ここは太陽が沈んで眠る赤い赤い暗い海///



「****・・・・・・あら?」

目を覚ます。
言葉を口にした、はずだったのに。
けど、吐き出される音にならなかった。

だって、アナタの影が居るんだもの。
それに、ここは。
赤い赤い暗い暗い夢の中の、世界のどこかね。


「キミに会ったの、久しぶりね。」


キミさえも答えてはくれないのね。
わかっていたわ。

私は眠るの。
夢のような赤い世界の中で目を閉じた。



mae  tugi
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