このままで。

Always been this way.

短い話置き場



花承(14/12/10)

01.鼓動

たまには、顔、埋めてえ。
ベッドの上、首元に擦り寄せてきた顔が、僕の肌に吐息をかける。
その酔うような甘さの息遣いは、君が期待をしていることの表れだろうか。
分かった、と頬を撫でると、は、と一息ついてからするすると首から胸へたどり着いた。
最中よりも、いやこんな時だからこそ、妙に高鳴る。
ゼロ距離で僕の心臓が君に掴まれているような気がして。
やれやれ、と口にしたのは僕の方だった。

(お題「それは甘い20題」確かに恋だった様より)



花承(14/12/10)

花「もし僕が君に好きと言えなくなったらどうする?」
承「…好きだ」
花「え?」
承「関係ねえ、好きだ」
花「あ、え、そうかい」
承「強く思えば叶うぜ、どこぞのハリウッドスター気取りで片思い演じてやる」
花「そりゃあ、大ヒット決定だね」



花承(14/12/09)

好きなジャンルに関して超関心を示す承太郎

「hum___」
「承太郎、きみ…」
「なんだ」
「…鼻歌、歌うんだね」
「ああ、どうかしたか?」
「その歌手、僕と地元一緒なんですよ」
「…ほう?」
「(なんかすごい身を乗り出してきてる?)」



 



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