ハートの女王編 ダイヤの国には、ダイアナ・ダイヤという姫がいて、私達を歓迎してくれた。 ハートの国でのことは、ダイアナ姫が止められなかったことを謝罪した。ダイヤの国ではハートの国の異変がなくなってから何もおかしなことはないらしい。 数日間だけのことだが、大きな進歩と信じたかった。 ダイアナ姫から簡単な報告だけを受けて、私達は帰路につく。 ハートの女王の居場所はわからない私達は、可能な限り、不思議の国の問題を解決することにした。 双子はついていくと譲らなかったし、ロイドは無言で隣りにいた。心強かったけれど、不安なことには代わりはない。 手始めに、ハートの国を赤く染めようとしていたダイヤの国に行ってみた。だが予想通りもう解決できた後だった。確認のためもあったし、私がいるということと、今後のためには私の顔は多くの人が知っていたほうがいい気がした。 prev/next |