「ビースターズ」作品テーマ考察・楽園のようなディストピア 〈ビースターズ、BEASTARS〉
〔BEASTARS(ビースターズ)〕
30th.Mar.2018
※前の記事と内容が一部重複しています。
レゴシとルイは、秩序・作中世界の理想の体現者
肉食獣でありながら、自分と周りの肉食獣たちの食肉と凶暴な行動を抑止し、
それによって作中世界の理想を体現しようとするレゴシ
草食獣でありながら動物たちの頂点に君臨し、
それによって作中世界の理想を体現しようとするルイ
しかしその秩序は、
動物たちの生まれ持った本能や自然の摂理を否定したうえで、
倫理観・理性によって成り立っているものであり、
動物本来のあり方からかけ離れて歪んでいる
その歪みの結果、同じ社会の隣人であるはずの肉食獣と草食獣の間で
たびたび食殺事件が起き、また、肉食獣たちの立場は概して低い
「ビースターズ」の作品世界はディストピアなのだろう
この歪みに彼らがどう対処するかが重要な作品テーマだと思う.
「ビースターズ」作品テーマ考察・楽園のようなディストピア 〈ビースターズ、BEASTARS〉
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