あなたの傍らで
春華
「旦那様。」
司馬懿
「ん?」
春華、急に抱きつく。
司馬懿の背筋が凍った。
司馬懿
「な、なんなのだ!」
春華
「旦那様と夫婦になって、もう何年たったでしょうね。」
司馬懿
「ん?ああ。もう随分経ったな。」
春華
「これからも、旦那様のそばにいても……よろしゅうございますね。」
司馬懿
「あ…ああ。」
少し強くギュッとすると、春華はスッと離れた。
春華
「お夕飯の支度をしてきますね。」
そういい残すと去っていく春華
司馬懿
「一体どうしたんだ。」
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