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あとがき


エリオスはなんとな〜くリリース前日くらいに事前登録して。最初はアキラやジュニアの幼さとか、ゲームそのものもバランスがひどくて「続けられるのか?」と不安でした。でもストーリーも盛り上がってきてゲーム性もだんだん改良されていって、楽しみ始めたところでハロウィンノースの集合イラストに、というかヴィクターに心臓持っていかれました。比喩ではなく本当に声上げたと思います。
長髪ポニーテールはあかんて。ずるいて。「さぁ、貴方も闇夜の魔物となりなさい」じゃねーわ。楽しそうだね。ノリノリで胸元出して演じる成人済み三十一歳男性、何? 好きですが……。

マンション住まいなこともあり普段ゲームを音出してやるタイプではないので、その後ボイスを聞いてみたら「こ、こんな優しい声してるの? え?」と頭がバグりました。中の人が赤い弓兵とか氷の帝王様のイメージが強く、優しい感じのタイプを初めて聞いたら呻いてしまいますよ。
久々に、というかおそらく初めて現在進行形で「沼」を体験しています。とあるキャラは「沼」とはまた違うので。

ヴィクターだけではなく最初苦手だったアキラやジュニア含め皆大好きで、課金する手に躊躇がありません。本気でハロウィンで目覚めてから一年半以上ず〜っと楽しくって、仕事で精神が参っても何とかやっていけています。ありがとうエリオスライジングヒーローズ。ずっと続いてくれ、マジで。


夢について。
ヴィクターはレンやグレイに対する態度、ホーム画面のボイスを聞く限り、「わかりやすくて頭がいい」人が好きなんじゃないかなと思っていて。あと優先順位がずれているだけで、基本的にちゃんと話も聞いてくれて(ただし受け答えはちゃんとしない)、気遣いができる穏やかな人なんですよね。分かりにくすぎますけど、倫理観はやっぱりちょっとズレていますけど。

完全にこれは私の好みなだけなのですが、HELIOS関係者には絶対したくなくて。せっかく『ヒーロー』なので、一般市民にしたかったんです。ヴィクターは背がめちゃくちゃ高いので、逆に背を低くしてみたり。
同じような波長の人と穏やかに過ごしてほしかったので、夢主が「小柄で温和でにこやかな理系女教師」になりました。頭が悪いため頭がいい会話は全く書けていませんが。

最初は単に「付き合ってるように見えるけど付き合ってない二人」でした。着地点が全然分からず夢主の片思いで終わるかな〜と思っていたほどなんですが、第二部一章がいい意味で衝撃的だったので、ババンと決まりました。夢なんて全部捏造とご都合だよ。
ちゃんと書こうとなると夢主の浅さが浮き彫りになって困ってましたが、ヴィクターとある種の共通点であり違うところを見つけてからは楽になりました。勢いで書くんじゃないという話ですね。

「初恋と再会」、「感情を知らない存在が感情を知る」が好きすぎるので楽しかったです。上手く描けているかは別として。端折った部分が多すぎるなとか、ヴィクターが優しすぎるか? とか反省していますが、もう知らん知らん。
ガストに目撃されまくる話とか、マリオンとジャクリーンとパンケーキ食べる話とか、ヴィクターとノヴァと三人の話とか入れたかった。私は話を端折りがちです。知らん知らん。


感情表現が苦手で、自分の心が分からない二人が変わるまで。読んでくださってありがとうございました。読んで良かった、ヴィクターが好きになった、少しでもそう思ってくだされば夢書きとして、ヴィクター好きとしてこの上ない幸せです。



――――私も貴方に星を見ているようです。

――――だって、私はあのときからずっと貴方に星を見てますから。