な感想ばかり書いてますが、展示にがっかりしただけで、荒木先生の原画自体は本当に綺麗でした。


5部アニメが始まって、作画が良くて喜んでたけど、5部原画のビシッと決まってる感じはそれとは桁違いでした。

アニメと原画を一緒にするのはおかしいんだけども。

これは仙台で見た吉影と仗助の最終決戦「出しな…てめーの…キラークイーンを!」のコマの絵を見た時にも思った事です。

(あ、その絵は大阪には来てませんでした。東京にはあったのに…残念!!!)

5部アニメがスタートしたからか、5部アニメに寄せた展示になっていたように思います。

その割には5部ラストバトルを「ハイヴォルテージ」コーナーで思いっきりネタバレしてるので、アニメから入って原作未読の人にはあまり親切な展示ではないような…w


あと、今回の書き下ろしである「裏切り者は常にいる」が、東京で見た時よりも浮き上がって見えました。

ハイエロファントやD4Cや、DIOが、すごく浮き上がって見える。

ちゃんと一枚一枚ピタッと繋げて展示されていた東京とは違って、大阪ではそれぞれを少し離して展示されていたし、壁の色も暗かったし、ライティングもかなり抑えられていたので、人物の背景の地面である茶色の色の違いが分かりにくくなっていたからかもしれません。

東京では、荒木先生が
「DIOの絵がちょっと濃すぎたかな。この素晴らしい国立新美術館の照明が美しすぎるのか、昨日見たときに、色が濃いな……って思いました」
って仰っていたように、各パネルの色の違いが結構出てたんですよ。

特にDIOや由花子や吉影やウェザーとかは、他の絵に比べてハッキリ地面の色が濃かった。

でも、大阪ではそれが分からないようなライティングになっていたので、地面の色の違いは分かりにくくなってたけど、東京ですごくかっこよく浮き上がって見えた承太郎さんは逆に薄くなってましたw 難しいなあ。

DIOの浮き上がりがすごかったので、今回はキービジュアルがDIOで言わばDIO展みたいなものなんで、DIOが強調されてる方がいいのかもw


意外! それはUOMOのブチャラティが来てたこと!

あれは東京にはありませんでした。

あと、ジョジョリオンの絵も新たに来ていたし、大型原画パネルが減らされたぶん、東京には無かった絵も来てます。



展内をかなりゆっくり見て、出口のトイレに着いた時点で1時間半が経ってました。

そこのサインがしっかりジョジョになっていたので、東京でトイレのジョジョサインを身損ねた私は大阪で見る事が出来て良かったです。





トイレを過ぎるとジョジョスマホが展示されてて眺める事が出来ます。触れないので本当に見るだけww


スマホをコーナーを過ぎて下の階に下りると、グッズ売り場の部屋になってます。

グッズ売り場の入口手前にポスターが飾ってあるので、そこで確認する事が出来ます。


チェックシートで注文した東京とは違って、ここでは自分でグッズをカゴに入れてレジへ並ぶ形式です。

直接自分でグッズを選んで確認出来るのはいいんですけど、狭いのでけっこう見にくいです。

みんなそれぞれカゴを持ちながらグッズを選んでるし。

ポスターのケースがカゴから飛び出て人に当たるので、ポスターは最後にカゴに入れました。

グッズは常に足されるので、無くなる心配はなかったです。

プレビューデイで制限があって、1人2個までしか買えなかったからかもしれませんが。


行く前に買いたい物リストを作っていったので、リスト通りにカゴに入れていったのですが、買うつもりは無かったのに実際見て意外と良かったのがパーカーと2部Tシャツでした。

2部Tシャツは男の人が好きそうだなーって思いました。


パーカーもTシャツも実際にハンガーにかけて置いてあるので、体に当ててみたり、パーカーを羽織ったりする事が出来ます。

パーカーは薄手のストレッチ素材なので、伸びがよく、Sサイズでもけっこう大きかったです。

内側にゴゴゴって描いてあったり、ポケットの中にまでちゃんとイラストが描かれているので、そこで確認するといいかも。

11/25現在、パーカーのLサイズは売り切れで、Mサイズが残りわずかになっています。また足されるとは思うけど。


東京で買わないでガッカリしていた「ジョジョ展に行ってきましたクッキー東京Ver.(承太郎)」ですが、大阪にもありました!!

だから、東京Ver..(承太郎)と大阪Ver..(DIO)の両方が買えるという。良かったぁーーーっ!!


そして、最後の最後まで悩んだジョルノのドローイングアート。





めっちゃ欲しいけど、ちょっと冷静になろう…。また平日にもう一度来るし。

絵は売り切れることはないからね……。



あと、今回のキービジュアルのDIOの絵ですが、大きいサイン類はちゃんと赤っていうか、ちょっと朱色っぽい赤になっているんですけど、グッズ系ではあの特殊な赤色が、ほとんどオレンジになってたんですよ。

なんでオレンジにするんだよォ!!

あの朱赤と黒の対比がかっこいいのによォ!!

キービジュアルだろうがよォ!!

特殊で微妙な赤色を再現するのは難しかったんだとは思いますが、キービジュアルなんだからせめてチェックは厳しくして欲しかった…。

荒木先生ガッカリしなかったのかな…。あのオレンジ色を見て。



なんか否定的な事ばかり書いてしまいましたが、期待し過ぎていたのを差し引いても、ちょっと疑問に思う所が多々あったので、こんな感想になってしまいました。

それもこれも、ジョジョが好きだから!!

大阪での開催はすごく嬉しかったけど、もうちょっと頑張って欲しかったな…。あの巨大な国立美術館との開催を比べても仕方が無いのかもしれないんですが…。

せっかく荒木先生も大阪に来て下さったんだし。


原稿のライティングとカラー原画のライティングが全然違うので、カラー原画の劣化がけっこう進んで来ているのかな…と思いました。

ジョジョ展を開催すればする程、ライトに照らされて劣化していく訳だし。

次に見た時にはまた色が変わってしまっているのかもしれない…なんて事を思いながら見ていました。


今回は、どんな感じなのかサラッと見る為に行ったので、荒木先生の音声ガイドは借りませんでした。

また後日、平日に行った時に借りてゆっくり堪能して来ようと思います。



パパブブレとオーソンにも寄ったんですけど、それはまた次の記事でアップする予定です。


←To Be Continued…
 
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