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(留文ボツ)犬猿と与四郎が

口調とかいろいろわかんなくなってボツった。唐突に始まり唐突に終わる。
それでも大丈夫ならどうぞ。





あおぱんは、夕焼けの見えるコンサートホール が舞台で『ハンバーガー』が出てくる片想いの話を7ツイート以内で書いてみましょう。 http://shindanmaker.com/139886





公演が終わり明るくなったコンサートホールに、人の姿は疎らだ。それでも俺は座席から動かずに座り込んでいた。いや、動けなかった、のほうが正しいか。ステージに鎮座する、黒く光るグランドピアノをひとつ睨んで、席を立った。
ざわざわとまだ騒がしさの残るホールのロビーには、ついさっきまでステージにいた男が朗らかな笑みを浮かべて帰っていく人々に挨拶をしていた。そいつの普段は見ないような服に違和感を覚える。ステージの上にいた時には、そんなこと微塵も感じなかったのに。
「留三郎!」人の波に揉まれながらも突っ立っていると、どこからか声が掛かった。ぐるりと辺りを見回せば、それほど長くはないがサラリと流れる黒髪をもつ美丈夫が階段を降りてくるのが見える。人の邪魔にならないようにしながら、自分を呼んだ朋友のもとへ向かった。
「仙蔵、お前も来てたのか。この2時間会わなかったから、俺ひとり来ているのかと思っていたぞ」「私はずっと2階席にいたからな。お前はずっと1階にいたのだろ、会わなくて当然さ。それに私は文次郎を見に来た訳ではないよ。バイオリンの彼を見に来たんだ」
そう言った彼が指差したのは、確かにステージでバイオリンを弾いていた男だった。まあそれも旧知のものであるのだが。ふと、大分人の少なくなったロビーへ歩き出した仙蔵を、慌てて追いかける。「与四郎、文次郎」思いのほか大きく響いた彼の声は、2人を振り向かせるのに十分だった。
「仙蔵、留三郎、来ていたのか」「2人とも久しぶりだべ」驚いた顔をする文次郎とにっこりと笑う与四郎。



終われてない。
解りにくい舞台設定→文次郎と与四郎が音大生。それぞれピアノ科、バイオリン科。学校主催のチャリティーコンサート的なやつに出た二人。仙蔵と食満は大学生。見に来た。留→文かつ与(→)←仙。仙蔵は経済学部。で、将来与四郎専属の経営コンサルタント(マネージャーみたいな)になろうとしてる、っていう話にほとんど出て来ない無駄な設定。妄想してる時が一番楽しかったです。

20111013.


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