short novel

Change the Game




後書き


読んでくださりありがとうございました!!
創作開始11周年記念企画で創った文章です♪

「本当に積極的な人は3つのことを同時にやる」ということをテーマに、また頭を使う文章を書きたいと思いました。
女の子中心が多いから、青年を思いっきり走らせてみたいなと思っていたら……

「スポーツもの書きたい!!」
という内なる声が。

ということで、私初となるスポーツものを書きました。
そのまま流されて、当初書きたかったテーマはあまり本編では語られず。


戦略がありそうで、1番記憶にあるバスケットを選びましたが……
ルールを勉強したら、なかなか複雑でした!

別にバスケットのルールを開きながら、書き進めていきました。
時間がそんなになかったのに、かなり時間をかけた文章です(笑)

体育で何度かやったことはあるのですが、ポジションも戦略も特に決めなかったので、忘れているだけかもしれませんが、遊び程度の知識だったかもしれません。

そもそも「バスケットって1チーム5人なのか!」からスタートしましたからね(笑)


少年を走らて、単純で爽快な文章を書こうと思ったら……
なぜか劣等感やプライドが絡みややこしい文章に!

でも、青春の感じは出せた気がして、とっても楽しかったです♪


今回は、少年を走らせたというよりは……
少年を”話させた”という感じです(笑)

特に最後のページはあそこまで長くするつもりはなかったのですが、彼らの話のペースにのまれてしまいました♪


久しぶりにあれだけ多くの登場人物を書いた気がします。
しかもちゃんと(思いつきの)名前も決めて。
というのも、ちゃんと名前を決めなければうまく話が進まなかったのです。

短編ということもあり、あんまり情景描写を入れたくないというのもあったので、登場人物はなるべく特徴的な話し方にしました。

目指すは、説明がなくても分かるくらい分かりやすく、なおかつワンパターンにならないことですね!


最後に、登場人物に一言ずつ。

門脇君になったつもりで歓声をあげるのはとっても爽快でした。

小宮君になったつもりで、毒舌をはくのはとっても楽しかったです。

栗山君はいじられキャラみたいになってしまったのですが、いいアクセントになったと思います。

鷹野君は無口なのに、1言1言本当にいい言葉を言ってくれておもしろかったです。

”指令塔”の謎めいた感じが、でも高校生の感じで書くのは難しいけれど書きがいがありました。

主人公の江藤君と一緒になって悩んでいると、とても身近な気持ちで書くことができました。
自分も運動が苦手だからかもしれませんが。

スポーツものは私とは縁がなかったのに、自分の身近に置き換えて書くことができたのが、1番の達成感の理由かもしれません。


創作開始11周年記念企画


2015.02.15



5/5

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