GM(麥):
。・*・:≡( ε:)
PC2(小指):
おはようぞ。
PC3(百瀬):
おはよう。
PC1(遊乃):
おはようございますー。
GM:
おはよう! えらいぞ!
PC1:
真っ先に小指さんがいてすごい。
PC2:
最近全く遅刻してませんからぁ!
PC3:
えらい! 成長したな……。
PC1:
えらいぞー!
PC2:
フヘヘ!
GM:
是非継続していってほしい。
では早速始めていきましょうか! 初めてのマギカロギア、「ソロモン・グランディの永遠の一週間」! よろしくお願いしますイエー!
PC1:
ウエーイ! 楽しみだぜー!
PC3:
イエー!
PC2:
ほい!
導入フェイズ マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC3 |
GM:
じゃあ導入、きのぴっぴからしていきましょうかね。
| PC3:鰆目鬼之介 PL:百瀬 魔法名:追憶の夜叉 性別:男 年齢:452 表の顔:子供 |
階梯:第3階梯 実践者 経歴:異端者 攻撃力:3 防御力:3 根源力:4 真の姿:二角の赤備え/【魔力解放】 領域:夢 魂の特技:《諦め》 特技:《道》《血》《自由》《追憶》《偶然》 蔵書:【緊急召喚】【騎士召喚《追憶》】【吸精】【変換】【魔族】【魔言】
アンカー: 須貝直孝▼運命3/尊敬 近所の小学校の教師。少々頼りない印象だが、親しみやすいため児童からの人気は高い良い先生。彼の前では素が出がち。 |
PC3→鰆目鬼之介:
はいはい。
GM:
んーとね、早速だけどきのぴっぴにはとある小さな女の子のお友達がいます。
鰆目鬼之介:
わーい友達だ。
GM:
その女の子は「越智マモリ」ちゃんという7歳の子です。ポケモンゴ友達とかですかね。ポケストップになってる公園でよく会う、みたいな。
自分のスマホはまだ持っていないのでお母さんからスマホを借りて、よく一緒に公園に現れる感じ。
鰆目鬼之介:
マモリちゃん。トレーナー仲間か……。
PC1:
なるほど……。
GM:
マモリちゃんだよ。ではきのぴっぴはある月曜日の夕方、今日も今日とてポケストップを巡ってポケモンゴをしている訳ですが。
件の公園で、マモリちゃんのお母さんを見掛けます。今日はどうやらマモリちゃんの姿はなく、お母さんはいつもよりも少し疲れているような顔をしています。
PC1:
ママン……。
鰆目鬼之介:
とりあえず近付いて挨拶しとこうかな。
| ……あら、鬼之介くん。こんにちは、ごめんなさいね、今日はマモリは居ないのよ。
|
| こんにちは! ……マモリちゃん、どうかしたんですか?
|
鰆目鬼之介:
愛想良く訊ねる。子供の振りしてる。
| 軽い肺炎にかかっちゃったみたいで、今日から病院に入院なの。……一週間ちょっとで退院できるらしいんだけど、あの子、すごく泣き虫だから心配で……。
|
| 肺炎、……そうですか、それは心配ですね……でもきっと、マモリちゃんなら大丈夫ですよ。僕からもお見舞い申し上げると、伝えておいてください。
|
鰆目鬼之介:
と、にっこり励ます。
| ……ええ、そうね。ありがとう、寂しがり屋な子だから、お友達が来てくれるとすごく喜ぶと思うわ。
|
GM:
マモリちゃんのお母さんはふんわりと微笑んでそう言うと、それじゃあ私は買い物があるからと公園を去って行きます。「鬼之介くんもあんまり遅くまで遊んでちゃ駄目よ」って感じで。
鰆目鬼之介:
心配やなぁ……。
GM:
幼い子ともなると軽くても馬鹿にならない病気だからねえ、肺炎。そんな感じで月曜日が終わり、一週間が回って、また月曜日がやってきます。
多少マモリちゃん居るかな? と気にしてかいつも通りモンゴするためか、きのぴっぴが再び公園に足を運ぶと、またもやマモリちゃんのお母さんが浮かない表情でベンチに座っていますね。
| ……こんにちは。
|
| ……あら、鬼之介くん。こんにちは、ごめんなさいね、今日はマモリは居ないのよ。
|
GM:
マモリちゃんのお母さんはそう言うと、鬼之介くんが訊かずとも次にこう続けます。
| マモリ、軽い肺炎にかかっちゃったみたいで、今日から病院に入院なの。……一週間ちょっとで退院できるらしいんだけど、あの子、すごく泣き虫だから心配で……。
|
鰆目鬼之介:
おっふ……。
PC1:
おや……?
| おかあさん? 大丈夫ですか?
……これはちょっと、尋常じゃあなさそうだ。
|
鰆目鬼之介:
ボソッと独り言。
| 私は大丈夫よ。ただちょっと、こんなこと初めてなものだから……ごめんなさいね、こんなこと話しちゃって。
|
GM:
マモリちゃんのお母さんは、鬼之介くんが一週間前に見たはずのものと相違ない憂鬱そうな顔で溜息を吐いていますね。
| …………いえ、気にしないでください。マモリちゃん、早く良くなるといいですね。 ……もし迷惑でなければ一度、直接お見舞いに伺ってもよろしいでしょうか? 入院中の暇潰しくらいにはなれると思うんですけど。
|
| ……ええ、そうね。ありがとう、寂しがり屋な子だから、お友達が来てくれるとすごく喜ぶと思うわ。
|
GM:
お見舞いに行く、ということで、お母さんはマモリちゃんの入院している病院のことやら何やらを教えてくれます。という訳でハンドアウトを公開するで〜。
HO:越智マモリ
□概要 7歳の少女。軽い肺炎で霧坂総合病院に入院中。 怖がりで泣き虫。いつもむずかって看護師達を困らせている。 将来の夢はキャビンアテンダントだが、高いところが怖い。
|
鰆目鬼之介:
かわいいね。
GM:
かわいいよな。鬼之介くんはマモリちゃんに対して属性【興味】を取得し、運命を1点上昇させてください。これが今回のシナリオアンカーですね。
鰆目鬼之介:
なるほど! 了解やで!
GM:
何かマモリちゃんのお母さんに訊きたいことややりたいことなどがなければ、お母さんは一週間前のようにお買い物に行ってシーンを閉じるよ!
鰆目鬼之介:
おやぁ? と思いつつも、今日のところは「お見舞いに行くとよろしく伝えておいてください」と言って別れます!
GM:
おっけい〜。では導入終了、と共に此度の鬼之介くんの【魔力】最大値を決めようか! 1D6+【根源力】お願いします!
鰆目鬼之介:
【魔力】決定ロール 1D6+4 → (3)+4 = 7 |
GM:
おっ、期待値期待値。
鰆目鬼之介:
許容範囲許容範囲……。
マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC2 |
GM:
では次は〜、まみたそにしようかな。
| PC2:胡桃麻美 PL:小指 魔法名:魔法の天使 性別:女 年齢:16 表の顔:女子高校生 |
階梯:第3階梯 実践者 経歴:訪問者 攻撃力:3 防御力:3 根源力:3 真の姿:一組のカード/【精神集中】 領域:夢 魂の特技:《カワイイは作れる》 特技:《太陽》《花》《恋》《偶然》《希望》 蔵書:【緊急召喚】【騎士召喚《希望》】【回復】【浄化】【異変】【幸運】
アンカー: 鬼ヶ原権三朗▼運命3/支配 クラスメイト。隣の席になったその日からぽむぽむぷりんくんと呼ばれ続け、最近自分がぽむぽむぷりんであるような気がしてきた。 |
PC1:
マミさんー。
PC2→胡桃麻美:
ヘイヨー。
GM:
まみたそって図書館とか行く? こう……なんか……そういう一般的に使われる公共施設で行きそうな場所、あります?
胡桃麻美:
行かなそうやな〜。何だろ……学校……?
GM:
学校ww 行ってなかったら大問題やわ。じゃあそうだなー、道端でいいかな。
まみたそが学校からの帰り道を歩いているとですね、ちょうど曲がり角から飛び出してきたとある少年とぶつかります。
| わぶっ! ……ってて、まえみろよなー! ってあ、マミじゃん!
|
| きゃっ! いったーい☆
|
PC1:
星ww 少女漫画かな?
GM:
残念ながら9歳の男の子なので流石に恋愛対象にはならないんじゃないかな……。
それは「双宮ヒトシ」という、近所に住んでいる生意気な少年ですね。
胡桃麻美:
ヒトシくん。
| あいかわらずへんなおんなだなー! でっかいんだからおれみたいな小さい子には気を付けろよ!
|
PC1:
ひらがなばっかで可愛い。
| も〜ヒトぴ! へんなおんなじゃなくてぇ、カワイイ女の子☆でしょ? そっちこそ気を付けなきゃめっ! だよ! ……だいじょぶ?
|
GM:
ヒトぴ。
鰆目鬼之介:
ヒトぴ。
PC1:
こっちもひらがなばっかだった……。
| は!? おまえなんかかわいくねーし! ばーか! 大丈夫だよ! おれ急いでるんだよ、ニューインしてる弟のお見舞いに行かなきゃいけねーの!
|
| ……えっ? 弟さん入院してるの?
|
| そー、なんかタイクツだからってカッテに部屋を抜け出す? とか? 何とかっていうから、しかたねーからおれがお見舞いにいって相手してやんの!
|
| タイヘンじゃない! 早く行かなきゃだよ!
|
| わーってるよ! ってことでじゃーなー! マミもヒマだったら来てもいいぜ、おまえおもしれーし弟も喜ぶからな!
|
GM:
そんな感じでヒトシくんはすたこらさっさーと走って行きますね。
ということでまみたそのシナリオアンカーです。運命を1点上昇させてくださいな〜……あ、属性ランダムって書いてある。1D6振ってみてちょ。
胡桃麻美:
GM:
あっ。血縁ww 「自分や、自分が愛した者の親類や家族」だそうです(……?)
胡桃麻美:
血縁……? フェ〜っ。
GM:
めっちゃ近所に住んでる遠めの親戚のがきんちょって感じなのかな……。
胡桃麻美:
そんな感じかしら……親戚か。
GM:
では何かしたいことなどが無ければ同じように魔力を決めてシーン終了ですが!
胡桃麻美:
特には大丈夫かな!
【魔力】決定ロール 1D6+3 → (5)+3 = 8 |
GM:
おっ高い!
胡桃麻美:
よっしゃあ!
マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC1 |
GM:
ではでは導入最後、お待たせ翔鳥くん〜。
| PC1:大鳳翔鳥 PL:遊乃 魔法名:幻想青銅像 性別:男 年齢:150 表の顔:刑事 |
階梯:第3階梯 実践者 経歴:書警 攻撃力:4 防御力:3 根源力:3 真の姿:翼を広げた鳳凰像/【攻撃強化】 領域:力 魂の特技:《自由》 特技:《混沌》《衝撃》《炎》《幻》《祈り》 蔵書:【緊急召喚】【騎士召喚《炎》】【魔弾】【火球】【書刑】【攻則】
アンカー: 羽田鸞▼運命3/興味 よく行く鳥カフェのオーナー。25歳。 |
PC1→大鳳翔鳥:
はーい。
胡桃麻美:
あすかくん!
GM:
翔鳥くんはですね、ただいま〈
大法典〉に呼び出され、ちょうど〈
禁書〉の回収任務を請け負っているところです。
大鳳翔鳥:
ほうほう。
GM:
任務の話をしてくれているのは「
影原文子」という上司(?)の女性です。公式のNPCですね。
大鳳翔鳥:
ほえー。あやこさんだね。
| ――今回の〈禁書〉は強い力を持っているようです、注意してください。十日ほど前に、別の魔法使いが回収任務に失敗しています。
|
GM:
そう前置きして文子さんは一冊のファイルを取り出し、翔鳥くんに渡して〈
禁書〉の概要を話してくれます。
| 〈禁書〉の名前は〈ソロモン・グランディの永遠の一週間〉。 引き起こされる魔法災厄の内容は、「月曜日を起点として、同じ一週間を繰り返す」といったものと推測されています。
|
GM:
翔鳥くんがファイルをぺらりとめくると、〈
禁書〉の内表紙の転写と思われるものが載っており、其処にはこういった文が書かれています。
SoIomon Grundy, Born on a Monday, Christened on Tuesday, Married on Wednesday, Took ill on Thursday, Worse on Friday, Died on Saturday, Went back to Monday, There's no exit for Solomon Grundy.
|
大鳳翔鳥:
うわぁ。
GM:
知ってるかな? 元ネタはマザー・グースです。日本語訳はこちら。
ソロモン・グランディ 月曜 めでたくごたんじょう 火曜 きょうかいでせんれい 水曜 およめさんもらい 木曜 びょうきになった 金曜 すっかりわるくなり 土曜 とうとう死んじゃって 日曜 げつようびにかえる ソロモン・グランディは 逃げられない
|
胡桃麻美:
こわっ。
大鳳翔鳥:
ほへぇ……。あすかくんはそれを読んで眉間に皺を寄せてる。
| そして先日――今日は水曜日でしたね。 三日前の日曜日、この〈禁書〉の魔力が大きく動いたのが感知されました。恐らく一週間の回帰が起こり、今、また同じ一週間が始まっているものと考えられます。この一週間が繰り返される度に、周囲の世界との辻褄を合わせるために働く魔力が、徐々に影響を大きくしていくことでしょう。 次の回帰を起こさせる訳にはいきません。次に「げつようびにかえる」前……つまり、また日曜になってしまう直前には、封印結界を発動します。ですから、土曜日の終わりまでには〈禁書〉の回収をお願いします。
|
| 共に任務をする〈分科会〉には、第3階梯、訪問者の「胡桃麻美」さん、同じく第3階梯、異端者の「鰆目鬼之介」さんに依頼してあります。
魔力の動きが観測されたのは、霧坂総合病院。この病院は〈禁書〉の回収に失敗した魔法使い、「琴浦誠」の勤務先です。 魔力の消耗で〈大法典〉の仕事は休養中ですが、表の仕事には問題なく出勤しています。まずは彼に接触を図ってください。
|
GM:
という訳でハンドアウトを公開〜。情報量が多いと思うので、こんがらがってきたらいつでも言ってな。
HO:琴浦誠
□概要 霧坂総合病院第三小児科医局長。〈大法典〉所属の魔法使い。姿は30代半ば、優秀だがやや尊大な男。 先日、禁書〈ソロモン・グランディの永遠の一週間〉の回収任務に失敗してしまった。
|
| ……何か質問はありますか? ないようでしたら、今日、今すぐにでも向かって頂きたい。残りのお二人にもそう伝えてあります。現地で落ち合うことになるでしょう。
|
| いえ、特には。にしても、これまた面倒臭そうな〈禁書〉ですね……。つまりは今日を入れて、後四日でこれを回収するわけだ。はぁ……まぁやるだけのことはやりますよ、了解です。任せてください。
|
大鳳翔鳥:
と言って向かう準備をします。
| そういうことです。〈大法典〉の誇る書警として、遜色ない働きを期待しています。 ……では、私は別件が入っておりますので、これで。
|
GM:
てな感じで翔鳥くんのシナリオアンカーは琴浦誠さんとなります! 運命を1点上昇させて、今回もランダムらしいので1D6を振ってくださいな〜。
大鳳翔鳥:
りょうかいー。
大鳳翔鳥:
えっ。
GM:
「あなたの部下になることが運命づけられた相手」だそうで。部下に欲しいなーと思ってるとか、元より力関係がそんな感じだったりとか?
大鳳翔鳥:
見た目的には年上なのに……。
GM:
魔法使いの世界で外見年齢はあてにならないんだよなぁ……。
わたしがこのシナリオをプレイしたときは一緒に参加してたPL(男PC)が恋愛引いてましたね。琴浦さんに。
大鳳翔鳥:
そうか……えっなにそれ可哀想。ランダム怖っ。
鰆目鬼之介:
事故。
GM:
サイコロフィクションあるある。
大鳳翔鳥:
あるあるなのか……。
GM:
インセインでも感情には散々な目に合わされてきただろ……えっそうでもない?
鰆目鬼之介:
まともな感情しか結んだことないなあ(目を逸らしながら)
大鳳翔鳥:
安倍川は志木くんに似たようなことしてたよね……おいこっちを見ろ。
胡桃麻美:
ほんまやで……。
GM:
では他に何もなければ【魔力】を決めて終わるよ!
大鳳翔鳥:
あ、はい。
【魔力】決定ロール 1D6+3 → (1)+3 = 4 |
GM:
ヒエッww
鰆目鬼之介:
ええ……。
大鳳翔鳥:
ヒェ。オマモリガアッタラナ……。
胡桃麻美:
一番偉いのに……。
GM:
ま、まあ! 自分のシーンを一つ犠牲にすれば【魔力】の再決定ということも出来ますので!
とりあえずこれで導入を終了して、メインフェイズに入りましょうかね。その前にマスターシーンを一つ。
大鳳翔鳥:
まじかよ、しようかな……ほいほい。
GM:
それぞれに移動して、霧坂総合病院の入口前かな? 三人が〈
分科会〉として集うところですね。初対面なら挨拶の一つでもするんじゃないかな。
| ……えーと……あなた方が胡桃麻美さんと、鰆目鬼之介さんですかね?
|
| ああ、あなたが今回の任務の……如何にも。私が鰆目鬼之介だ。まあ、呼びやすいように呼んでくれ。よろしく。
|
| こんにちはぁ、はじめまみりん☆ 胡桃麻美、16さいで〜す。マミリンって呼んでね! みんな、今回のオシゴト……よろしくるみん☆
|
鰆目鬼之介:
やばい。
GM:
あすかくんの胃が心配。
胡桃麻美:
あすかくん名乗ってええんやで(ニッコリ) 即座にあだ名つけるから。
| あ……あぁ……俺は大鳳翔鳥、書警だ。ま、まぁなんだ……好きなように呼んでくれて構わないが……こちらこそよろしく頼む……。
|
大鳳翔鳥:
と若干引いている様子。
鰆目鬼之介:
あすかくん……。
胡桃麻美:
あすかくんには頑張って欲しい、色んな意味で。
| あすかさんに、きのすけくんかぁ……う〜ん……あすぽん……きのぴっぴ……うん! じゃあ、これから二人のこと、あすぽんときのぴっぴって呼んじゃうね! カワイくない?
|
GM:
ぱぴぷぺぽはカワイイという認識(わからいでもない)
胡桃麻美:
ポプテピピック←カワイイ。
鰆目鬼之介:
カワイイ……?
GM:
まあ……響きは……。
| ……ははっ! 可愛らしい呼び名じゃないか。気に入ったよ。麻美さんも、これからよろしく頼む。
|
鰆目鬼之介:
と愉快そうに笑ってる。
| あ、あすっ……!? ぐっ……ゴホン。 まぁこれから行動を共にするわけだし……あくまで調査だ。人前ではちゃんとしてくれるならいい。
|
胡桃麻美:
あすかくんww
鰆目鬼之介:
あすぽんガンバww
| だよね☆ きのぴっぴってばわかってるぅ〜。うん! よろしくるみん☆ おっけおっけー☆ りょうかいです。一緒にがんばりましょー、あすぽんも!
|
胡桃麻美:
あすぽんにダメージを食らわせていることはスルーの様子。
大鳳翔鳥:
こわい……〈
禁書〉よりやばいよ……。
GM:
あすぽんの明日はどっちだ!
ではでは早くも胃痛の
書警、〈
禁書〉よりやばい
訪問者、寛大飄々とした
異端者という〈
分科会〉の皆さんは病院に足を踏み入れ、琴浦誠の勤務する第三小児入院病棟に向かいます。
大鳳翔鳥:
肩書き……。
胡桃麻美:
やばいくらいカワイイってことですか? なる〜☆
GM:
どうやら目的地は4階のようなので、まあエレベーターなんかに乗って移動するでしょう。4階に着き、扉が開くと、あなた方は広いエレベーターホールでとある少女と顔を合わせます。
車椅子に乗ったその少女は、エレベーターから降りてきたあなた方を一目見ると、ぱちくりと目を見開いて不思議そうな顔をしてきますね。
大鳳翔鳥:
ほむほむ。
| あっ、邪魔……ですよね、ごめんなさい。……お見舞いのかたですか?
|
GM:
まあ顔触れが個性とりどりだからね。不思議にも思うよね。
ちなみに見た目はきのぴっぴと同じか少し幼いくらいの細い女の子です。
大鳳翔鳥:
どんな関係性だよって思われても仕方ない。
| いやいや、そんなことは……。はい、友達に会いに来たんです。ねえ?
|
鰆目鬼之介:
あすぽんに向かって言う。
| いえ、こちらこそ失礼、お嬢さん。 えぇ、実は琴浦誠という人のところへ行きたいんだが、何処にいるか知っていたりするかい?
|
大鳳翔鳥:
と膝をついて聞きます。
胡桃麻美:
あすかくん紳士やな。
| ! ……琴浦せんせい、ですか。たぶん、今は……そろそろ回診からかえってくる時間だとおもうので、受付の看護師さんにきけばわかる、かな……。 ……こ、琴浦せんせいのお友達さんなんですか……?
|
| そうかそうか、教えてくれてありがとう。いや、友達と言うかまぁ、知り合いなんだ。それがどうかしたかい?
|
| いっ、いえ! なんでもないんです! ……その、わたし、402号室に入院してて、琴浦せんせいにお世話になってる、水城アユミっていいます。 よ、よければ、お時間があるときとかに……遊びにきてくれると、うれしい、です。
|
GM:
ぶんぶんと手と首を振って誤魔化すアユミちゃんのほっぺたは若干赤いですね。
| そっか、色々教えてくれてありがと☆ またお話聞きにいくね〜!
|
| あぁ、そうだったのか。 私は大鳳翔鳥というんだ。もし先生を見かけたら伝えてくれると助かるなぁ。うん、先生と会えたらその後遊びに行かせてもらうよ。ありがとう、アユミちゃん。
|
| こうして会ったのも何かの縁、ですしね。是非、遊びに行かせてください。
|
| はい……! いつでも、歓迎、しますっ。
|
胡桃麻美:
ユーミンかわいい。
GM:
ユーミン……。
大鳳翔鳥:
ユーミン。
鰆目鬼之介:
松任谷の波動を感じる。
GM:
は〜るよ〜。
鰆目鬼之介:
やさしさに包まれてしまう。
GM:
ということで、アユミちゃんはぺこりと頭を下げると担当の看護師さんに連れられて病棟の方に戻っていきますね。ハンドアウトを公開するで〜。
HO:水城アユミ
□概要 長期入院患者、穏やかで儚げな少女。11歳。 歩くことが出来ず寝たきりで、苦しい治療に健気に耐えている。 将来の夢はバレリーナ。
|
大鳳翔鳥:
う……切ない……。
胡桃麻美:
いい子やなぁ……。
鰆目鬼之介:
ユーミン頑張れ……。
GM:
ユーミンがんばる……(?) ということで最後に。
エレベーターが開いた音がして、君達の誰かがふと背後の扉に目を向けるとですね。その向こうに空間は存在せず、ただ壁があるだけのように見えることが分かります。
大鳳翔鳥:
え……?
鰆目鬼之介:
ん?
胡桃麻美:
ファ?
GM:
そこからは確かに濃い魔力を感じ、「〈
禁書〉の力で回帰を続けているのはこの階であり、最早閉鎖空間となってしまっている」ことをあなた方は読み取りますね。
鰆目鬼之介:
なるほど。
胡桃麻美:
あらら。
大鳳翔鳥:
えええ。CoCならSANチェック。
GM:
インセインなら恐怖判定。
大鳳翔鳥:
マギロギなら……?
GM:
魔法ならわりと何でもありだからね……仕方ないね……。
鰆目鬼之介:
魔法使いはこれくらいじゃ動じない。
胡桃麻美:
魔法のちからってすげー!
大鳳翔鳥:
すごいや……。