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>>基本どうでもいい雑記の他に小説の更新情報や創作のちょっとしたネタなども混在しています。詳しくはInfoをご覧ください。
創作メモ 19/12/2 Mon 23:38
「例えばいわゆるヒーローものでは、ヒーローは悪者を懲らしめはするけれども消滅させてしまうことまではしませんよね。だからまた悪者がやってきて戦うことになってしまうのですが…。それはなぜでしょう?どうしてヒーローは悪者を滅ぼしてしまわないのでしょう?ヒーローが優しいから?そうではありません。もし悪者がいなくなってしまったら、戦う相手を失ってしまったヒーローもまたヒーローではいられなくなってしまうからです。そんなことをヒーローが望むでしょうか?何より、悪者もヒーローもいなくなってしまうことを、〈物語〉が望むでしょうか?」
創作メモ 19/10/22 Tue 17:04
フォルスとファーレン
「おい、大丈夫か、ファーレン」
「大丈夫です。……と答える以外に選択肢がない状態というのは、果たして大丈夫だと言えるんでしょうかね」
「――。悪かった」
「……いえ、僕のほうこそ言い過ぎました」
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地浄のキャラでメモ書くのって珍しいですね!(自分で言うか)ファーレンがフォルスにちょっとひどい気がするのは実は逆にある意味懐いているからなのかそれともどうでもいいからどう思われてもいいと思っているからなのか
創作メモ 19/9/12 Thu 18:13
桂木くんと伊東さん
「ところで伊東くん何やってるの」
「何って、桂木さんの相手ですよ」
「え、なんで」
「だってもう僕しかいないでしょう」
「ああ、そうだったね……」
「ていうか、最初から僕にしときゃあよかったんだ」
「……はは、伊東くんちょっとキモいよー」
「あー、自分でもそう思います」
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明るくて人当たりもよくて自分を慕ってくれてて頼りになるけどどことなく不穏な後輩、みたいなキャラを考えてて伊東さんがそれに近いと思ったのですが、伊東さんにはたぶん明るさとか人当たりのよさが欠けている(笑)
創作メモ 19/3/21 Thu 23:24
佐倉と桐島
「なあ桐島、少し禁煙した方がいいんじゃないのか」
「え? どうしたんだ急に」
「いや、なんか体に悪いって言うし」
「ああ」
「煙草代だってばかにならないだろうし」
「そうだな」
「子どもの教育上良くないらしいし」
「なんだそれは」
「まあそれはつまらない冗談としても」
「……そうだな、確かに、君のことを考えたら少しは控えた方がいいのかもしれない」
「え? いや俺のことは別にいいんだ、煙だって平気だし、お前煙草似合ってるし、その姿も様になってるからずっと見ていられるし、……て、何笑ってるんだ」
「いや、やっぱり禁煙はできないなと思ってね」
創作メモ 19/3/15 Fri 23:03
涼くんと桂木くん
「桂木さんって、副所長の桐島さんと敵対してるんですか?」
「え? 敵対?」
「桐島さんよりも、桂木さんの方がよっぽど人望も実力もあるのに、どうしておとなしくナンバースリーに収まっているのか分からないって」
「そんなに褒めるなよー」
「伊東さんが言ってたんですけど」
「なんだ伊東くんか。ていうか伊東くん、りょーちゃんにまでそんな話してるの? 困ったもんだねー」
「敵対しないんですか?」
「褒めてくれるのは嬉しいけど、別に敵対なんてしてないよ。あの人だってあの人なりに人望はあるんだろうし、わざわざ敵対してこの研究所を二分させるようなことはしたくないからね」
「ああ……そうですか」
「ねえりょーちゃんさあ、俺と桐島さんを敵対させてこの研究所を内部から崩壊させようとか考えてたでしょ?」
「え? そんなこと考えてないですよ」
「そもそも、確かに一見俺とあの人は対極の位置にあるようだけれども、それよりも大きな共通点が俺とあの人にはあるからね」
「共通点?」
「そう。結局は俺もあの人も同じなんだよ。だから、たとえ仲良くなくても敵にはなれないのさ」
創作メモ 19/2/12 Tue 18:10
夢積さんと晶也さん
「例えばの話ですが……。もし、誰かに自分と同じ無限の時間を与えることができると言ったらどうしますか? もし、失いたくない誰かをずっと自分のそばにとどめておくことができるとしたら?」
 失いたくない誰か。そのフレーズに一瞬誰かの姿が脳裏をよぎり慌てて消した。
「そんなこと、できるわけがない。たとえその方法があったとしても、そんな、誰かを自分と同じ目に合わせるなんて」
「そうでしょうか? あなたがつらいのは結局ひとりだからなのではありませんか? 同じ時間を共にしてくれる誰かがいてくれたとしたら、あなたは幸せになれるのではありませんか?」
 やめろ。
「何をたくらんでるんだ」
「ですから、例えばの話ですよ。ただ、永遠を共にする相手としてあなたが誰を選ぶのか、興味があるだけです」
「……本当は、分かってるんじゃないのか?」
「何をです?」
 おれの心によぎった誰かを。
「分かってて、言ってるんじゃないのか?」
創作メモ 19/2/3 Sun 9:33
コバちゃんと透さん
「お? 透ちゃん今年の節分も弁当は恵方巻きか」
「うん。これから食べるから話しかけないでね」
「何お願いごとするんだ?」
「だから話しかけないでってば〜」
「方角そっちで合ってるのか?」
「も〜」
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節分ですね!ということでお昼に恵方巻きを食べようとする透さんとそれを邪魔するコバちゃん(笑)
創作メモ 19/1/24 Thu 23:18
桂木くんと涼くん
「そうだ。ねえりょーちゃんさあ、椿と山茶花の見分け方って知ってる?」
「え? どうしたんですか急に」
「いやこないだ近所で見かけてね、あーこんなところに咲いてるーって思ったんだけどさ、そういえばどっちなんだろうって気になっちゃって」
「それ、花ごと落ちてましたか? それとも花びらが散ってましたか?」
「あーどうだったかなあ。今度ちゃんと見とくよ。でもなんで?」
「確か、花が咲いたあと、花ごと落ちるのが椿で、花びらが散るのが山茶花だったと思うんですが」
「へー。さすがりょーちゃん物知りだねえ。あれ? てことは花が終わるまではどっちか分からないってこと?」
「あ、そうなりますね。いやもしかしたら他の見分け方もあるのかもしれませんが、俺はちょっと分からないです」
「ふーん。なんだか、なくして初めて知る秘密みたいだ」
「え?」
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気が付けばまたこのコンビ(笑)。書きやすいのかなー。
ところで椿と山茶花ですが調べてみたらなんか葉っぱでも見分けられるそうで、よりギザギザしてる方が山茶花らしいです。
創作メモ 19/1/7 Mon 18:28
桂木くんと涼くん
「ねえ、りょーちゃんはお酒飲むの?」
「え? ああ、そうですね……何回か飲んだことはありますけど」
「へえ。強い?」
「さあ……。弱くはないと思いますが」
「じゃあさ、今度俺とどっちが強いか勝負しようよ」
「え?」
「りょーちゃんが勝ったら、りょーちゃんのいうこと何でもきいてあげるから」
「じゃあ、桂木さんが勝ったら?」
「さあ、その時はどうなるか分からないなあ」
「嫌です」
「あ、自信ないんだ」
「ないですよ」
「そこで素直に認めちゃうのがりょーちゃんだよねえ」
「ていうかそんなこと言い出すくらいなんだから桂木さんめちゃくちゃ強いんじゃないですか?」
「何回かしか飲んだことないなら、りょーちゃんまだ限界まで飲んだことないでしょ。一度自分の限界を知っておくのも大事なことだよー」
「桂木さん……。何たくらんでるんですか」
「え? やだなあ何もたくらんでないよー」
「うわ絶対何かたくらんでる」
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とかいってたら涼くんの方が強かったりして(笑)。
創作メモ 18/11/23 Fri 13:27
暁美ちゃんと美紀ちゃんと透さん
「そういえば美紀ちゃんってさ、いわゆる妙な噂だけじゃなくて普通の噂なんかにも詳しかったりするの?」
「普通の噂っていうと、例えば波多野先生は小林先生と石田先生と二股かけてるとか?」
「ええ!?そうなの!?」
「いや、ちがうよ!!」
「あ、先生いたんですか」
「いたよ!さっきから聞いてたよ!ていうかそんな噂が流れちゃってるの?やめてほしいなー」
「じゃあ真相はどうなんですか?両方から振られたって噂もあるんですけど」
「……いや、まだ告ってないから振られてないし」
「ええ!?どっちに告るつもりなんですか!?」
「教えなーい」
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波多野先生(透さん)の悪い噂(笑)。でも生徒と先生でこんな話するかなー(苦笑)

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