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基本どうでもいい雑記の他に小説の更新情報や創作のちょっとしたネタなども混在しています。詳しくは説明をご覧ください。
創作メモ 20/11/9 Mon 21:14
「あーあ、もう酔っぱらっちゃいたいなー。意識とか無くしちゃうくらい酔っぱらっちゃいたいなー」
「意識があると辛いんですか?」
「……。そうだよ、なんて答えたら何されるか分かんないなあ」

創作メモ 20/9/26 Sat 22:11
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研究所のなんでもない話。なのでこちらにupしました。追記にあります。
▽追記

創作メモ 20/9/23 Wed 12:28
「赤信号は嫌いじゃないな。ただぼんやり立ち止まっていても、誰も文句を言わないから」
「別に、赤信号じゃなくたって、誰も文句なんか言わないだろう」
「そうだろうか」

創作メモ 20/6/18 Thu 18:07
伊東さんと中嶋さん
「気が狂う、というと、誰の目にも明らかな、劇的な変化を連想しがちですけど」
「ああ、突然笑い出したりな」
「でも、思ったんですけど、実はそんなようなことばかりじゃ全然なくて、なんていうか、日々のちょっとしたダメージみたいなものがずっと蓄積していった結果、何かが、考え方とかが少しずつズレていって、気がついた時には取り返しがつかなくなっているみたいな、そんなこともあるんじゃないですかね」
「なるほど。で、俺は気が狂っているように見えるか」
「いや、僕が言うのもおかしな話なんですけどね。ただ、一度そうやってズレてしまったものは、たとえダメージを受けることがなくなったとしても、もう元に戻ることはないんだろうなあって」
「もし俺たちが狂いっぱなしなのだとしたら、それは結局この場所が狂っているからなんじゃないか? まあ、俺たちが狂った場所でしか穏やかではいられないってことなのかもしれないが」
「なるほど、外から見れば、実は僕らも分かりやすく狂ってるってことですか」
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まあ別に誰でもいいような会話文なんですが、なんとなくイメージがこの二人だったので。

創作メモ 20/5/25 Mon 22:11
部活の先輩
「卒業した先輩がさ、部活に遊びに来るんだよ。大学生なのかな、暇なのかなんだか知らないけどしょっちゅう来るの。僕なんかはぶっちゃけこいつ誰だよ何しに来てんだよとか思うんだけど、どうやらその人今の三年が一年の時の三年らしくて、先輩たちがみんな気をつかって相手してるんだよね。だから僕らも同じように気をつかわなきゃいけないからしんどくて」
「本当に慕われてる先輩なんじゃないの?」
「いや、あれは違うな。先輩たちも面倒臭そうなのが何となく伝わってくるから。ただ当の本人には伝わってないみたいだけどね。何か指導とかしてくれるんならまだいいんだけど、ただどうでもいいこと喋ってるだけだし、差し入れだって持ってきたり持ってこなかったり持ってきてもろくなもんじゃなかったりだし、そいつが来るせいで練習も中断しなきゃいけなくて中途半端になっちゃうしで、もうほんと来ないでほしいなって思うんだよね。言えるわけないけど」
「手厳しいなあ」
「本人だけが楽しそうにへらへらしてんの見てるとさ、この人きっとこうやってちやほやされるのが嬉しくて来てるんだろうなあ、とか思って哀しくなってくるし、何より、そんなこと考えてる自分がなんだか嫌になってきちゃって」
「先生は何も言わないの?」
「あー。うちの部、先生は来たり来なかったりだからなあ。それに、なんだかんだいってそいつ先生とも仲いいみたいだし」
「そうなんだ」
「そっちはどう? そんな先輩いない?」
「いや、うちにはいないかな」

創作メモ 20/5/10 Sun 22:27
「結局、意見なんて持つもんじゃないんだと思ってた」
「へたに意見なんて持つから、不快になったり反発したり時には争いにもなってしまう、ただ同意だけしていた方がよっぽど、穏やかで、楽でいられるって」
「けれどね、やっぱりそれは辛かったんだ。何だか得体の知れない辛さが毎日少しずつ蓄積していくようだった。なのに、もう言葉にすることを放棄してしまっていたから、何が辛いのか、どうして辛いのかも分からない」
「だから僕は今、こんなところまで来てしまっているのかもしれない」

創作メモ 20/5/5 Tue 12:26
「悪者がいなくなればヒーローもまた必要なくなる? 大いに結構なことじゃないか。ヒーローだっていつまでもヒーローであり続けたいわけじゃない。叶うことなら今すぐにでも普通の人に戻りたいんだよ」

創作メモ 20/4/14 Tue 22:21
桂木くんと伊東さん
「ねえ伊東くん。君さあ、前に言ってくれたよね。俺ならあの人を蹴落とすぐらい簡単だろうって。そしたら、一階の部屋まで禁煙になっちゃうかもしれないよ?それでもいいの?」
「……仕方がないですね」
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かなり前に書いててメールの送信リスト内に埋もれてたもの(笑)。桂木くん何するつもりなんでしょうね(笑)。本当はもうちょっといろいろ書いてたんですがなんか違う気がしたのでとりあえずこれだけ(^^;)

創作メモ 20/4/4 Sat 9:23
運命の人
「運命の人、か。そんなようなことを思ったこともあったな」
「そうだったのか。意外だな」
「ただ、残念なことに、相手にとっての運命の人は僕じゃなかったんだ」
「それって、ちょっと悲しくないか」
「仕方ないさ」
「だって、もし本当にそうなら、相手にとってもそうじゃなきゃおかしくないか?それが運命の人ってもんだろう」
「なるほど、つまり僕の運命の人は本当は他にいるってことか」
「あるいは……、お前が気付いてないだけで本当は、て可能性だってあるんじゃないのか?」
「それはないよ。でも、ありがとう。君にそう言ってもらえただけで十分だ」

創作メモ 20/3/26 Thu 18:14
煙草の箱
「注意書きばっかりだな、それ」
「え?何が」
「その煙草の箱だよ。せっかくのデザインも台無しじゃないか」
「ああ……そうだな」
「もっとこう、例えばその注意書きもデザインの一部になるようにとか出来ないものかな」
「その結果読めなくなってしまったら意味がないだろう」
「そうだけど……売る気があるんだかないんだか分からないな」
「まあ、別に頑張って売ろうとしなくても、それこそたとえ箱に注意書きしか書かれていなくても、もはや買わざるを得ない人が一定数いるんだろうから、それでいいんだろう、きっと」
「しかし、困ったな」
「何が」
「お前がそうやって煙草を吸ってる姿は綺麗でさまになるから見ていたいと思うけど、そのせいでお前が体を壊すのは嫌だなと思って」
「いくら不健康な生活をしてても元気な人は元気だし、どれほど健康に気を使おうとも病気になる人はなるさ。それに、君だって僕のそばで煙草の煙を吸ってるんだから、おんなじだ」
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たぶん佐倉と桐島。特に後半が佐倉と桐島っぽい。なんかもう使われてない煙草の自販機が折り紙の自動販売機になってるとかいう話を聞いて、もし煙草の自販機に煙草サイズの豆本が置いてあったらときめくなーそれが煙草にちなんだ話だったり〜とか考えてたらこんな話に。会話文だけど。

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