もう履けないパンツを記念に持ち帰ろうとするな






「はぁ…、はぁ。」

全身に入っていた力が抜ける。
熱があるようにボヤけていた頭が少しずつクリアになってきて

「っ!ナマエっ!!」

ガバッと抱き締めていたナマエを引き離すように動かす。
やばい、完全に余裕がなくて
イくときにめちゃくちゃ抱きしめてしまった。まさか折れたりしてないよな?そのくらいナマエの身体はちいさい

「大丈夫か?」

『だい、じょうぶですぅ。』

はぁはあと肩で息をしながらぐったりとナマエが答えて。とりあえず一安心する。

『気持ちよすぎて、死んじゃいそうでしたぁ。』

ふにゃんとした表情でいうナマエが可愛すぎて、思わずまたむくむくと硬さを取り戻しつつあるのがわかった

『んっ…大虎さん?』

「ちがうっ!」

いや、違うことはないが。まだナカに入っていたことを思い出して
グッとナマエの腰を持って抜く
抜くと同時にコポッと白いドロッとしたのが股の間から垂れてきてそれを見てさらに硬くなったのがわかった。
くそ、落ち着け。

力が入らなくてぐったりしているナマエを床に垂れた残骸から避けて座らせる

「タオル取ってくる。」

『あ、はい。お願いします。』

とりあえずトレーニングルームからでて、すぐそばのシャワールームにタオルを取りに行く。
こんな、ギルドのトレーニングルームでやっちまうなんて。ありえないだろ。





「す、すまない。」

『いえ、その。大丈夫です。』

大丈夫じゃないだろう。興奮しすぎて何も考えてなかった。
ストッキングを下着ごと引きちぎったため、ドロドロになった下着とストッキングの残骸が床に転がっていて
ナマエの膝から下の足にはちぎられて無惨なストッキングが残っていた。
極めつけはぴったりめのスーツスカートだったせいで、巻くりあげたのも無意味だったようで、後ろのスリットから縫い目が裂けていた

こんなのもう、強姦現場でしかない。

とりあえず俺のジャケットをくるっとナマエの腰に巻きつけて下半身を隠す
目の毒以外の何者でもない。刺激が強すぎる
この残骸は捨てるしかないな。
そう思って床に垂れた体液を拭いたタオルと一緒にビニール袋にいれる

『あっ!!!』

「え?どうした……。」

なんだ?もしかして大事なパンツだったか?もう履けないし。許してくれ。弁償するから。

『いや…。なんでもないです。』

「とりあえず、あー。送る。」

ナマエを左腕に座らせるように抱き上げて歩く。もう夜だったためか、幸いギルドの誰とも会わずに車に辿り着いた。
ぽすっと助手席にナマエを降ろして、車に乗り込む。

『き、緊張しました!誰かにあったらどうしようかと。』

「あー…、本当にな。」

完全に言い逃れができない状態だった。俺も誰かにあっても何も言えなかっただろう。

「ハンター協会のとこか?」

『はい。よろしくお願いします。』

協会にはトレーニング施設の横に協会の人間用に寮がある。ホテル施設もあって、全国からハンターや職員が集まる場所なのでそういった施設がつくられたらしい。

「どうした。」

『いや、大虎さんが運転してるのはじめてみました。』

チラチラとこちらを見ながら顔を赤らめる。
『かっこいい……。』
あーもう……やめてくれ。いちいち恥ずかしすぎる。




施設につくと『もう歩けます!』と言うので、とりあえず玄関前まで送る。と二人で歩き出す。

『あの………。もう帰っちゃうんですか?』

「あ?」

『やっぱり歩けないので、部屋の中まで連れて行ってください。』

こいつ

『きゃっ!!』

「明日は?」

『え?』

「レイドはいってんのか?」

『あ、明日はお休みです。』

ぐいっと抱き上げてズンズンとすすむ

『泊まる。』

「!!!ぜ、ぜひ。」

『抱くからな。』

「お、お願いします。」







このあと滅茶苦茶セックスした










〈あとがき〉→











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