to love

I've got your six.

冗談なんかじゃ笑ってくれなかった
愛想笑いの裏で何度
あなたの本当の笑顔を見たいという本音
隠してきたのだろう

失うことを何度恐れただろう
最もおそれるべきは
あなたがあなたでいないことなのに

同じ幸せを願うはずなのに
なぜ同じ幸せはここにはないのだろう
いつかあなたは本当に笑えるのか
それだけが重くなっていく


私達に本当に必要なものは何だろう
探して見つけても違った
私達の間には何もなかった
確かめられただけ

後悔するというのは過去を
否定することと似ている
あなたは私の世界にいなくていい

同じく幸せを願う私は
何もここから持たないあなたを見送ろう
あなたがいつかまた本当に笑える日まで
それを幸せと呼べる日まで


後書き