short novel

かわいらしく、ブルー




後書き


読んでくださりありがとうございました!!

今回は創作開始11周年記念企画用に書いた文章です!

タイトルは今年はじめに思いついてはいたものの、下書きスタートは中盤だったのにもかかわらず……
1番最初に下書きが終わった文章です!

卒論にレポートにテストに教習に忙しくて創作する時間をまったく取れなかったのに、2週間ほどで終わらせました!!


書き終わって初めに思ったこと、全然かわいらしくなってない!!
ということです(笑)

本当は「運命の人は私と同じ青が好きな人がいいな」みたいな感じで、かわいらしくガールズトークを繰り広げる予定が、なぜか重い文章に……


でもUPを終わらせてみると、このタイトルで良かったと思いますし、このことが書けて良かったとも思います。


というのもこの文章は、ずっと私が書けなかったことを、やっと誠実に向き合って書くことができたと思う文章だからです。

きっと誰もが同じようなことを感じて経験するかもしれないけれど、自分で精一杯だから気づくことはできない。
だけれど、振り返ってみれば、気づかなかったけれど同じところで戦うだれかに支えてもらっていた。

ということを、今回は違う”描く”という表現方法で学生生活を過ごした女の子たちを書きました。

あとは、苦しむことも無駄じゃないし、必要なことだから前向きに受け入れようということが書けていたらいいなと思っています。


名前を決めたのも久しぶりですが、思い浮かんだのをそのまま。

麻子は濃淡をつけるのが苦手だけれど、色の感覚が鋭い設定です。
ということで、いろいろな細かい色を出してみました。
性格は、いろいろなことを少し難しく考えてしまう不器用なタイプ。

対する優美は、濃淡は得意だけれど、自分の描きたいものを描くことが苦手なタイプ。
ということで、自分の描きたかった絵を描く麻子を尊敬とまではいかなくても共感しているという設定。
性格はマイペースだけれど自分の意志はしっかり持っているという私の尊敬している性格です。


書きたいことは書けたのですが、もう少し現実から離したかったなとか、重くしたくなかったなと個人的には思っています。

私も学生生活最後に、同じ年齢の人々を書きたくて書いた文章なので、とっても楽しかったです*


それでは、小説のUPが今度いつできるか分からないのでこの辺で!

最後に、私の苦しんでいるとき支えてくださった、学生時代に出会った全ての方々へ心から感謝を*


創作開始11周年記念企画


2015.02.06



7/7

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