俺の家は兄貴がいるからなぁ……ごめんね?なんていうジャズくんに
全然大丈夫だよ!と返事して
またしても自分の部屋にジャズくんを招く。
今日は皆予定があって出払ってるから大丈夫だろうし
最悪鉢合わせてヤバイのはお父さんだけなので大丈夫。あの人帰ってくるの遅いし………


散々カフェでお喋りしちゃったもんだから、部屋でまでお話するのもなんか違うかな?てとりあえずテーブルに置いたジュースを二人ともごくりと飲んで。
ぽふっと二人でベッドに座った。

ぬ、ぬぐ?もう洋服ぬいだほうがいい?

ムードも何もあったもんじゃない予定されたセックスに今から移行しないと!とちょっとドギマギする。

「ナマエちゃん」

『ん?ジャズく、…んッ』

チュッチュとキスをされて、ブワッと身体が熱くなる。
耳とか、首とか、顎までチュプッとキスを繰り返されて、頭がくらくらする。

「ナマエちゃんかわいッ」

ああもう、もっと好きになっちゃう

『ジャズくんッ』

お返しとばかりに、今度は私からキスを返す。左の耳朶のピアスにキスをして、ゆっくり、首筋に唇をおとす。
恥ずかしくて頭が沸騰しそうだけど
私ばっかりもらってばかりで、わたしもジャズくんに気持ちよくなってほしい。
汗がまじった爽やかで甘いジャズくんの香りに酔いながらチロチロと首筋を柔く舌で舐めて吸う。
そんな私の髪の毛を優しくジャズくんが撫でてくれてたまらなく嬉しくなる。反対の手でゆるゆるとワンピースの上から尻尾の付け根をなぞられて、思わずふにゃふにゃになりそうになる。

だめだめ!
ジャズくんに気持ちよくなってもらわないと……メロメロにしたいんだもん

『あ、のッ』

「ん?」


意を決してゆっくりと顔を上げるとジャズくんの赤い瞳と目が合う。
ああもう、かっこいい。本当に、好きすぎる。
好きな気持ちが抑えられなくて、パッと視線を外して

『その、今日はね……私が、ジャズくんに触ってもいい?』

「ん?」

必死に言葉を紡いでいる最中にもお構いなしにジャズくんは腰から尻尾をなでてきて、腰が揺れそうになるのを堪える。あたまがぐちゃぐちゃになりそう。


『ジャズくんに、気持ちよくなってもらいたいの』

「え?んー………まぁ、いいけど」

とりあえずこの手を止めてほしい。とジャズくんの手を掴んで静止させると
スルリと解かれて、ジャズくんの指と私の指が絡まっててキュッと握られた。絡んだ人差し指で手の甲を擦られて甘い声が口から出てしまいそうになる。

『そ、の……わたしばっかり、気持いいし』

「俺もいつも気持ちいいよ?」

『へ?』

「ナマエちゃん、今も香りだだ漏れでしょ?頭くらくらするし、これだけで正直めちゃくちゃ気持ちいいし」

『そっ!そう、なの?』

目の前のジャズくんがコクリと頷く。
そんなに香りだだ漏れなの?と不安になるけど、ちゃんと魅了できる香りはある程度出せてることにちょっとだけ安心する。
でもまだ足りない。

『でもッ、もっと……きもちよく、したいし』

なにより

『ジャズくんに触れたい』


言って……しまった

あなたが好きだと言ってるようなその言葉に、これで嫌だと言われたらどうしようかと一気に不安になる。

「わかっ、た」

『あっ、ありがと』

「でもさっ」

『ぇっ』

絡まっていた手をグイッと引っ張られて身体がジャズくんにもたれかかる
掌に押さえつけられた硬い感触に身体があつくなる。

「俺、いつもナマエちゃんとキスしただけでこんなんなってるよ?」

耳元で囁くように言われた言葉にお腹の奥がキュンとして

「じゃあ今日は責任取って」


楽しそうにジャズくんが笑う
色気が凄すぎて溺れそう

ああもう

ジャズくんがすき








「んッ、ナマエじょーず」

その言葉が嬉しくてふるりと腰が揺れる。
服を脱いでベッドに座るジャズくんの伸ばした足の間に下着だけ纏った私が寝そべってペロペロとペニスを全体的に舐める。
それなりに太もものつけねだとか、玉袋とか……いっぱいチュッチュして頑張って焦らしてみたものの
私が我慢できなくて、こうして口にジャズくんのペニスを頬張っている。
気持ちよくしたいのに、自分の欲望に負けちゃってる。でも、時折ジャズくんの太ももに力が入って腰が浮くから
気持ちいのかな?ってまたそれで調子に乗って舌を動かす。

汗かいたし、触るだけで十分だよっていってくれたジャズくんを押し切って
ジャズくんのにおいに、お腹の奥がジンジンしてきて
ギチギチに勃起したペニスにバレないように頬ずりして
いっぱい舐めていっぱい吸って
トロリと垂れたカウパーが美味しくて少しも逃したくない。

うらっかわをレロッと舌で舐めながら吸い上げて、なんかもう全部がえっちで
気持いい

「ナマエどこで覚えたの?そんなのッ」

『んッ、ふぅ。きもひい?』

「うん。きもちーよ」

パクッと一気に亀頭を咥えて口をすぼめて吸いながらカリを扱くように舌を動かせば
ジャズくんの腰がビクビク浮いて
私までもじもじと太ももを擦り合わせる。
スルリとジャズくんの手が胸元にのびて、ブラを少しだけずらしてピンッと乳首を弾いた。

『ふ、んんッ』

頭がぼーっとして
はしたない顔で咥えてる私の顔をジャズくんには見られたくないのに
頭を撫でられて、目が合えばジャズくんの表情がエッチで心臓がバクバクと煩いくらいに音を立てる。


「あーッ、も……く」

ジャズくんの声に緩く口を開いて、ペロペロとペニスを舐めあげる。

「ナマエ、もういいよ」

本当はジャズくんの精子をお口に出して欲しい。一滴残らず飲み込んで私の体内にいれたい。でも挿入を重視してやむを得ずここでとめる。
ペニスから口を離して身体を起こす。
今更ちょっと恥ずかしくて、ジャズくんから目線を逸らす。
口を離した途端に、ジャズくんが欲しくなって奥まで挿れてほしくって
お腹がキュンキュンする。

「んじゃ、今度は俺の番」

『へ』

ベッドに向かい同士で座ってる私の肩をおして、身体がコロンッとベッドに沈む。ジャズくんがフッと笑って

『あ、今日は私が……』

「え?俺もナマエちゃん舐めたい」

『えッ』

息を呑む。舐め……え?ジャズくんが?私の?
どこを?
アソコを?そんなの…え

『や、やだっ!』

「なんで?」

『だって、き……汚いし?』

「汚くないよ。それにナマエちゃんも舐めたじゃん。俺の」

『でも……』


恥ずかし過ぎる。だってそんな…

「んー……じゃあ今日は辞めとくけど、次は好きにするから」

『ぇ……』

次って言葉と。好きにするって言葉にキュンとして

『ぅ、ん』

「おっけ、覚えとくから」

無意識に返事をしてしまった。

「んじゃ、どーしよっか?」

『ふぁっ』

不意にゆるりとお腹を指先でなぞられて声が出る。

『あっ、もう……挿れ、る?』

「え?いやいや、そんなダメだろ」

『でもッ』

もうぐちゃぐちゃだし、挿れてほしい。なんて言えない。

「ナマエも気持ちよくならないと。だーめ」

『ぅん』

「どこ触ってほしい?」

『えっ……』

とろりと蜜が垂れるのがわかった。
とりあえず、とポイポイっと下着を一瞬ではぎ取られて
ショーツにつたった愛液に恥ずかしくて顔があつい。

「あー、え?こんなぐにょぐちょでココ触ってほしかった?」

『んっ!ああ』

にゅるにゅるとわざとらしく人差し指が割れ目を滑って腰が揺れる。

「あ、だからもう挿れてほしかったってこと?」

『ひゃっ!んぅ』

そのまま指でクリトリスを撫でられてビリビリと強い快感が身体をかけめぐる。

「この前まで処女だったのに、エロすぎだろ。ほんと」

『んんんーッ!!』

クイッと恥骨らへんを押されたと思ったらにゅこにゅこと親指と人差し指でクリをしごかれて、頭がチカチカする。剥き出しのクリを容赦なく弄られて力が抜けなくて、腰が強制的にガクガクと揺れる。

「イク?やめとく?」

『はっ、え?』

私が決めるの?と頭が真っ白になる。クリトリスからの強い快感に、気持よすぎて身体が砕けそうで
怖いくらいの気持ちよさに逃げたいと思う自分がいて

『あっ!ま、まってぇ』

「ん?じかんぎれ」

『んっんんんッ!やめッ』

「このままイこっか」

『んんーーッ!!』


容赦なくぬるついた指でクリトリスを弄られて、気持よすぎて息もできない。
背中がのけぞって力が抜けない。強い快感が弾けた。


『ーー、ぁッう』

カクカクと余韻がなかなか収まらなくて、クリトリスから離れたジャズくんの手が優しく内ももを撫でる。それすらもうわけがわからないくらい気持ちよくて
身体が跳ねるのをとめられない。

「あー、もう……ナマエかわいい」

かわいいって言われた。なんてその言葉を真っ白な頭の中で反復して、徐々に引いていく快感の波が治まるのを待つ。
落ち着けるようにゆっくり呼吸して、引きずる余韻を振り払って身体を起こす。

「ナマエ?」

『ぁ、もう。挿れよ?』

「でもまだナカならしてないよ」

『だいじょうぶ』

ジャズくんの指も好きだけど、もう我慢ができなくて、奥にジャズくんが欲しいとお腹が切ない。この前触ってもらったあの奥の気持いいとこにジャズくんのが欲しい。
えっちな子だと、ジャズくんに嫌われちゃうかもって思うのに
もう欲しくてたまらない。いつからこんなになってしまったんだろう。

「俺の欲しくて我慢できない?」

『ん』

恥ずかしくてジャズくんの顔が見れない。俯いたまま頷く。

「いいよ。じゃあ、こっちおいで」

優しい声色で私を誘うジャズくんに魅せられて、吸い寄せられるようにジャズくんの腰に跨る。

「ナマエちゃんが上くる?」

『うん』

今日は私がジャズくんを気持ちよくするんだもん。
肘をついて寝そべったジャズくんに目線で合図されて、
あまりにその艶やかな目に、急に恥ずかしさが襲ってくる。
ゴクリと息を呑みこんで、そそりたつペニスに手を添えて
ゆっくりと腰を落とす。

2回目で、ならさずの挿入はいくらぐちょぐちょのぐすぐずの状態だからといっても少しの苦しさがあって
思わずギュッと目に力が入る。

「いたくない?」

スルッと優しく労るようにジャズくんの指が腰をなでて

『だい、じょうぶ』

一気にジンジンと熱が高まる。

『あっ、うう。はいったぁ』

腰を沈めて、ずぷりと奥まで入ったのがわかった。慣らさずに挿れたからか、なんだかいっそうキュウキュウと自分のナカがジャズくんを絡めるように動いて
身体が小さく震える

「あー、やばッあったかい」

ジャズくんをみると、ふーと息を吐きながら顔を顰めていて
ああ気持ちいいんだ。とお腹がまたキュンとする

「おっ!ちょッ。ナマエッ」

『ジャズ、くん?』

「まってまってッ、ちょっと動かないで」

お腹の奥をキュッとうねるように力を入れると、ジャズくんが焦ったような声を出して
それが嬉しくてドキドキする。でも意地悪して動いてジャズくんに嫌われちゃったら嫌だから、いったん待ての状態でお利口にジャズくんの上に腰を下ろしたまま動きを止める。

じっとお利口に待てしてるつもりなのに

この前いっぱい気持ちよかった奥に

ジャズくんのがあたってて

じわじわと

動かしてないのに

身体がどんどんあつくて


きもちがいい


『ふぁっ!』

待ての状態から、ゆるっと奥を撫でる様にいきなり突かれて甘ったるい声が出た。

「んっ、もうだいじょうぶ」

『あッ、ジャズく、ん』

「ゆっくり動こっか」

『あっ、う』

ジャズくんを気持ちよくしたいのに
ぐわぐわと気持ちいいのが広がって、ゆらゆらと腰が勝手に揺れる。
私ばっかり気持ちよくなってるんじゃって、思うのに
気持よすぎてとまらない。

「それッ」

『ん、ジャズくんッ』

「きもちい」

ああジャズくんも気持ちいいんだって。一緒なんだって思って、もっと気持ちよくて
いやらしく奥で子宮を揺らすように腰がとまらない。

「はぁ、えろッ」

腰の動きにあわせて揺れるおっぱいを下からやわやわとジャズくんの手で揉まれて
吐息と混じったジャズくんの声に頭がどんどんとろとろになる

きもちいい

きもちよくて

ああもう


ジャズくんがすき


『もっ、アッ…い』

「ん?イキそう?」

ゆっくりとした動きなのに、ぐわんぐわんと、気持ちいい波がだんだん大きくなってきて

『あっ、あ!』

「いいよっ、俺もイキそッ」

『んんっー!』

「ッ!」




ジャズくんを搾り取るようにお腹の奥がうねって
気持ちいい波に身体全部が、思考まで全部のまれた。









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