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In wilfulness



ドゥワ〜



 久々に書くぞ〜と宣言して、書きました。書いたともさ。
 ナツコイ。書きかけては、ウトウト。この女あばずれじゃねーと、泰一寄りの思考で、でもこのキャラじゃないと、着地できないんですよ。などなど思いながら、やっとこさっとこ書いたわけですね〜。アホやねん。と自分でも思います。書けね〜よ、と言いつつも、無性に「TOKI」が書き直したくなってしまい、実は実は、この数日間、にらめっこしていたんですね〜。何やってるねん。一人突っ込みをしながら、ともかく何とかこの幼い文を、直さねば。使命感に燃えて、書き上げましたさ。書き上げたともさ。伝えたい人がいたんですね。励ましたい人が心にあって、負けんじゃねーぞと叫びつつ、ねむーいと、折れそうになりながら、私ってば、やっぱりバカですなぁと、実感しつつ、滞っているじゃないですか。こうなったらやけくそです。何を一人喚いている。など突っ込みを入れつつ、今、「おかしなお菓子の国」を一話、追加アップしました。フ〜です。筆休めのつもりで書いたはずが……。この際、ついでだ。挑む心はあります。でも文面が、実力が、誰も期待してなんかいないと分かっていても、書いてしまうのです。だって私、バカですもの。なので、ぴこたんの冒険も足しておきます。


 「ぴこたんの冒険22話」

 良い匂いがしてきて、ぴこたんの目がパッチっと開きます。
 ここはどこでしょう?
 魔王との対決の後、ぴこたんはどうなってしまったのか分かりません。
 もしかしたらあれは、夢だったのかもしれないと思いつつ、伸びをして起き上ったぴこたんは辺りを見回しました。
 どうやら、まだすべてが反転しているように思えます。
 「おい」
 低い声で呼ばれ、ぴこたんはサッと身構えて振り返りました。
 パンドラです。
 「お嬢が会いたがってる。ついてこい」
 お嬢とは、あの赤い服を着た女の子のことでしょうか?
 立ちすくむぴこたんを一瞥したパンドラが、鼻を一回鳴らします。
 別に怯んだわけじゃありません。
 ぴこたんはとてもとても小さな小さな妖精ですが、勇気凛凛。誰にだってへつらうことなんてことは、決してしません。あの魔王の口にたとえ吸い込まれたって、この剣で一突きしてやる覚悟はありました。
 ゆさゆさと揺れている尻尾を目がけ、ぴこたんは飛び移つります。
 パンドラはお構いなしで、ずんずんと歩いて行きます。
 ぴこたんは渾身の力を使って、パンドラの背まで這い上がって行き、右耳へよじ登て行きます。
 それには目的がありました。
 「一つ、お尋ねがしたい」
 ぴこたんは紳士的振る舞いだって、知っています。
 小さなぴこたんの声が良く聞こえるように、わざわざここまでやって来たのです。
 こそばゆさで、パンドラの耳が動きます。
 これは大変。 
 振り落されないように、しなくてはなりません。
 「ええ何だって」
 意地悪く訊き返すパンドラへ、大きく息を吸い込んだぴこたんが、耳に向かってもう一度同じことを聞きました。
 何て大きな声でしょ。
 鼓膜がじ〜んとして、パンドラは頭を大きく振ります。
 右へ左へ投げ飛ばされないように、必死でぴこたんはパンドラの毛を掴みます。
 とても小さな妖精のぴこたんにとって、危険はどこにでもあります。
 それでも前へ進むしかないのです。
 だってぴこたんは、妖精であり、勇者なんですもの。




Jan 18th






新年だぞ〜



 いつの間にか、新年を迎えていた。
 これが実感なんですね〜。
 今年はなんかいいことがありますかね〜、あればいいですけどね〜。初夢が、あああれが初夢とは、時間巻き戻して見直したい。
 ないよ。ホラーだよ。怖いよ。というものを見てしまったのですね〜。その内容は言いません。言いたくもないです。でも、小説のネタにはなるのかな、とか思ったりして……。
 いい加減、この趣味、辞めようと思うんです。
 書くのがついつい楽しくなって、気が付くと一日中、パソコンの前にいたなんてざら。こりゃいかん。絶対に危険、中毒だ〜と思いつつも、辞められずにいる次第です。
 まぁとにかく、書きかけのもの何とかしないといけませんね〜。
 今年もきっとこんな感じで私は生きて行くんだろうな。少しは進歩した文章が駆ければいいなと願いつつ、取りあえず、初夢の見直ししなきゃ。
 ではでは本年も、心広き人、私のへたくそな文章に付き合ってやろうじゃないかと思ってくださるあなたのために、書きますので、お付き合いのほど、よろしくお願いします。




Jan 3rd






別にね



 別にね、お笑いを目指しているとかないんですよ私は……。
 今、めちゃくちゃ仕事が忙しくって、疲れているんです。
 眠い眼を擦り、乗り過ごしちゃいけないと自分に言い聞かせ、必死で目を開けていたんですね〜。
 いつから気が飛んでしまっていたのか、気が付くと最寄り駅についていて、ドアが開いているではありませんか……。
 焦る焦る。
 慌てて立ち上がった次の瞬間、ずるりと、肩から下げていたカバンが床に落ちてしまい、周りを見る余裕もなく、閉まりかけたドアから飛び降りたのでした。
 走りゆく列車を見やりながら、しばしの忘却。
 出来ればこの事実を拭い去りたい。
 誰にも見られていなければいいのだけど……、無理だろうな。
 考えてみれば、そういう失敗、私って多いんですよね〜。ああ嫌だ嫌だ。
 ま、良いっか。
 
 あっそうだ。ぴこたんの冒険でも書こうっと。
 何の根拠もないけど。
 仕方がない仕方がない。それが私なのだから。
 というわけで、ぴこたんの冒険始まり始まり。

 『ぴこたんの冒険21』

 すべてが反転している世界に、ぴこたんは目を瞬かせます。
 いったい何のためにこんな手の込んだことを、パンドラはするのでしょう。
 ぴこたんは小さくても妖精です。
 こんなまやかし、見破れないはずがないのです。
 きっとパンドラもそのことは分かっていると、ぴこたんは目の前で立ちはだかる、魔王を見ながら思うのです。
 ここは念力ビビビを使うしかありません。
 意識を集中して、女の子のことを思い浮かべます。

 ふんわりと白い冷たいものを感じ、ぴこたんはさらに意識を深めます。

 きっと夜なのでしょ。
 真っ黒に白がよく映える景色。
 誰も歩いていない路地、頻りに降り積もる雪。
 妖精のぴこたんには無縁の寒さが、身に染みてきます。

 思ったとおりです。
 倒れているその子の顔を見て、ぴこたんは鼻の奥が痛くなってきました。

 ここで、ぴこたんの集中は切れてしまいました。
 小さな小さなぴこたんにしては頑張りました。

 ぐったりとしていると、いつの間にか、パンドラが喉を鳴らしそばにいるではありませんか。

 疲れ切ったぴこたんが、すやすやと眠ってしまったのは言うまでもありません。

 いったい、パンドラの目的は何だったのでしょう。

 夢の中のぴこたんはいつだって勇敢。

 審判に不服申し立てをします。

 ぴこたんよりもはるかに体が大きく、目も赤くぴかっと光っている相手です。
 がくがくと足が震え、ここから早く逃げ出した気持ちを堪え、声を上げます。
 グワンとあけた口は大きく、鋭い牙が顕わにされ、縮こまるぴこたんは、腰にぶら下げた剣を握りしめます。
 背中には、キャンベルの形見のマントです。

 「間違っているものは間違っている。もう一度調べて欲しい」
 「事実、証人もおる」
 ギーギーと騒ぐオナガドリを見やりながら、ぴこたんは続けます。
 「確かにその行為はあったかもしれない。だけどそこに隠されている真実を見破るのが、あなた方の仕事と思います」
 凛というぴこたんは、誰よりも勇ましくかっこいいはずです。
 マサヤの部屋で見た動画も、こんなシーンがありました。
 食い入るようにマサヤは見ていたのを思い出したぴこたん、急にマサヤに会いたくなってしまいました。
 一人ぼっちだと思っていたぴこたんが、初めて人間と触れたのがマサヤでした。
 それまでは、自分が何者なのか分からず、ただ風が向くまま気が向くまま流されてきたのです。
 誰に教わったわけではありません。
 人間は恐ろしいものと、ぴこたんは自然と思い込んでしまっていたのです。
 偶然も、奇跡も、きっと運命の歯車の中での出来事なのでしょう。
 怯まないぴこたんを見て、魔王は大きく開けた口を閉じ、ゴホンと一つ咳払いをしました。
 次の瞬間、手にしていた杖を、強く床に打ち鳴らします。 
 一面が真っ白くなり、そこから先は夢も見ずに寝入るぴこたんでした。

 




Nov 21st






あらあら



糸くずが風に飛ばされ転がっていくのを見ているうち、想像が膨らんで書き出したのが、ぴこたんの冒険が生まれたきっかけ。本当に、プロットとかそんなものがなくて、気が向くまま、感じるまま、頭に浮かんだことを文字にしていただけで……。と言うか、私の書くものはほぼそれに近かったりなんですけどね〜。
まさか、ペンが止まって一年近くたっているとは、正直気が付いていませんでした。
まぁ、待っている人もいないと思いますけど……。
久しぶりに、書きますかね〜。

 『ぴこたんの冒険20』

 色鮮やかさに、ぴこたんは目を瞬かせます。
 「ようこそ、おとぎの世界へ」
 その言葉に、ギョッとなったぴこたんは、身構えたのです。
 血が、騒ぐのです。
 危険信号が、頭で点滅を繰り返し、判然としない世界を凝視するべく目を見開きます。
 「愚かな罪びとよ、聞くがよい。おぬしがとった行動は重罪とされ、この世へと流された」
 何のことか、さっぱりわかりません。
 ようやく目が慣れてきたぴこたんは、パンドラがこちらを見ている姿を発見。
 ここがどこで、どうしてこんなことになってしまったのか、聞く必要があります。
 だけど、小さな小さなぴこたんの一歩はとても短く、パンドラがいる場所へたどり着くころには、もういなくなってしまうでしょう。
 ぴこたんは考えます。
 考えて考えて考えているうちに、またもや睡魔が襲ってきてしまったのです。
 コックリコックリ舟をこぎ出してしまったぴこたんは、もう、夢の中の住人、違いました。妖精です。
 そこには勇猛果敢な姿で立ちはだかる一人の少年、そうぴこたんの勇ましい姿があります。
 風に泳ぐ緑の中、ぴこたんは目の前に広がる世界を見据えます。
 マサヤの部屋で見たやつです。
 いろんな飾りを装着したその姿に、ぴこたんはついうっとりしてしまいます。
 空にはコンドルが飛び交い、遥か彼方まで続く平地。
 これからないが始まろうとしているのでしょう。
 黒服を着た少女が微笑む姿が、突然頭に浮かび、ぴこたんは唇をかみしめます。
 暗黒魔王にとらわれた少女は、魔法をかけられ、心を持てなくなってしまっているのです。
 魔王のコレクションとして、棚に並べられ、ものも言えないまま、天井を見上げている彼女を助けてほしいと、頼んできたのはカマキリです。
 残虐なイメージとは裏腹に、カマキリは独特なしゃがれ声で、愛してしまった少女の話を聞かされ、自分にはもう立ち向かうかまを切り落とされ、戦う術がないと嘆き悲しむのです。
 勇者の宿命です。
 相手は恐ろしい魔王。計り知れない力に、怯えずにはいられません。
 パンドラは魔王の化身なのだと、ぴこたんは閃きます。
 だって、こんな不思議なことが起こるなんて、もうそれしか考えられません。
 ぴこたんは、手にしていたものをギュッと強く握ります。
 ぴこたんの透視能力では、こんなこと、分かりません。
 これは全部、キャンベルが残していった力なのです。
 恐れている場合じゃありません。
 もしかしたら、キャンベルを騙した張本人が分かるかもしれないのです。
 深呼吸をしたぴこたんは、勇ましく丘を駆け出しました。
 向かうは、遥か彼方に見える、魔王が住む城です。
 ギーギーと、オナガドリが騒がしく、頭の上を飛び回ります。
 それを蹴散らし、さっそうに進むぴこたん。
 しかし、夢の世界はそこまでです。
 体のバランスを崩し、目が覚めたぴこたんをパンドラが見下ろしているではありませんか。
 その冷酷な視線に、ごくりとつばを飲み込む、ぴこたんでした。

 (気が向いたら続き、書くと思います。書かなかったらごめんなさい)




Oct 17th






何を思っただか



ぺんぎんを直していくうち、別のを書きたくなって、しかも違うフィールドが良いなと、思っちゃったですね〜。
でもって、Гカクヨム」に投稿してしまったのですね〜。
あらあら大変。
いい加減、書くの休みたいんですけどね〜。
と言うことで…( ̄∇ ̄*)ゞ
ぺんぎんの完結は、まだまだ先になってしまいそうです。┐('〜`;)┌




Oct 11th




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