ついのべ



毎日会いに来た彼女はもういない。透けるような白い肌が恋しい。思えば毎日いたずらをされている気分だった。音もなく近づく彼女といるのは刺激的で楽しかった。でも、彼女のためにもこれでよかったのだ。たまには僕がいたずらしてもいいだろう。最後のハロウィンは楽しかったかい。お祓いは成功した。

2021/10/31 後書き

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