初登場以降、煉獄さんに想いを馳せてきた私ですが、本編がしんどすぎてあまり夢を書くつもりはありませんでした。ですが、流行りに乗って〜と言ったように、たくさんの方が書かれているのを見て、私も自分の感想を形にしたくなったのです。しんどいんですけど。もうすっごくしんどいんですけど。
私はわりと優しすぎるほど優しい穏やかなお父さん気質な人や、身体はおっきいのに気の弱い人や、男前兄貴肌な人が好きなのですが、本編を読んだ印象で、煉獄さんは3番目+1番目のサラブレッドなのかな〜〜と思います。ものすごく厳しい人ではありますが、禰豆子への認識の変化を見る限り、その一辺倒ではない感じ。
好きです。好き以外のなにものでもない……。ただ、私の好きになった人はなぜか死にやすいので(なぜ!?)彼もまた同じように逝ってしまうのね……と本誌を読んだときの気持ちを置き換えたのが、今回の「はつ恋」です。というよりは、煉獄さんを待つ女の人はこんな感じなんだろうな、という気持ちが大きいのですが……。
ヒロインには、過去に鬼殺隊に属する恋人がいて、その過程で煉獄さんに知り合い、恋人が亡くなったあと、自分を励まし支えてくれた煉獄さんに新しい恋をする。けれど煉獄さんもまた鬼と戦う人であり、護るべきもののため、命を賭けて戦い、二度と戻ることはない。それがあの人だとわかりながら、死を受け入れながら歩くことができない。
そんな気持ちで書きました。お互いの名前は出さず、でも誰かに「これ鬼滅の夢小説なんだよ」と渡したときに、煉獄さんの物語だとわかっていただけるような作品になっていればと思います。
煉獄さんは熱すぎるほどに熱い人なので、自分の中ではこの物語のヒロインのような、感情に乏しく内に秘めてしまうような子と恋仲になってほしくあります。
あと何人逝くのかなぁ、と思いながら、最近は夢小説もpixivなんかで書く時代になっていることにひっくり返りつつ、ここでまたのんびり色んな作品の夢を書いていきたいという気持ちなので、読者の皆様にもどうかのんびりと見守っていただけますと幸いです。