ついのべ
泡
『王子様に見つけてもらえなければ泡となって消えてしまうのです』おとぎ話の結末を反芻する。夜になっても雨が止まないのは私の心境と何か関係があるかもしれない。顔を合わせる日を考えると憂鬱。正しくは『泡となって消えてしまいたい』ではないか。記憶は今日に置いていこう。雨となって消える幻。
2023/06/14
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