real | ナノ

リンク整理しないとですね…(笑)
2012/09/09 19:59
霧霰勉強頑張らないといけない(´;ω;`)
うぐぐ…怠惰な私は一度サボると大変なことになると改めて実感…!!!
2012/08/24 22:05
パリストンUPしましたぁ
2012/08/19 14:48
▼パリストン小ネタ
午後の休みも終わろうとしている。

今日も優雅な昼休みだったなぁ、と一人の男は思う。彼の全身はストライプのスーツに包まれている。この暑い中だというのにジャケットも欠かさず着るのは彼のモットーか何かか。それにしても彼のくすんだ金髪が必要以上に輝いているのは気のせいか。

彼が廊下を歩いていると一人の小さく丸い男に声をかけられた。

「パリストンさん。午後の会議、休みが終わり次第始まりますので時間通り、きちんと会議室に来てくださいね。十二支ん全員で今後のハンター協会のあり方について話し合います。……遅刻は厳禁ですよ」丸い瞳がじとっと彼の方を見る。
「おやおやおや、ビーンズさんではありませんか。わざわざありがとうございます。やだなァ、ボクは遅刻なんてしませんよ。時間までにはきちんと向かわせて頂きますね」

パリストンと呼ばれた男はにこにこと微笑み、小さい男、ビーンズとすれ違っていった。何やら彼の足は早足である。すたすたとしばらく歩いてゆく。パリストンが向かった先はレストルーム、所謂トイレだった。

――事務作業だと、ドリンクを飲むわりには汗がでないからトイレも近くなるなぁ、本当に不本意なんだけど。

最近の男性用トイレは個室式になってるらしい。用を足す男性への配慮だろう。パリストンは足早に個室に向かい、ガチャリと鍵を閉めた。
用を足している間に持っている時計をちらりと見る。会議の時間まであと約5分。充分間に合うだろう。これなら多少ゆっくりしても問題ない。

……。

用を足し終え、トイレの水を流す。「どこかの誰かさんのせいで発生した作業ミスも水に流れてくれたらいいのに…」なんてことを思いながら鍵を開けてトイレから出ようとした。

ガチャ、ガチャガチャ。

何度ドアノブを回しても開かない。鍵が噛み合ってなかったのかともう一度鍵をかけて開けてからドアノブを回すも、開かない。なんということだ。彼の頭には次の会議のことしかない。会議に遅れては副会長の顔がない。何より十二支んに馬鹿にされることは目に見えている。パリストンは焦っていたが、一度冷静になり、脱出策を考えようと試みた。

「この時間帯ということは皆さん仕事に向かわれている最中ですね…。恐らく今からここに来る人は誰もいない。そしてボクの携帯電話は…、しまった、デスクに置き忘れた。助けも呼ぶことができない…そもそも呼ぶ気なんてハナからありませんでしたが。となるとこのドアを打ち破るか…そうだ、上に隙間があったら…」

上に隙間があったら、ドアをよじ登って抜け出すことができると考えたパリストンは早速上を見上げた。が、隙間がない。生憎完全に仕切られていた。覗き見防止の為か、とはいっても誰が男性用トイレなんて覗くのか。

「…そうですね。ドアを壊すのは修理代もかかるので賢明な判断ではありませんが…仕方ありません」

次の会議は重要な会議であり、司会進行役がいなければ進まない(最も彼は彼自身が司会に適役だと信じて止まないからそう思っているだけであるが)。久々に十二支ん全員が揃うので是非ともジンに会いたい(そしておちょくりたい)、そう思った彼なりの判断である。

ガチャガチャ、ガチャガチャガチャ、ドンドンドン!

トイレのドアを開けるために必死にドアノブを回ししまいにはドアを叩き始めた。それでもドアは一向に開く気配を見せない。

「あまり力任せにするのは好きじゃありませんが…ふ、く、仕方ないですね…」

ドンドンと体をドアに叩き付ける。時々休むのだが、そのときに時計を見るととっくに会議開始から10分が経過していた。15分以上もトイレに閉じ込められ、一向に開く気配が見つからないこの状況。正直、苛立ちと、体を叩き付けていた疲労のせいで既にやる気など無かった。

ハァ、と溜め息をつく。「少し疲れましたね…。一休みしますか。どうせボクは遅刻魔ですよ……ふ、くく…。…なんだかすごく虚しい気分です」

便座に蓋をしていたので、その上に仕方なく座り、休憩をとる。手を組み、膝に肘をついてもう一度溜め息をついた。今度は深い。
普段の仕事の多さのせいで疲れていたパリストン。忙しさから程遠いこの時間。彼は眠気に襲われていた。ここで寝るとさらにネタにされることは分かっていたが、襲ってくる睡魔に勝てずそのままの流れに身を委ねてしまった。

***

何度か自分の名前を呼ばれた気がしたので、彼はうっすら目を開けてみるとそこにはうし柄の服を着た男が立っていた。

「おい、パリストン。…全く、こんなところで何してんだ、早く起きろ」
「…あれ、ミザイさんじゃないですか?どうしてここに…」
「トイレに来て、誰かが閉じ込められていると思いコイツらに手伝って貰ったらお前が寝ていた。…あぁ、会議だが、お前が会議に来なかったお陰でスムーズに進み、さっき終わった。礼を言う。それにしても…遅刻の理由がトイレに篭っているとはな…」

ミザイは肩を震わせて笑った。ミザイの後ろには他の十二支んメンバー(男)もいる。寅のコードネームを持つカンザイは大笑いをしている。
会議が終わった、という言葉を聞いたパリストンは面白く無さそうに問う。「ジンさんは帰ったんですか?」その問いに対してミザイは浅く頷いた。

「そうですか……、残念です。…このトイレ、鍵が壊れていたんですよ。仕方ないじゃないですか」
「あぁ、そうだな。本当にお疲れ様なこった」

そういってミザイたち他十二支んメンバーはトイレを去った。十二支ん女子メンバーに広められてネタにされそうだなぁ。そんなことを思いながらパリストンは手を洗い、ついでに顔も軽く洗ってトイレから出て行った。
…鍵が壊れていた、のではなく、彼が鍵の掛け方を間違えたことによって、トイレに閉じ込められたことは誰も知らないだろう。




>>トイレに閉じ込められて会議に遅れるパリストンが書きたくて唐突に書いたけど思うようにパリストンを動かせなくて辛い
日本語うまくかけないです
2012/08/13 16:40
やっほーです!
二日前ぐらいにシンガポールからかえってきました

【ネタメモ】
パリ-ピカorライ
ヒノアラシでも可愛いけど
パリストン「ピカチュウって色もポジションもボクに相応しいのでピカチュウでお願いします」とか言いそううぜぇ
ピカチュウってポケモンのアイドル的存在…だと思ってる私は

プフ-アゲハント
アゲハント一択

ピトー-エネコロロ
ぴとーたん…なんだろ、ペルシアンでも可愛い
ニャルマーでもいい
2012/08/11 20:21
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