peach tea
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『亜〜久津』

「あ?高城か」

『あ!何、太一
泣かしてんのさー!?』

「俺じゃねぇ」

『じゃあ…、お兄さん
たち?太一泣かしたの』


声を低くして言い放つ。


『…ねぇ、僕が投げる
前に逃げたら?』


止められないよ?
理性効かなくなるよ?
フルボッコだよ?



別にいいならいい
ケドさ…。僕、加減
知らないよ?






「太一〜!巻き込まれる
から逃げといで〜!」


そうだね。
太一は離れてようか。


『太一、清澄と観月の
所にいて?』

「爽先輩と亜久津
先輩は…」

『僕達は平気♪日頃の
鬱憤晴らしでも
するよ♪さぁ、早く』


てことで…。


『殺ろうか?亜久津』

「上等」


太一泣かせた罪は
重いよ〜?覚悟は
出来てるんだよね?


『問答無用♪』

「…強いですね」


扨…


『さっさと散りなよ?
ね?(黒笑』


根性無し…。



「だからと言っても
爽!」

『!』

「何やってるんです!?
万が一怪我等したら
どうするんですか!!」


『はじめ…「問答無用
です!!女性なんです
から余り無茶しないで
下さいッ!!」

『……』

「…僕の」

『え?』

「心臓が持たないじゃ
ないですか…」

『…ゴメン』

「解ればいいんです」


初めてだ…。
はじめに怒られたのは…。何だろう。心配されて
嬉しいなんてな。


「…ピーチティーでも
飲みますか?」

『飲む!!』

「アイスですけど」

『飲みたい!!』


(珍しいな)
(何がです?)
(はじめがフレーバー
ティーなんて)
(気分ですよ…)
((貴女の為なんて
言えますかッ!///))



     







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