僕らのアレゴリック展覧会
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うつのみやにすんでいる、
うまづらの
うきわのようにうかうかしている
うみぼうずは、
うけつけのうたうたいに
いつもうっぷんをうちあけてばかりだ。
うたうたいは、
うたがうたいたいのに
うみぼうずのうさばらしにつきあうばかりで
うたのいっくもうわのそら。
うみぼうずはうたうたいに
うみがめはどうだ、うみぶどうはああだ、と
うんざりするほどうんうんうなる。
ある日とうとう、うたうたいが
うわずりながらうしのようにおこった。
うみぼうずもこれにはうっかりびっくり。
うかうかしていられないと、うの字も言わずに
うたうたいのもとからさっていったとさ。

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いま
いないいないばあを
いっしょうけんめいイメエジしたのは
いかです。
いみもなく
いすわるクセがついたばかりに
いいんかいのいちじくさんが
「いかはいるか!」といどに叫んでも
いるすでごまかす
いやにいかつい
いいわけものだ。
イイダコさんはいいます。
「いやらしいいかだが、
いつもいようないきものというわけではない。
いいなづけをさがしているのだ。」
いかはいどでいねむりをしています。
いちにち、またいちにち。

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あゆみをあわせず、
あたふたあわてるのをみては
アハハとわらい、
あついから
あそぶのはいやだと
あいてにせず、
あんなに
あいいれなかったのに、
あほな
あやまちばっかり
あきずにつづけるもんだから、きゅうに
あいくるしくみえて
アイラブユウなんて
あまくちをこぼすんだ。


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