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そのいち・イリーナ先生と湊

「なかなか発音がよくなってきたわね、湊」

「本当ですか?」

「ええ。ま、私が教えているんだから当然ね」

「自分で言うのはどうかと思いますけど、そうですね。イリーナ先生分かりやすいですし」

「……」

「な、何ですか?」

「いいわ!湊、貴方最高!他の奴みたいに荒んでなくて!」

「えええええええええ、そんなことないと思いますけど!?」

「ご褒美あげるわ!」

「いや別に岡島じゃないんでいいでsうわっぷ!」

「教師の言うこと聞きなさい!」

「胸に圧死されるんでやめ、烏間先生Help me!」



そのに・カルマと渚と湊

「黒瀬さん」

「わっ!?あ、潮田君か…びっくりした」

「ごめん、なんかやってたのに」

「あー、いいよいいよ。私が潮田君の気配に気づかなかっただけだし」

「そんなになかった?」

「うん。なんていうか、暗殺者みたい」

「ある意味殺せんせーの暗殺者だけどね」

「でも正直さ、これ暗殺じゃないと思うんだけど、どうなんだろう」

「どういうこと?」

「暗殺って殺す相手に殺意を見せたら即終わりじゃん。でも皆から殺される対象なのは先生分かっているわけでしょ」

「うーん…そういう相手からの提案だから、しょうがないんじゃないかな」

「んー。殺すタイミングは分からないんだから、それでいいのか」

「ん、湊と渚君じゃん」

「カルマ君」

「そういえばあんたはなんか潮田君には優しいよね」

「言っとくけど俺が好きなのは湊だからね。ホモじゃないからね」

「僕も困るけど!?」

「あんたがそうだったら、同性愛に対して否定はしないけど、10メートルくらいは近寄らないでほしいかな」

「いつものことだけど、黒瀬さん辛辣だね…」

「俺に対しては特にねー。何で?」

「気のせいじゃないの」

「せめて棒読みはやめてあげよう、黒瀬さん…」



そのさん・前原君と湊

「うわ、前原」

「なんでそう露骨に嫌な顔されてんの、俺」

「だって女ったらしのリア充野郎っていう印象が強くて」

「黒瀬の中での俺の評価ひどくね!?」

「気のせいじゃないの」

「お前上でも同じこと言ってるぞ」

「はいメタ発言やめー。ところでほいほい相手を変える前原クン、君って本当に相手好きなの?」

「好きだよ。だから付き合ってる。でも好きな奴なんてホイホイ変わるもんだろ?冷めたら振りゃあいい」

「なんかそこまで言い切られると殴る気も失せるね」

「まーカルマの場合は違うんだろうけど」

「なんでそこでカルマが出てくんの」

「もうこっちとしてはいい加減にしろって叫びてえよ」

「ねえ前原、会話のキャッチボールしようよ」



そのよん・千葉君と速水さんと湊

「ねえ、千葉君速水さん、射撃教えてもらってもいい?」

「いいけど…黒瀬そんなに言うほど悪くないだろ」

「70点でそんな威張れないよ」

「黒瀬さん、カルマに教わればいいじゃん。あいつだって97だよ」

「やだようざいし」

「即答だな…」

「恨みを買うのはうちらなんだけどね…」

「何?」

「何でもない。じゃあ次体育だし、教えてやるよ」

「少しはましになるように頑張ろっか」

「うん、二人ともありがとう!」



そのご・神崎さんと湊

「黒瀬さんもゲーム好きなんだよね?」

「うん、好きだよー。あんまやらないけどね。ゲーセンとか行かないし、ちょっと違うかも」

「あ、そうなんだ…よければなんだけど、今度一緒に行かない?」

「え、いいの?じゃ、クレーンゲームとか教わろうかなー」

「任せて、私得意なの」

「神崎さんちに携帯ゲーム機あればソフト貸すけどなあ」

「何がお勧めとかあるの?」

「うん!古いけど、MOTHERシリーズとFF9とか、今ならダンガンロンパかなあ。RPGと推理物なんだけど」

「そうなんだ。面白そう!」

「PS3だけど、デモンズソウルとかも難しいから神崎さん好きかも」

「へえ〜」

「今度持ってくるね!」

「うん、ありがとう黒瀬さん。ゲーム仲間とかいなかったから、嬉しいな」

「私も嬉しいよー!」



E組では千葉君と速水さんが特に好きです。皆好きですけど。