ごっこ遊び






◇変態気味
◇風俗系ネタあり



深夜のテレビを二人でぼんやりと眺める。
芸人さんがネタを披露してるけど、私にはそのネタの本質がわからない。
なんとなく面白いのはわかるけど、完全には理解できない。

隣をチラッと見れば、紫さんはニヤニヤしているから多分わかるんだろう。

『紫さんはこういうお店行ったことあるんですか?』

「え?あー、あるよ。昔だけどね。先輩とかに連れられたりとか」

『そう、なんですか……』

別にそれについて特に何も思わない。健康な成人男性だし、今だったらちょっと?いやまあまあ嫌だけど
今まで行った事があるくらいは全然許容できる。というかそれが普通なんだろうな。と思う。特定のキャバ嬢とか風俗嬢にハマってた。とかは嫌だけど。

『どんな感じなんですか?おっパブって』

「あー、女の子が膝の上に乗っておっぱい触れる」

『膝の上……』

「まぁ、あんまり行ったことないけどね。2、3回先輩に誘われてかな」

2、3回ってそれなりでは?と思いながら紫さんの話を聞く

「先輩奢ってくれるから、タダだし」

『なるほど』

たしかに、タダならいくかも。だなんてその時は地味に納得してしまった。



紫さんは、結構おっぱいが好きみたいだ。
胸派か尻派か、みたいな話があるみたいだけどそこに関してはどっちも好き。とか宣っている。
たまにベッドで私の胸の谷間に顔を埋めて堪能していて、あまりにもそれが幸せそうで。
「あー、癒やされる」とかよく言っている。
少し恥ずかしいけど、それだけで癒やされて元気になってくれるならどれだけでもどうぞ。というのが本音だ。


今日は紫さんを癒してあげたい。と思ってるんだけど
先日の会話を思い出しておっぱいを堪能してもらうには、おっパブスタイルがいいんじゃないか。という結論に達したのだった。



『紫さんお疲れ様でした』

「あー、ナマエちゃんありがとう!まじ頑張った!」

怒涛の連日始発から終電までの勤務の仕事がやっと一段落ついた紫さんと久しぶりに会えた。
ご飯を食べて、ソファーで抱き合って顔を私の首筋に埋めてスーハー呼吸を繰り返す紫さんは本当に疲れていてどうにかしてあげたい。
ここ1ヶ月くらいはずっと忙しかったそうで、相当お疲れの様子だ。

少し恥ずかしいけど、紫さんに癒やされてもらっていっぱいぐっすり寝てもらおう。そう決意した。


『あ、あの…紫さん』

「今日のナマエちゃん積極的」

お風呂から上がってソファーで寛ぐ紫さんのお膝に跨って紫さんの肩に手を添える。
ぐわっと顔が熱くなるけど、紫さんに元気になってもらいたい!
エッチは最近ご無沙汰だったのでシたいけど、紫さんはお疲れだからそれは明日でもいいと思ってる。今日は癒しに徹するのだ。

紫さんの手が頬に添えられて優しく引き寄せられて二人の顔が近づく

『あのっ!』

それを阻止するようにぎゅっと紫さんの手を掴んで、そのまま私の胸に押し付けた

『きょ、今日はおっパブごっこしましょう』

「へ……」


珍しく紫さんがキョトンと驚いた顔をしている。
あ、この顔かわいい。




「なるほど、んじゃ疲れた俺を癒やしてくれるために俺はナマエちゃんのおっぱいを好きにしていいんだね?」

『は、はい……』

自分で言ってていまさら羞恥心が湧き上がってくる。
でも、チラッと紫さんをみればなかなかいい笑顔をしているから喜んでもらえた。と一安心した。

羽織っていたパーカーを脱ぐ。初めて着た私のベビードール姿に紫さんの目が輝いた。

「おおっ!かわいい」

『ッ……』

普通に嬉しい。とりあえずと思って安めのをネットで頼んだけども、紺色のツルツルとした生地のソレは案外着心地が良くて、締め付けもないからちょっと気に入った。
お揃いのショーパンも、裾に柔らかいレースがついていて可愛い。

「じゃあ、遠慮なくいただきます」

『は、はい』

「あー、柔らかい」

ツルツルの生地の上からむにっむにっと優しく紫さんの大っきくて角ばった手で胸を揉まれる。
ちょっとゾワッとするけど大丈夫そうだ。
それも一瞬で終わって、そうそうに紫さんの指がベビードールの肩紐にかかる

『え、直接ですか?』

「え?」

『え?』

「……おっパブは直接触るよ?」

なぬ!完全に思い違いをしていた。

『ちょくせつ?』

「ん?うん」

私がワタワタしている間に、紫さんは慣れた手つきで肩紐をずらしてくる
ポロンとおっぱいが露出されて、急に恥ずかしくなった私は胸の前で腕をクロスにして完全におっぱいをガードする。

「え……おっパブは?」

『ちょ、待ってください』

お膝の上に跨いで座っているので、胸が紫さんの顔に近い高さになる。この状態で無防備な胸を紫さんに触られると思うと気が気じゃない。

『え、そ、ちょ直接だなんて触ったら、え?男の人も興奮しちゃいますよね?』

「え?うん」

『?』

「?」

なんとなく、勝手にスキンシップのイメージが強かったから服の上からむにむにされたり、ちょっと胸に頬すりすりされたりで終わるんだと思っていた。

『さ、触るだけですよね?』

「あー、あとは舐めたり、吸う?」

な、舐め!?直接そんな事されたら、女の子は気持ち良くならないのかな?でも別に好きな人じゃないから感じないのかな?
お客さんが生理的に無理な人とかだったらめっちゃ嫌だよね?えー、直接って凄いな。

『そ、それ勃たないんですか?』

「え?勃つよ」

ちょっとまって、理解できない

『それ、どうするんですか?』

「どうもしないよー。下は触るのも触らせるのも禁止だからね。ただ、触ってくる嬢もいるけど」

指名してほしいからかな?なんて紫さんが笑いながら言う。
抜いても貰えないのに、女の子の胸だけ性的に弄って楽しいのだろうか?よくわからない。
けど、今はおっパブのシステムについて議論している場合ではない

「ナマエちゃん腕どけて、ほら」

『んっ』

なんとか胸を触ろうと私のクロスした腕の下から、紫さんがぐっとまあまあ強めに手を差し込もうとしてくる。
紫さんの中ではすったもんだしていいと思っていただけに、半端にお預けをくらって少し拗ねているようだった。

う、覚悟を決めなければ。

ゆっくり腕を外すけど、紫さんのおっきくて角ばった手でおっぱいを揉まれて
少し乳首に指が掠めただけでもピクッと身体がはねて
思わず紫さんの手を上から抑えるように握ってしまう。

「ナマエちゃん?これじゃ触れないよ」

『う、わかってます。ちょ、ちょっと待ってください』

羞恥心が思ったよりも掻き立てられるこの体勢。おっぱいと、紫さんの顔が近くて、すぐにでも乳首をチュッと吸われそうで
想像しただけでゾワゾワするのに、ほんとにされたらどうなっちゃうかわからない。

「キミ、はじめて?」

『へ?』

「こういうお店経験ないの?」

『え、あ、はい。はじめて、です』

何か始まった!?

もうこっちは頭がいっぱいいっぱいだ。

「敏感なんだね、感じちゃう?」

『ぁっ、…はぃ』

スッと親指で乳首を擦られて身体がピクリと揺れる。紫さんの手を思わずギュッと力を入れて抑えてしまった。
なんか想像してしまって、恥ずかしい。

「かわいい。でもほら、触れないから手おろそうね?」

『んっ、ぅ。はい…ごめんなさい』

ゆっくりと両手を離すけど、この手をどうすれば1番耐えれるかがわからなくて胸の横で行き先に迷っていると

「いいよ、慣れてないもんね。次は我慢しよーね」

『ふっぁ!』

ピンッと指先で乳首を弾かれて快感が走る。
思わず手に力が入って、咄嗟にショーパンを掴む。

「きもちいい?腰揺れてるけど」

『ぁっ、きもち、いです』

「おっぱい好きなの?」

『んっあ、』

恥ずかしい。

クリクリと人差し指と親指で両方の乳首を優しく擦られて、キュッと捻り上げられる。
そのまま谷間の柔らかい膨らみをチュパッと優しく唇で食べる様に触れられて

指先で優しく触れられ続けて、思わずその唇で乳首を吸ってほしい。と思ってしまって、それに自分で恥ずかしくなって余計に興奮する。

『ぁっん、ふっ…』

じれったくて、でも気持ちが良くて
グッグと力が入って紫さんの腰に厭らしく太腿を擦り付けてしまう。

『ひゃっあっん!』

チュッと軽く乳首を吸われただけなのに頭の中にビリビリッと快感が走って、身体が甘い痺れに支配される。
トロッとお腹の奥から溢れだした。

「かわいー」

こんなの、耐えられない。
もうキスしてほしいし、下も触ってほしい。

『あっ、紫さんっチューしてほし』

「ん?チューは禁止されてるんだけど」

『んっ、やぁ』

まだごっこを続ける気の紫さんはそのままおっぱいを弄り続ける。

「んっんっ!ぁっ」

『気持ちよさそうだね』

「あっ、ぁんっ!」

舌で乳首を弾かれて、時折チュッと強めに吸われればビクビクと身体が揺れて
だらしなく開いた口から声が勝手に漏れ出てくる。

「気持ちいいならちゃんと気持ちいいって言わないとダメだよ」

『んっ、はぁ……ごめんなさぃ、きもちいいれす』

「あー、ほんとかわいいな」

紫さんが、いつもよりちょっと意地悪でキュンとする。
顔を見られながらキュッキュと両方の乳首を摘まれて身体が暑くてたまらない。

ここまで執拗に乳首だけを触られた事がなかったし、ゾワゾワしちゃうからそんなにずっと触られるのも好きじゃなかった。
今までは気持ちいいよりゾワッとした擽ったさみたいなのが大きくて

でもなんか、これだけ触られちゃったらゾワゾワするのも気持ちいいって脳が覚えて
どんどん気持ちいいが大っきくなっていく。

『はぅ、ぁっ紫さんっきもちぃ』

「感じてるナマエちゃんの顔最高にえっちだよ」

『んっんっ!紫さんっ、もう』

「ん?」

我慢ができなくて、両手で紫さんの頬を包んで顔を近づける

キスしたい。
わたしも、紫さんに触れたい。

「ダメだよ。ナマエちゃん」

『ぁっ、やだぁ』

やんわり身体を逸らされてキスを阻止される。
その紫さんの顔がすっごくエッチで意地悪で、お腹の奥がキュンとした。

『やだ、紫さんっ』

「こらこら、ナマエちゃん我慢して?」

グッグッと腰を紫さんの固くなってるモノに擦り付けるように揺らす。

『んっ、おっぱいもういやです』

「でも気持ちいいでしょ?」

『気持ちいいけど、もう……これ以上は』

「おっぱいでイッちゃいそう?」

『ッ!』


恥ずかしすぎる。


「いいよ?気持ちよくなってよ」

『ふぁっ、あっ!んっ!』

チュウッと吸われてレロレロと舌で乳首を嬲られると、痺れる様な甘い快感に頭がいっぱいになる。

やだっ、こんなおっぱいで気持いいなんて知らなくていいのに

だってこんなの一回知っちゃったら


「おっぱいでイクとこみせてよ」

『やっ、んぁっ!』


ジュルジュルと強めに乳首を吸われて、反対の乳首は少し引っ張られてクリクリと捻られる。
なんだかもうわけがわからない。
どっちの乳首もきもちいいし、身体が勝手にビクビクしちゃう

『ぁっ、んっんんーっ!!』

身体にギュウウッと力が入って、思わず紫さんの頭をグッと抱き締めるように抱え込むと気持いいのが弾けた。
ガクガクッと震えが止まらない。

やだ、おっぱいで

「イッちゃったね」

『んっ、ぁ…』

今だに身体が余韻で落ち着かない。
紫さんの頭を抱きしめたままだから、紫さんが喋るだけで吐息が当たってまた身体が震える。
ゆっくりと腕の力を抜いて、手を紫さんの肩に乗せる。

「イキ顔見逃しちゃった」

『ぁっ、ごめんなさ、い』

スルッと紫さんの大きな手で頬を撫でられる。

『んっふぅ』

ぱくっと唇を食べられるようにキスされて、待ちわびていたソレに幸せな気持ちが溶けだす。

「ナマエちゃんのおっぱいで気持ちよくなって蕩けた顔が見れたから今日は満足」


また今度見せて

耳元で意地悪く囁かれれば、さっきの快感がぶわっと蘇ってお腹の奥がジンジンと熱い。


「じゃあ、次はこっちでいっぱい気持ちよくなろっ」

『んっ、あんっ』

ほぼ履いてないのと等しい防御力しかないペラッペラのショーパンの隙間に指を差し込んでパンツの上から撫でられて
気持ちよすぎて頭がビリビリする。

「ヌルヌルだね。あ、ショーパンまで濡れてる」

『ゃっ、んっ!んっ!』

もうぐしょぐしょのパンツの上から、ぷくっと主張するクリトリスを人差し指でカリカリと引っ掻かれて頭がおかしくなりそう。

『ぁっ!や、紫さんっ!』

「んー?」

『あ、もう…』

ガバッと紫さんの胸を押して身体を離す。
正直もう我慢できない。

『あの……服脱ぎます』

「そうだね、じゃあ脱ごっか」

紫さんの上から降りて、隣に座る。
いつもは、紫さんに服を脱がせてもらうのに
お腹のところで引っかかっていたベビードールごとショーパンとパンツを恥ずかしげもなく自分で脱ぎ捨てた。
パンツから、透明な糸が引いてるのが見えて更に身体が熱くなる。

もうはやく紫さんと一つになりたい。

隣の紫さんが、ガバッとTシャツを脱いでズボンに手をかける。
それすら待てなくて、私はベッド脇の引き出しに手をかけた。

「もういいの?」

『ん、もう…いれてほしいです』

紫さんが私から受け取った正方形の袋をピリッと破った。



ベッドに座りなおしてゴムを着けた紫さんの上に跨る。

『いれていいですか?』

「うん、いいよ」

右手の指先で紫さんの硬くなったモノを誘って私はゆっくりと腰を落とす。
ツプリとぐちゃぐちゃなソコに埋まっていく感覚にゾクゾクする。

『ぁっ、ふぅ』

「くっあったか…」

グッと少し紫さんの眉に力が入って、それだけで嬉しくてキュウキュウと締め付けてしまう。

「ああ、ナマエちゃんそんな締めちゃダメ」

『んっがまん、できなくてっ』

頭がふわふわして、紫さんが愛おしすぎて
もっといっぱい二人で気持ちよくなりたくて
自然と腰が動く。

「あっ、ナマエちゃんきもちいいよ」

『わたしもっ、きもちいいです』

紫さんの指先が腰を撫でて、その指先がなんだか優しくて
すっごく気持ちがいい。

ぐちゅぐちゅと、腰を浮かすたびに音がなって中が擦れてじわっと気持いい。

『んっ!あっ!』

チュウッと紫さんに胸の先を吸われて甘く痺れてキュウッと締め付けてしまう。

「ナマエちゃん上でそのまま動いて」

『はい』

紫さんがそのまま後ろに上半身を倒して、騎乗位の体制になれば
さっきよりも更に奥に深く埋まる。

『んっ、きもちいいっ』

「はぁ、ナマエちゃんグチョグチョであったかい」

『あっんっん!』

奥を擦るように前後に腰を揺らすと気持いいのがどんどん大きくなってくる。
腰を揺らすたびにおっぱいが揺れて、その先をキュッと指でつままれると堪らず声が漏れる。

「あー、やばいかもっ」

吐息混じりに眉間に皺を寄せながらそう呟く紫さんが可愛すぎて
私の気持ちよさもさらに増す。

『まっ、あとちょっ…と』

「んっ」

ぐわぐわと、頭が揺れるように気持ちよくて
たぶんこのままいったらすっごく気持いいのがクるってわかって
そのまま腰を夢中で揺らす。

お腹の下のほうがうねる様に力が入って、キュウキュウ紫さんのを締め上げてる。

「ぅっぁ…」

『んっんっ、あっ!キちゃうっ』

ブワッと気持いいのが溢れてしまうように漏れ出して

『ああっ!ンンーッ!!』

ガクガクと背中を仰け反らせて、快感の波に飲まれた。

『あっ、はぁ、んっ…』

気持ちよすぎてダラっと紫さんの上半身に手をついて前屈みになる。
イッた後の余韻で身体がピクッピクッと震える。

「ナマエちゃんイッた?」

『あっ、ま、んっ!イッちゃ、ましたぁ』

紫さんに腰をガッチリホールドされてゆるっと下から突き上げられて、頭から甘い声が抜け出る。

「じゃあ、一緒に気持ちよくなろ?」

『んっ!あっ、はぃっ一緒、いっしょにぃ』

少し早めに下からガツガツ突き上げられて奥が震えて喜んでいる。

『あっ、またっ!きもひいいのっ、あっんっ!』

「んっ、く…もう」

『ぅんっ、きて、きてぇ』

「あーっ、ツッ!」

『んっんっぁん!』

グゥッと奥に奥に紫さんの腰が押し付けられて、ビクッビクッと紫さんの身体が震えて

私の中でドクドクと脈打っている
頭が気持いいのと、愛おしいのと

幸せで満たされていく。







「め、めっちゃ出たんだけど」

余韻でヘバッている私の横で紫さんがちょっとテンションあがった感じでゴムをキュッと結んでいる。

『そんなにですか?』

「うん、こう、射精するときドピュッてもう出る感覚が違ったもん。」

めっちゃ気持ちよかった。と呟いている紫さんにちょっと嬉しくなる。
私で興奮してくれたってことだよね?まぁ久しぶりってのもあるだろうけど。

「ナマエちゃんのおっパブ効果かなぁ」

『また…しますか?』

「……え、いいの?」

自分で言ってといて恥ずかしさが込み上げて来る。
だってこんなに喜ばれたらこっちだって嬉しいし。

「ナマエちゃんも気持ちよかった?」

恥ずかしさに勝てなくてガバッと枕に顔を埋める。

『……はい』

「んじゃ、またしよーね」

『……はい』

ぎゅーと後ろから紫さんに抱きしめられて
素肌があったかくて、幸せすぎて

ずっと一緒にいれたら。と思った
















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