このままで。

花承へのお題は『それは恋なんてものじゃなかった』です。
( http://shindanmaker.com/392860 )

「初恋、だと？」
「ええ。君はいつでしたか？」
「…知らん」
「そうかい。僕はね、8歳の時だと思ってました」
「なんだその過去形は」
「1年間くらい、ずっと彼女が気になっていたんですが、その子は転校してしまったんです」
「ほう」
「でも、それは恋じゃなかった。僕が気になっていたのは、彼女が近くにいたときの、その視線だったんですよ」
「視線？」
「今思い返せば…どうやら彼女は、僕のスタンドが見えていたんじゃないかと思う。そのことに、まだ幼かった僕は無意識の中で感じ取っていたのかもしれない。だから、彼女に僕は好意ではなくて期待を持っていたのかな、と」
「…要するに、お前の初恋はそいつじゃあなかったと」
「うん、そうですね。僕の初恋は君だから」
「…」
「あ、あれ？承太郎？」
「お互い様、だぜ、花京院」

「ゴールデンウィークに桜が満開なんて驚きだね」
「敷地の全部の桜がってわけじゃあねーみてえだがな」
「お堀は日当たりが良いせいか散ってしまっていましたからね。あと桜のトンネルもちょっと満開は過ぎてましたし」
「しかし何処まで行っても桜が途切れねえな」
「一回り歩き続けてたら2時間は過ぎそうですね。あ、見てください承太郎、オシドリだ」
「(フラミンゴといいコイツ鳥の観察好きそうだよな)」

地元の桜祭りが好きすぎて今年行けないのがとっても寂しいので桜祭り行く花承ください

花承へのお題は『愛なんて綺麗なものじゃない』です。
( http://shindanmaker.com/392860 )

「ねえ承太郎」
「おう」
「僕って真面目かな」
「知らん。性格は真面目でも、根っからの品行方正ならピアスはしねーだろ」
「確かに」
「で、何が言いてえんだ」
「僕らの関係は清いかな、と」
「…真面目な人間には真面目な恋愛しか出来ねえのか？もういくとこまでいってるじゃねえか」
「そうなんです。清いとは言えないですよね。少なくとも僕は、不真面目に恋愛してるとは思わない。君を真剣に好きなんだ。だけど、いいのかな、と、思ってしまうんです」
「清く正しい恋愛関係が良かったか？」
「いや…君の愛し方を間違っていないかな。君を汚すことが、君にとって不幸だったら嫌だな、と思ってね」
「そんなわけねえ。お前は汚れてなんかねーし、お前のその愛し方に俺は不幸を感じねーぜ。もし俺を汚しているとしても…、良いじゃねえか、愛なんて綺麗じゃなくても」
「その言葉でもう幸せだ。どうしよう」
「どうしようもねーな」
「じゃあこの真面目な気持ちに免じて」
「さっさと寝るぜ。明日早えからな」
「はい」

花承におすすめしたいBLカップリングは
真面目攻め×ナンパ受けです。
( http://shindanmaker.com/365558 )

「おい花京院」
「うわ、肩に腕回さないでください。結構苦しい…。で、なんですか」
「あそこで一杯飲んでいかねえか」
「喫茶店ですか？」
「店先で飲んでるやつの酒のラベル、あれは目星つけてたやつだぜ」
「お酒飲む気だったのかい…」
「付き合え」
「は！？」
「お前も飲むぞ」
「…あ、そっちか。っていやいや！どっちにしろ！あ、いやどっちとかなく！とにかく酒はだめだ！」
「釣れねえな」
「法的にいけないだろう。それに体に悪い」
「俺とのひと時より法が大切か」
「その聞き方は、ちょっと卑怯じゃないですか」
「てめーにはこれくらい軟派に接しねえと、互いに堅苦しいだけだぜ」

花ジョセにおすすめしたいBLカップリングは
クーデレ攻め×メガネ受けです。
( http://shindanmaker.com/365558 )

「お、花京院か」
「ど、どうしたんですかジョースターさん、メガネなんて…」
「恥ずかしいんじゃが、やはり歳だからの〜。老眼鏡じゃよ。SPW財団の特注じゃ」
「まあ、そうでしょうね」
「え、反応それだけなのぉ〜」
「お歳の割にいつも若く見えるジョースターさんが、メガネ一つで落ち着いて見えますね」
「それは褒められてるのか？」
「それに特注なだけあって、やはりお似合いだ」
「そうじゃろそうじゃろ！」
「目元の印象が変わるというのは、随分とその人の新しい魅力をくれるものですね」
「おお、そうじゃな。人は顔のパーツで目は優先的に見るからの」
「今度また新しい老眼鏡を作られてはどうです？」
「うむ、考えてみるか」
「良かったら…僕もデザインをご一緒に考えたいです」
「おお、いいぞいいぞ！若者のセンスでますます若返るかもしれんなあ！」

ジョナエリへのお題は『また次の世界で』です。
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「ジョジョ…」
「どうしたんだい」
「ずっと一緒にいてくださいね」
「もちろん、死ぬまで一緒さ」
「ええ、だから死ぬまでしかいられないなんて、と思ってしまうのです」
「意外だ、エリナは欲張りだったのかい」
「ジョジョと、いたいだけなの」
「死んだら、きっと生まれ変わって、また一緒になれるさ」
「…そう信じたいです」
「大丈夫、僕らはこんなにも愛しあっているんだから」
「もう、ジョジョったら！」

花承へのお題は『この関係に名前を付けるとするならば』です。
( http://shindanmaker.com/392860 )

「大好き」
「そうか」
「君もかい？」
「そうだな」
「触らせてください」
「なら抱きつかせろ」
「せっかくなら膝枕しようか？」
「頭ぐれえなら撫でてやれるぜ」
「…あとで、抱いていい？」
「…ああ」
「ねえ、僕らはごっこの関係じゃない、ですよね？」
「そうだな。仲間で」
「友達で」
「恋人で」
「消えそうな関係なんだ」
「だから早く」
「うん、触らせて…」

今日の右承は徐承です。相模ゆりさんの右承ライフに幸あれ！！
( http://shindanmaker.com/439387 )
一応注意です

「私、父さんから逃げてたのね」
「今は向き合ってくれている」
「違うわ、私まだ逃げてるの」
「何からだ？」
「私の本当の気持ちから。本当はずっと父さんから愛が欲しかったの。今もよ」
「それは」
「私が父さんにしたい。私が欲しいから」
「…お前のことを、娘じゃなくて一人の女として見ろということか」
「そういうことになるわ。それも子供じゃない、大人の女を見る目でよ」
「基本、女にそういう目を向けないんだがな」
「私がさせるわよ。だから父さんは私に身体を預けて」

花承におすすめしたいBLカップリングは
俺様攻め×金持ち受けです。
( http://shindanmaker.com/365558 )

「承太郎、ほら脱いで」
「セクハラ通り越して清々しい域だな。やらねーぜ」
「頼むから。久し振りに絵を描きたいんだよ。君のヌード見て興奮して、絵を描きたい欲求満たして、更に後から楽しめて。いいじゃないか」
「いいのはてめー人だろうが。てめーには裸見せるだけで損しそうだぜ」
「その身体を見せないなんてもったいないじゃあないか…それだけで仕事になる、お金になるよ」
「金には困ってねえ。見るなと金出して頼むくらいだな」
「僕はお金を出されてもあきらめないぞ」
「褒められたもんじゃねえスケベ心だな」

花承へのお題は『そんな声で呼ばないで』です。
( http://shindanmaker.com/392860 )

ホテルで相部屋だった時。
「先に寝るぜ、花京院」
大の男が窮屈に居座る車の中で、肩がぶつかった時。
「狭いぜ、なあ花京院」
敵に襲われ、傷を負った彼を見つけて駆け寄ったとき。
「花京院…」
両肩を掴んで、目線を合わせて伝えたい思いを口にした時。
「…、俺もだ、花京院」
そうやって、君は名前を呼ぶだけで僕を惑わせる。