一瞬の心の動きを残そう

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11.28 21:41 / こうこつ hp e

この宇宙の
どこかに
しまった
きおく

ひきだして
しずかに
こっそり
とじた



11.12 20:56 / 玖妙夢堂 hp e

 
『秋陽〜stroll〜』

手を合わす君の願いを
覗き見したい秋の午後
境内に弾む制服たちの
眩しさが少し羨ましい

傍らに在る確かな温み
梅ヶ枝に記憶を結えて
また一緒に歩んでゆく

時の遥かを君と巡って
今へ導かれる秋の午後
館内に並ぶ什物よりも
輝くその眸に囚われる

傍らに在る確かな温み
参道香る甘酒に口づけ
また一緒に酔うてゆく
 



11.08 23:02 / 龍桜雪菜 hp e

『キッカケ』

大雪が降ったために
車は長い列を作る
運転する君は
疲れで苛立っていたね

無言の時が耐えられなくて
つい軽口が出てしまう
それがキッカケ
小さなキッカケ
いつも喧嘩になってしまうね

私も君も もしかしたら誰もが
人に期待しすぎてる
それは自分が完璧じゃないから
それを知っているから
足りない全てを求めてる
だから誰もが 人を傷付ける

会えば喧嘩になってしまう
それなのに 会いたくて
離れられないのは何故だろう

都合が悪くなると
理詰めで相手を責めたり
言い訳してばかり
そんなダメなとこだけは
私と君は良く似てるね

多すぎる言葉の中から
いつもなら合う物を
息するように簡単に
選べているのに
外面だけは完璧なハズなのに
どうしてだろうね
君には意地を張りすぎちゃう
良いトコだけを見せたくて
背伸びしちゃうんだ

安らぎとか 真実とか
そんな形のないものばかり
いつも求めていた
でもね キスしたり
抱きしめ合ったり
多分 それだけで良かった

当たり前の日常が
本当は一番幸せだと
今になって気付く

過去は消えたりしないから
過ぎた時に背を向けないで
いつかまた笑えたら良い
残った傷跡も
いつか愛した証になる

雪が降ると思い出すよ
車に乗ると思い出すよ
君のことを
だってそれらは
君へと繋がる キッカケ



11.07 03:12 / 灯台 hp e

ふりまわされてはいけない
振り回してもいけない

理解力で生きる
理不尽な世の中だから

顔色は笑顔で
悲しみを勇気で

健康は食事から
健康は会話から



11.03 14:50 / ぽち hp e

【想いこそ未来】

生も死もどこかでは当たり前なのに
今の僕らにはそう遠い存在で
そのくせ「今だ」「未来だ」どうのこうの
煩さは職人クラス
だけど欠けて見える説得力

もう一声欲しいところです

平和がどう僕らを変えたのか
論じるつもりもないけれど
いつも一生懸命 ここでは一所懸命
想い、口にしていたい
そう僕にだって「未来」は関係あるんだから

人の真似、ふりをするロボットが歩いて
なんて僕らにはただ夢のような話
正直そんな未来なんか来やしないよ
完全なる人工知能を
備えたそれは恐怖そのもので

と、ときどき慌ててみるんです

科学がどう僕らを変えたのか
論じるつもりもないけれど
いつも一生懸命 ここでは一所懸命
想い、声にしてみるよ
そう僕にだって「未来」は関係あるんだから

そう模索できる素晴らしさ
まだ未知がある素晴らしさ
人は「完了形」を持って衰退する
なんてね、言ってみる

時間がどう僕らを変えたのか
論じるつもりもないけれど
いつも一生懸命 ここでは一所懸命
想い、声にしていたい
そう僕にだって「未来」は関係あるんだから






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