追憶・1 | ナノ



 目覚めた場所は空虚な世界。

 誰が置いていったのだろう。

 オレの心も忘れてきたのか。

 目の前の闇に、ただただ沈んでいくばかり。

 縋る小さな手を引いて

 オレは暗闇を進み続ける。



 そう決意したのはいつの事だったか。












reminiscence 〜追憶〜


prev / next

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -