女の園の星

12,5


◇12のその後
◇またしても無駄に長め
◇R-18



『きょう、泊まる?』

泊まる。よね?だってもう付き合ったんだし。いいよね?あ、でも着替えないのかな?

「あー……今日は、帰ろうかな」

『ぇっ、そ、そっか』

露骨にシュンとしてしまう。だめだよ。付き合えたからってこんな、わがまま言ったらだめ。慶二だって忙しいのに


「その、泊まったりしたら我慢できなくなるし」


がまん?

なにを?


『え、なにを?』

「なにって……そりゃあ」

え?よくない?もう付き合ってるのに。
てかこの前もう先にシちゃったのに?

「いや、ほら。誠意を見せないとアレかなって」

なにそれ

『誠意って?』

「………」

え、慶二意外と硬派なの?
いや。本当に硬派なら付き合う前にセックスしないだろうけど

もしかして慶二も気にしてたの?

『いつまで?』

「え、あー」

私がいいって言ってるのに誰に対する誠意なんだろうか。

『…もうちょっとだけでいいから一緒にいたい』

「わっ、かった。じゃあギリギリまでいる」

『ありがとう!』

ギリギリとは?と思ったもののひとまずまだ一緒にいられることが嬉しい。
今までだったらこんなふうに恋人に我儘を言ったことはなかったのに、今日はどうしても慶二と一緒にいたい。

付き合ってそうそうに、こんな甘えて思ってたのと違うと思われないだろうか。急に不安になってきた。あの好きを排除していた私の態度がよかったのかもしれないのに

『んッ』

グッと引き寄せられてキスされる。
こんないっぱいキスされたら余計離れたくなくなっちゃう。

「俺だって本当はずっといたいよ」

『うん』

じゃあいればいいのに。
喉まで出かかった言葉を頑張って飲み込む。

『晩御飯どうする?』

このまま考えてたら本当に帰ってほしくなくなっちゃう

「どっか食べいく?」

『でもお昼も食べに行ったから』

おやつも食べちゃったし

「食材ある?」

『うん、適当でいいなら。あるていどは』

「ん、じゃあ家で食べよ」






適当に二人でご飯を作って食べた。慶二はあまり自炊しないというから料理ができないのかな?と思ったけどそんな事はないらしい。
なんでも器用にこなすからか包丁も難なく使えていた。
作れないんじゃなくて単純に作らないだけみたいで
あれ?じゃあ別に胃袋を掴んだわけじゃなかったのかな。と少しだけ疑問に思う。
本当になんで私の事好きになったんだろうこの人。

ちらりと時計を見るとまだ7時で、このままだと帰っちゃうのかな。と少しだけ寂しい。

『コーヒーのむ?』

「んー、そうしようかな」

時間稼ぎのコーヒータイム。「淹れ方教えて」と二人でキッチンにカップを取りに行った。

『コーヒー飲んだら帰る?』

「そうだな」

二人並んでせっせとコーヒーを淹れてくれているマシンを見つめる。
次、いつ会えるのかな。夏休み前だから忙しいかな。そういえば夏休みも受験対策で授業とかあるんだろうか。自分の高校時代を思い出すけど遠い昔過ぎて思い出せない。進学校じゃなかったら夏休み授業とか模試とかないのかな?

忙しいよね。うん。今日は仕方がない。
また時間がある時に泊まってもらおう。

え?エッチしないのー?と脳内で一人騒いでるのがいるけど聞かなかったことにした。



「んー、そろそろ行くかぁ」

コーヒーを飲み終わって慶二が立ち上がろうと床に手をついた。
あ、帰っちゃう

『慶二』

「ん?」

クッと慶二の小指をゆるく掴んで声をかける。
口から心臓が出そう。

『……』

「ん、名前?」

こんなこと、言っていいのかわからない。
急に恥ずかしくなってパッと指を離す。

『な、んでもない。気をつけてね』

「……なに?」

優しく聞いてくれるけど、こんな改まって聞かれたら恥ずかしい。露骨に目線を逸らして下を向く。

『いや、本当!なんでもないから』

「え、余計に気になるんだけど」

ほら、どうした?と言うように優しく手を握り返されて胸がギュッとする。
た、たいしたことないよね。付き合ってるんだもん。別に、これくらい

『あの、帰る前に』

「うん」

『キスしたいなって』

思ったんだけど。恥ずかし過ぎる。
こんなんでいちいち照れて、私この先大丈夫なんだろうか。

「わかった、じゃあこっちおいで」

慶二がフッと笑ったのがわかって恥ずかしさがピークに達する。
もぞっと座っていた腰を上げて胡座をかいている慶二に膝立ちで身を寄せる。

「ん、キスしていいよ」

『ぅ、ん』

ニヤニヤと私を見上げて少しだけ顎を上げる仕草をする慶二は本当に楽しそうで
やっぱり私ばっかり余裕がないのだ。と少し悔しくなる。
そっと慶二の胸元に手をおいてゆっくり唇を近づける。

『目、とじてよ』

「ん?名前見ときたい」

『いいから、恥ずかしい』

「あ」

右手で慶二の目をおおって強制的に視界を塞ぐ。ああもう、ドキドキする。
ゆるく開いた慶二の唇に自分の唇を重ねて。ふにふにと暖かくて気持ちがいい。

『んっ』

もうちょっとだけ。欲張って角度を変えて何度も唇を合わせて、もうこれで終わらせるからあと一回。って心の中で何度も唱えながら慶二の下唇を優しく舐める。
ピクッと慶二の肩が揺れて気持ちいいのかなって嬉しくなる。
そのままゆっくり唇を割って舌を潜り込ませる。
慶二の目を覆っていた手すら邪魔に思えてその手を顎に滑らせてもっと深くと引き寄せる。
コーヒーの少しの苦味と香りにコーヒー味のキスは初めてだな。となんだか不思議な気持ちになった。

『ふ、ぅ』

くちゅくちゅとされるがままの慶二の舌に自分の舌を絡める。
このままずっとキスしてたいな。身体の奥がジンジンと熱いけど、気持ちよくて止め方がわからない。

『んっ!ふぁ』

いきなり腰をグッと慶二の大きな手で引き寄せられてずっと傍観を決め込んでいた慶二の舌が絡み合って身体の奥からゾクゾクと甘い痺れが広がる。

『ぁっ、はぁ』

ゆっくり唇が離されて、いやらしく間に唾液がつたっている。


「名前誘ってる?」

誘ってるかって?そんなの、誘ってる。
だってもっと一緒にいたい。

『いやだった?』

「ッ、あー……」


こつんと慶二のおでこが私の胸に埋まる。
この言葉はあなたが私にあの時浴びせた言葉だぞ。と一人心の中でやり返せた気持ちになる。
ググッと両手で肩を握られて『あ、慶二いま欲望と葛藤してる』とわかって、追い打ちとばかりにするりと目の前の慶二の髪を撫でるふりをして顔におっぱいを押し付けた。
ワックスがついた髪は少しだけ硬い。ゆっくり指を慶二の首の後ろに持っていって両手を絡める。

「やっぱ、とまっていい?」

『いいの?』

白々しく

「うん」

『うれしい』

チュッチュと慶二のこめかみに甘えるようにキスをする。

「ただ……」

何なんだろう。あ、本当に仕事が溜まってるのかもしれない。急に申し訳無さがこみ上げる。わがままだった。


「ゴムがなくて…」

『ぁ…そ、そっか』

本当に今日はシないつもりだったんだと知る。いつも持ってるわけじゃないのか。じゃあなんであの時は持ってたんだろう。なんて、すぐさま頭の中から疑問を追い出す。
結婚も考えるとは言ってくれたけど、流石にじゃあもう生でヤっちゃおうとは言えない。

『……買いにいく?』

「うん…ついでにいろいろ買いたい」



まだ夜も遅くない時間。都会とはなんと便利なのか。2階が衣料品も売っている近場のスーパーにつくと慶二は適当に部屋着にするものをカゴにポイッと入れていった。女子ではありえないそのスピードにただただ慶二の後ろに付いていく。
前を歩く慶二を後ろから見つめて、背大っきいよね、かっこいい。とか
本当に恋人になったんだ。とかついつい口元がニヤけて慌てて両手で頬を抑える。
お会計が済むとすぐさま1階のドラッグストアに足を勧めて、これまたひげ剃りやら歯ブラシやらをカゴに入れる。
ああ、うちに置いといてくれるんだ。なんて変に嬉しくてたまらない。
手を繋いでみたいけど、きっと高校からも近いからこの辺じゃあ手繋いで歩けないよね。なんて思っては大人なんだから、手つなぐ繋がないで浮かれたらダメだって自分に言い聞かせる。
久しぶりの恋愛に、今までの経験がリセットされたみたいに。なんだか全てのことにドキドキしてしまう。
「このさいだから」とどの際だ?と思いながら、しゃがんで真剣にコンドームを選ぶ慶二の後ろで恥ずかしながら棚を覗き込む。
というか、こんな所を生徒に目撃されたらヤバイんじゃ。と少しヒヤッとして『そんなに違うの?』と何でもいいんじゃない?という意味を含ませて一応声をかけると「んー」と生返事を返されて、慶二は一つ箱を手に取った。何選んだか気になるから慶二がいない時にパッケージを見ちゃおう。だなんて思いながら大人しく会計をする慶二をレジ横の新発売のお菓子を眺めながら待つ。

「ん、帰ろっか」

『あ!慶二ちょっと!』

「んー?」

慶二の腕を引いて棚を進む。

『これ!』

「あー、これ?初めてちゃんと認識した」

棚に並べられたカロリーメイト。の横にあるパチモンのクッキーを指差す。

『ね!値段全然違うでしょ?』

「たしかに、でも中身の質が違いそうだよなぁ。てかここカロリーメイト安いな」

見せたかったものを見せられて満足する。

『じゃ!帰ろっか』

「ああ」

ガサッと歩き出す足とともにレジ袋がなった。





キスしてた時はあんなに余裕なさそうな感じだったのに、また普通に戻ってる。平然とした慶二のそういう所も好きだけど、私ばっかり余裕がないな思う。こんなに余裕がなかったら、慶二に呆れられるかもしれないと反省する。
おっきめのレジ袋を片手で持って、もう片手は空いてるのにその手はポケットにしまわれている。
街灯はあるけど、駅から少し離れているから人通りはほとんどない。だけどやっぱり手は繋げないよね。と分かっていた事をもう一度確認して目線を前に戻す。

マンションについてエレベーターに乗り込む。ボタンを押してドアがしまるとグッと慶二に身を寄せられて予想してなかった自分以外の体温にドクンと心臓が跳ねた。

『慶二?』

さっきまでポケットに入っていた慶二の手が私の指に絡まってぐわぐわと一気に体温が上がる。
それと同時にエレベーターのドアが開いて慶二が手を引くように歩き出す。

玄関の鍵を開ける時も、絡まった指の腹が手の甲をスリスリと撫でてたまらない。思わず鍵を落としそうになったのを堪えてドアを開けた。


『ぁっ、ん、ふぅ』

中に入るやいなや後ろを振り向くような形でキスをされて、クチュクチュと舌を絡めめて吸われる。さわさわと大きな手でお腹を撫でられてゾワゾワッと甘い感覚が脳に響く。

「もう無理」

唇が離れると吐息混じりに囁かれて、慶二も余裕なかったんだ。とドキドキが加速する。靴を脱ぎ捨てて部屋に足を踏み入れる。

レジ袋をソファーに置いて、慶二が中から箱だけ取り出す。それを開けて中身を一つだけ取って枕元に転がした。
スルリと簡単にお互い服を脱いで、下着だけの姿でベッドに腰掛ける。照明をベッドに近いライトに付け替えて、それが合図と言わんばかりにお互いにキスを求める。

慶二がゆっくりとベッドに倒れて、まるで私が押し倒したような体制。

『慶二』

「名前」

『好き』

「俺も」

見つめて好きだと言い合って、唇を合わせ直す。燻っていた身体の熱が一気に奥からあふれ出して、もう早く触ってくれと暴れだす。

『んっ』

チュルッと舌を吸い上げられて腰が震える。ああもう、このキス好き。
右手をゆっくりと下に滑らせる。さわさわと、慶二のおちんちんをパンツ越しに撫でると。そこはもう欲望を擡げていた。
嬉しくなって手を動かせばピクピクと慶二の腰が揺れる。

『んっ、あっ!』

慶二のおっきい手が胸に伸びてきて、ふにふにとブラジャーの上から胸をもむ。クッとブラをずらすように指が動いて人差し指で乳首を弾かれる。唇を離して自分の手の動きと、慶二から与えられる快感に集中する。

『ふぁっ!んん』

両方の乳首をピンッと弾かれたり、クリクリと捏ねるように摘まれて厭らしい声が漏れでる。我慢ができなくて下着越しに揺れる秘部を硬くなったおちんちんに擦り付ける。

『あっ、んっ、はぁ、ん!』

快感に乱れるがままに腰を振る自分が、とても厭らしい事をしているのだと思うとますますお腹の奥底がうねってトロリとよだれを垂らす。

「はっ、名前えろい」

『んっんっ』

慶二にエッチな女だと思われたのだと。それが余計に興奮を煽る。

『ひゃっ!あっあ』

クロッチの脇から慶二の太くてゴツゴツした指が入り込んできて、クチュクチュと指先で入り口をなぞる。慶二の指に押し付けるように腰をゆっくり厭らしく動かして、時折クリトリスを掠める指に身体がピクリと震える。
クリも気持ちいいけど、中に欲しい。慶二の指でナカぐちゅぐちゅされたい。
ナカに誘うように腰を下ろす。それに気づいたのかズチュリと指が奥まで入ってきた。

『んっんぅ、あっ』

奥の子宮を揺らすように指が動いて、やっぱり気持ちいいと脳みそが蕩け出す。この前慶二とエッチしてから、エッチってあんなに気持ちいいの?とまた気持ちよくなりたいと身体が疼いていた。忘れようと知らないふりをしていたのに
やっぱり気持ちいい。と身体の奥から喜んで腰が揺れてうねうねと慶二の指をしめあげる。


もう挿れたい


『んっ、けいじ』


揺れる腰を止めて引き上げると、ヌポッと慶二の指が抜ける。
チュッチュと慶二の唇にキスしてみつめる。

『いれていい?』

「ん、いいよ」

枕元に転がしていた正方形の袋を慶二が手にとって私に差し出す。

「つけて?」

『うん』

慶二の上から一旦退いて背中に手を回してブラを外す。ベチャベチャになったショーツも脱いでから、袋を丁寧に破っている間に慶二が腰を浮かせてパンツを脱ぎ捨てた。
袋からゴムを取り出して手を慶二の立ち上がったモノに添える。腰からくびれを優しく慶二に撫であげられてお腹がジンジンと熱い。
先走りの液が先端を光らせて、それが愛おしくてチュッと唇で啄むように舐めれば「くっ」と小さく声を漏らして慶二の腰が浮いた。腰を撫でていた手にも力が入った。少し蒸れた匂いに、シャワー入ってなかったなと思うけどそれすらたまらなくて。ああ、愛おしい。好き。
我慢ができなくてゴムをくるくると装着する。

チラリと慶二を見つめると

「乗って、上」

『ん』

慶二の上に跨って、ぎこちなく手で誘導しながらゆっくりと腰を落とす。

『ぁっ、んん』

ズプッとナカに埋め込まれていく感覚に圧迫感と快感から甘く声が漏れる。

『あ、はいったぁ』

「好きに動いていいよ」

いわゆる騎乗位だけれども、そんなに経験がなくて、
好きにと言われて少し戸惑う。きっと男の人は上下?に動いたほうが気持ちいいんだろうけど。えっと

『ひゃっ、んん』

「こーして、腰揺らして」

両手でお尻を掴まれて前後に揺さぶられる。その動きで子宮が揺れて、フワッと気持ちいいのが滲んだ。

『んっ、あっあ』

「名前上手」

教えられた様に、腰を前後に揺らす。あまりにもエッチなその動きにじわっと気持ちいいのが来る。
あ、これ。気持ちいいやつだ。

『はっ、ぁ、きもち、いいっ』

じわーっと広がる。温泉に浸かってるみたいな柔らかい心地よさが癖に成りそう。
慶二の手が伸びてきて動きとともに揺れるおっぱいを手のひらで優しく揉む。指先でクリュッと先端を摘まれて気持ちよさが加速する。
くちゃくちゃと小さく音が鳴ってどんどん腰の動きがいやらしくなるのがわかって、それとともに段々とせりあがるように強くなる快感に
このまま、してたらイクんだ。ってわかった。

『あっあ』

「ああ、名前の奥」

『んっん』

「コリコリして、子宮降りてきてる。きもちいい?ここ」

『あっん、しきゅう、きもちい』


慶二がエッチな顔して口角をあげてグッとお腹を指で緩く押す。
ここの奥でって思うと気持ちいいのが膨らんだ。

私自分でこんなに厭らしく腰振って
奥、慶二のおちんちんあたってる。子宮に慶二のおちんちん
きもちいい。あ、もう。きもちいい

頭の中が厭らしい言葉で埋め尽くされてぐわぐわと脳が揺れるように気持ちがいい。

『あっ、んっ!んん』

強くなる快感にお腹がうねって、呼吸が止まる。ああもう、イッてしまう。

『け、じ、もう、んっんー!』

「くっ、名前」

おっきな波にさらわれるように抗えない快感に飲まれて、ブワッと頭の中が白く染まる。

『ぁっ…、はぁ』

イッたんだと。身体が小さく震えて、呼吸が再開する。力の入らない身体をなんとか慶二の胸に手をついて支える。

『ひゃあっ!あっん!まってぇ』

慶二のおっきな手で腰を掴まれて前後に揺らされる。過ぎさったはずの快感の波にまた襲われて息ができない。

『いま、い、イッたの、あっんっんー!』

とまらない快感に身体がガクガクと震える。世界が白くなって、身体を支えられなくなった腕が折れる。腰を掴んでいた慶二の手から力が抜ける。

『ふっ、んんっ』

抱きつくように慶二に倒れかかってぼうっとした頭で快感の余韻に支配される。さわさわっと指先で軽く背中を撫でられてるだけなのに、それだけでまたイッてしまいそうなほどの快感に全身が痺れる。

腕に力を入れる。慶二がまだイッてないのに、へばっちゃダメだと必死に上半身を持ち上げる。
ゆるゆると今度は腰を上下に動かして抜き差しする。あ、また気持ちいいのがきそう

「名前」

『けい、じ』

ぱちゅぱちゅと下から緩く突き上げられて息が止まる。奥の奥を優しく突かれてきゅうっとナカがしまる。

「あー、はぁもうダメかも」

『んっんっ』

突かれるたびに甘い声が漏れ出てもう全部が気持ちいい。

『また、きちゃうっ』

「ん、このまま一緒にいこ」

一緒にと言われて脳みそまでとろとろになる。ググッと指が食い込むくらいに強く腰を持たれて、グンッと奥までくる。太ももがプルプルする。

『うんっ、いっしょに、あっ!んっ!』

「はっ、ぁ、名前」

『ぁ、けい、じッんんっ!』


もうこんなの頭がおかしくなるってくらいに気持ちいいのがブワッと弾けて
気持ちいいのと、愛おしいのと。ふわふわしてなんだか夢の中にいるみたいだった。





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