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あとがき
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【あとがき】
もしヒロインの言葉から察したダンブルドアが動いてシリウスが助かっていたら。
です。

タイムターナーをずっとアズカバン仕様(現在はすでに改変後の世界。使用時まで自力で戻るしかない)のアイテムだと思っていたので、呪いの子で新たな使い方(過去改変によって現在が変わる。時間制限で現在に戻ってくる)があることを知ったときは本当にびっくりしました。

こんなチートアイテムを勉強のために貸し出しちゃったり、ちゃんとその目的にだけ使っていたりしているなんて、魔法使いの倫理観(?)すごい。ハリーがシリウスを救う為に使ったみたいに、魔法省のお偉いさんとかも不正もみ消しでこっそり使ってたりしたのかな…と妄想が広がります。

この使い方ができるなら救済の幅が広がる!呪いの子でそんなに甘くないと現実を突きつけられていれけど二次ならいける!と妙にテンションがあがり、考え始めたのがsbmのシリウス救済の可能性です。
後半分は風呂場シーンを軸に組み立てられているので、救済してしまうとあれこれ不具合が起きるのですが、IFなら矛盾があってもいいかなあと思い、思い切って書いてみました。(29話のダンブルドアがらみのシーンはこのIFのために当初の予定からちょっと変更しました)

シリウスが生きているので後ろめたさも減り、リーマスが前向きです。魔法省シーンもだいぶ軽く、ちょっと黒い(笑)
なんとか自制しようと葛藤するリーマスをメインにおいた本編のラストも好きですが、ハピエン好きとしては、ラストはこのくらいわかりやすく明るい方が安心します。タイムターナー万歳!

あと余談ですが、5巻のダンブルドアが校長室から消えたシーンで「あの人はとにかく粋です」と言うシャックルボルトがすごく印象的で好きで、私の中では“たまにダンブルドアの真似をして粋なことをするキャラ”として出来上がっています(笑)。ほとんど出番のない彼ですが、今回アシスト役として登場させることができて嬉しいです。


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