拍手log

トップ2015夏編2015秋編2015秋編22015冬編2016正月編2016春編2016春編22016初夏編2016夏編2017正月編2018(?)春編2018秋編2019春編2019夏編2020春編2021春編

マツミナ:沈丁花

マツミナ:沈丁花
「ん? 花の香りがするな。」
「そうだね。これは沈丁花かな。たしかそこの角の家が花に凝ってたから。」
「あんなところから香っているのか! 香りが強い花なんだな。」
「そうだね。ちょっと寄ってくかい? 」
「いいのか? 」
「買い出し終わったし、丁度お土産になりそうなお菓子も持ってるし、いいと思うよ。」
「そうか。なら行こう! 」
「決まりだね。あ、そういえばミナキ君も知ってるおばあちゃんが住んでるんだよ。ほら、よく煮物を持ってきてくれるおばあちゃん。」
「あの煮物の方か。それはぜひ挨拶しないな。」
「美味しいもんね。」

05/01


マツミナ:おひなさま

マツミナ:おひなさま
「お、雛飾りか。」
「うん。近所のお家の方が取りに来るんだよ。」
「ん? どういうことだ?」
「そのお家にお雛様を保管しておくスペースが無くてね。うちの蔵を貸してるんだ。」
「で、持って行きやすい様に出してきたのか。なるほど。」
「そうそう。男手が少ないお家だからね。あ、ミナキ君手伝ってくれるかい? 」
「構わないぜ。」
「ありがとう。これ大きい飾りだから助かるよ。」
「そうなのか。あまり縁が無いのでよくわからないのだが、これは大きい雛飾りなのか。」
「うん。このお家では一部屋丸々雛飾りの部屋になるね。」
「そんなにか! 」

05/01


うぐしし:梅の花

うぐしし:梅の花
「梅の花が咲いてるな。」
「あ、ほんとだ。鶯さんよく見つけたな。」
「毎日気にかけていたからな。大包平に見せてやりたいものだ。」
「あー、大包平さんもきっと見せたがってるだろうな。」
「そうだろう、そうだろう。」
「早く会えるといいな。」
「ああ、そうだな。」

03/03


鶴獅子:鬼

鶴獅子:鬼
「ふははは鬼だぞー!」
「待て、鶴丸待て。」
「ん? 何だ獅子王か。どうしたんだ? 」
「どうしたじゃねえよ。その面どうしたんだよ。」
「物置部屋から拾ってきたぜ!」
「まじかそんなもん置いてあったのかよ。」
「能で使うやつだよなあ。俺も不思議だった。」
「だろうな。だから返して来い。」
「そうすると鬼の面がないじゃないか!!」
「今朝短刀たちが紙でかわいいやつ作ってたじゃねえか!」
「あれでは面白くないだろう!」
「いや面白いってたぶんきっと知らね。」
「おい面倒になるな。おい。」

03/03


じじしし:ほうれん草

じじしし:ほうれん草
「夕飯だー! あ、おひたしだ。」
「おお、俺のも食べるか。」
「いやいいよ大丈夫。」
「そうか、好きではなかったのか? 」
「好きだけど三日月のじーさんもちゃんと食べなきゃだろ。」
「そうではあるが、ならば何か……。」
「いや大丈夫だから! 餌付けじゃねえんだから!」
「むむむ。」
「あっ、聞いてない。」

03/03


笠今:かまくら

笠今:かまくら
「雪だー!」
「元気やなー。」
「かまくら作るぞ!」
「一人でやってくれへん?」
「中で餅食うぞ。」
「食べ物で釣れると思っとんのか。」
「おう。」
「曇りなき眼……。」

03/03


笠今:わかさぎ

笠今:わかさぎ
「スキー行こう。」
「却下。」
「何でだよ!」
「寒いやろ!!」
「お前先月のアクティブさは何処にいった。」
「スキーは年間行事やないで。」
「真面目か。」
「ほらおこたに入り〜。」
「くっ、その誘惑にはのらねえからな!」
「何なら今晩はわかさぎの天ぷらにするんやけどなー。」
「こたつ入る。」
「よしよし。」
「わかさぎとかどうしたんだよ。」
「今朝釣り好きの親戚が持ってきたんやで。」
「マジか。」
「きみ寝とったもんな。」
「そりゃ知らねえ筈だ。」

03/03


マツミナ:初春

マツミナ:初春
「春が近づいている。」
「でもねミナキくん。寒いものは寒いよ。だからマフラーしようね。」
「手袋で充分だぜ!」
「その手袋って防寒具の要素あるの?」
「ふふ実は中がふかふかに……なってない。」
「はいはい意地張ってないで体壊す前に防寒具を身に付けようね。」
「は、春!春がきてるんだぜ!!」
「はいはい。」
※初春はおそらく一月のことです。

03/03


マツミナ:初雪

マツミナ:初雪
「今年は初雪が早かったな。」
「そうかな? 積もるのが早かったというのはあると思うけれど。」
「それだ。雪が積もるなら今ぐらいかと思ったんだが。」
「異常気象はしょうがないね。」
「確か海の方でカイオーガとグラードンがとか何とかだったか。」
「言ってたねえ。」
「全く困ったもんだぜ。」

03/03


マツミナ:節分

マツミナ:節分
「鬼は外ー!福は内ー!!」
「ミナキくん気合い入ってるね。」
「マツバの家に鬼がいたら大変だからな!」
「そう? ゴースたちが追い払ってくれそうだけど。」
「鬼を追いかけ回して遊ぶ姿はとても安眠妨害になるだろうからな。」
「あー、まあ、うん。そうだね。」
「賑やかなのは良い事なんだがな。」
「「鬼はー外ー!!」」

03/03


prev next

- ナノ -